2015年5月27日水曜日

【ヤンゴン百景 7】オフィスで明日の弁当の下ごしらえ。


皆さん、こんにちは。

わたしは最近、昼ごはんを兼ねて、
ローカル料理屋さんの発掘を楽しんでいます。
よいお店が見つかったら、またここで紹介しますね。

さて今日は、
知人の会社に用事があり、
久しぶりに訪ねたときの話です。

あるミャンマー人社員が、
突然机の下からガサゴソと、
何かをくるんだ新聞紙を取り出しました。


いったい何がくるんであるんだろうと
興味心で観察していると、
出て来たのはなんと、アスパラガスでした。

ミャンマーでは、
日本で売られている太さのアスパラ以外に、
鉛筆ほどの、細〜いアスパラも主流です。

ミャンマーのアスパラは今頃の時期が旬で、
彼女は外出時に近くの青空市場でみつけて、
たくさん購入してきたんだそうです。

「いいアスパラがあった」と、
買った本人は大満足。


で、私が驚いたのはそのあとです。

彼女は、買って来たアスパラを机の上に広げ、
同僚と一緒に、アスパラの固い部分を
ポキポキと折りはじめました。

ええええええ

仕事中に?

…それ、どうするの? とわたし。

明日の昼のお弁当に入れる、との返事。

今、準備しているの? とわたし。

明日の朝に料理するから、との返事。


いくら休憩中でも、
明日のお弁当の準備を会社でやるとは
なんともミャンマーらしい光景です。


ポキッ  ポキッ ポキッ …

しん、とした事務所で、
ひたすらアスパラを折る、二人の女の子。

その音を聞いているうちに、
何だかのどかでいいなあ、と、
少し羨ましくなりました。


ちなみになぜ折っているかというと、
「根本は固いから美味しくない」とのこと。
いくら細くても、私たちが普段食べているアスパラと同じなのね。

私も、旬の細いアスパラが食べたくなりました。
明日市場に行ってみよう!






2015年5月21日木曜日

[ショップ]HANUMAN(ハヌマーン):ヒンドゥー寺院のコーヒー豆店


店の目印はこの看板のみ。あとは装飾も何もない。

こんにちは。

昨日に続き本日も、ずっと雨が降ったりやんだり。
ヤンゴンは本格的に雨期に突入しましたよ。

今日は、散歩中に見つけた、いっぷう変わったコーヒー豆屋さんの話です。

ダウンタウンの51番ストリートにあるヒンドゥー教寺院。
寺院の角っこを間借りするような感じで、そのコーヒー豆屋さんはありました。

※ヤンゴンでは、コーヒー豆を専門に売る店は少ないです。私が知っている限りでは、ここと「スーコーヒー」
「Cafe Genius」くらい。「コーヒーサークル」でも豆のみ買えると以前ネットで読んだような気がしますが未確認。
【ヤンゴンおすすめ店】老舗コーヒー豆店「スーコーヒー」


あとで調べたら「ハヌマーン」とは、ヒンドゥー教に登場するサルの神様の名前でした。

お店にあったハヌマーンらしき絵

店の屋根にいる寺院の神様(トップ写真の看板左上)から名付けたのかな?と思ってこの絵と比べてみましたが、どうやらハヌマーンではなさそう。
なぜこの名前をつけたのか、気になるところです。(語学力がなくて聞けませんでした…)

店内入口は大通りに面したところにあるのですが、はじめて見つけたときは場所が場所だけに、なんだか入りづらくて、スルー。

でも今日は、おもいきって入店しました。
店内は3畳ほどでとても狭く、豆を挽く機械が置いてあるだけ。
メニューは豆のタイプのみ英語表記で、あとはすべてミャンマー語。

シャン州タウンジー産の豆を使用していて、ピュアコーヒー、フレンチコーヒー、ミックスコーヒーの3タイプありました。

店内。かなり年代ものの機器のようにみえます。
店の紹介チラシによると、「ミャンマーで50年の歴史を持つ」のだそうで、「本物のピュアな豆であることを保証します」とまであります。

豆を入れる袋が、これまたレトロ。わら半紙におおらかなプリントが施され、ホチキスで口を閉じています。
(いつもこれ開けるときは、ホチキス針が豆に落ちないかドキドキ…上記「スーコーヒー」のパッケージもこのタイプ。)


このゆるーい雰囲気のパッケージデザインと昔ながらのミャンマー語のみの表記、いつまでも変わらないでいてほしいなあ。

サルの神「ハヌマーン」がロゴマーク。こういう風合いがすき。

何も注文を出さずに「ピュアコーヒー」を買ってみたら、豆はとっても細かく粉状になってました。

自宅に戻って飲んでみると、やっぱり苦みが強烈…。
個人的には荒めに挽くのが好みなので、次は注文を出してみようかな。


ヒンドゥー教ってなんの知識もないし、教徒の知人もいないので、これまでは未知の近寄りがたいイメージだったけれど、このコーヒー店の存在によってなんだかちょっとだけ、親近感がわいたのでした。


(2019年7月22日 追記)
図書館で借りた本※の中に、ハヌマーンの説明を見つけました。

古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』において、猿の将軍ハヌマーンは、主人公のラーマ王子(ヴィシュヌ神の化身として人間に生まれ変わった姿)を補佐する位置づけ。ラーマ王子とその妃シータに対し、ハヌマーンは忠誠を誓う。
“ハヌマーンは孫悟空や桃太郎説話にも影響を与えている”
「インドおもしろ不思議図鑑」(松本栄一、宮本久義編/新潮社)

2015年5月19日火曜日

【ヤンゴン百景 6】ミャンマーのジュース屋さんにて。





ミャンマーのフレッシュフルーツジュースは、
とても美味しい。

しかも(日本の感覚でいうと)安い。
お店で注文しても、大抵800〜2,500チャット(約250円)以内で飲める。

ただ、すごく甘い。
それでなくても甘みたっぷりのフルーツを使っているのに、
さらにたっぷりの砂糖や練乳を加える。

だから、いつもジュースを注文するときは、
「砂糖を減らしてください」というのだけれど
なかなか旨く通じない。

通じているけど、冗談だと思われているのか、
注文を受けた人と作る人とで意志の疎通が出来ていないのか。

ナゾだ。

ある友達は、ミャンマーに来てからずっと、
とあるジュース屋さんのスタッフのおねえさんに
「こういうふうに作ってもらいたい」
というのを何度も教え込んだらしい。

それも、何年もかけて。

その結果、そのおねえさんは、
彼女の希望どおりの甘さ控えめな、
絶品ジュースを作ってくれるようになったとか。

でも、店に必ずそのおねえさんがいるとは限らず、
居ない場合、やはりうまく注文が通じず、
甘〜いジュースを飲むことになる。

んで、私がその店に連れて行ってもらったときも、
やはりおねえさんが不在で、上の顛末となった。

みたところ、彼女は結構強めに、
「甘いのは入れないで」と言っていたように感じたけど、
それでもどこ吹く風。

次は事前に、
「砂糖も練乳も絶対に入れないでください!」
と、具体的なミャンマー語フレーズを練習して
何度も念押ししてみようと思う。







2015年5月18日月曜日

【ヤンゴン喫茶店】THE PRESS OFFICE:洒落たカフェがまた増えた!


カウンターには、おいしそうなお菓子が並ぶ。

ヤンゴンにおけるカフェ激戦区のひとつ、BoYarNyunt 通り。
めまぐるしく店が入れ替わるなか、
「他とは違う」と思わせる素敵な店構えの
お洒落カフェが開店してました。

THE PRESS OFFICE CAFE

しかも、ヤンゴンで1、2を争う
人気カフェ「easy」の真向かいに!

ミャンマーのコーヒー豆の産地、
シャン州のものとのブレンドらしい。
「コーヒーサークルの豆を使っているんです」
と、マネージャーさん。

コーヒーサークルとは、
ヤンゴンでコーヒー関連機器や豆の販売をしている会社が
会社のとなりに経営してるカフェ。
コーヒー好きな人にとても人気の店です。
私がヤンゴンに来たばかりの頃は、
ミャンマーになじめなかったこともあり、
よくこのコーヒーサークルに通ってました。
(10カ月前だけどすでに遠い昔のことのよう…)

たしかに、内装の感じとか
パンやクッキー等のディスプレイが
「コーヒーサークル」に似ています。


ただ、ここには食事メニューがなく、
パンにカップケーキ、タルトなど、
おやつ(軽食)と飲み物のみ。
コーヒー(アメリカン) 2400Ks
オレンジチョコタルト 2400Ks  など。

1階がカウンター席で、2階はテーブル席。
たまの現実逃避に来たい店。


THE PRESS OFFICE CAFE
-----------------------------------------
No.31-4. Plaza 31 BoYar Nyunt Rd., 
YawMinGyi Ward, Dagon Tsp, Yangon
tel.092-6178-0491
営業:月曜定休
火〜金 8am〜8pm、土日 10am〜8pm

2015年5月12日火曜日

【ヤンゴンめし】インド系のローカルごはん「ダンバウッ」が美味しい。

ダンバウッは、ペットボトルの水とあわせて2000チャット(約200円)でした。

実は、ミャンマーのローカル食堂は
あまり得意じゃないわたし。
普段はほとんど食べません。
が。たまに、心躍るひと皿に出会うこともあります。

そのひとつが、今日のこれ。
インドのビリヤニという、
以前ネットで「インドの炊き込みご飯」
と紹介されていたのを見たことがあり、
ずっと気になっていた料理。

ミャンマー語では「ダンバウッ」といい、
どうやらヤンゴンでは、とてもメジャーな料理らしいのです。

そして今日、ダウンタウンで、
アルファベットで書かれた「ビリヤニ」
という文字を見つけたので、
昼食がてら入ってみました。


白いご飯とスパイスで炊いた黄色いご飯、
そしてカレーペーストのようなものを
重ねるように盛りつけ、一番下には、
骨付き鶏肉が埋まっていました。
味は、ドライカレーに似ている。

付け合わせには、スープと唐辛子
キャベツにチャツネのようなものも。


みためはシンプルだけど、
きっといろんな香辛料や野菜が
このひと皿につまっているんだろう、
そう想像させる香りと食感です。
これは美味しい。

もっといろんな店で食べてみたい!
ダンバウッは、そう思えた料理でした。

いま改めてWikipediaのビリヤニの項をのぞいたら、
あまりに長々とした説明があってびっくり。
そんなに有名な料理だったのか…。

インド各地域にとどまらず、
東南アジア各国で独自の進化を遂げる、
アジアで愛されている大衆食のようです。


わたしが今日行ったのは、
ダウンタウンはマハバンドゥーラ通りの
39St.あたりにあった小さな食堂。
メニューがなくて一瞬戸惑ったけど、
「ダンバウ ONE」で通じました。
とても清潔感があり、店員さんも気さくで、
安心して食べられました。

ヤンゴンレストラン情報に詳しい
ヤンゴンナウさんのレストランリストでは
「ビリヤニ」の単独カテゴリがあって、
それによると、「Kyet Shar Soon」
という有名店があるようです。

そのうちぜひ行きたいな。




2015年5月9日土曜日

【ヤンゴン百景 5】季節限定のフルーツを味わおう!


ミャンマーには、実にいろんな種類のくだものがあります。

ミャンマー語でくだものの総称は「ティッティー」で、
くだものの名前は末尾に「××テ(デ)ィー」がつくんです。

ダーペーバ(これください。)
ベーッナローン?(いくつ?)

ちなみにバナナは「ンガピョーディ」で、
パッションフルーツは「ピンメッディ」。

いざ市場で買おうとすると、この単語が出てこない。
結局「ダー(これ)」の指差しになり、
くそー、知ってるのに!と心の中で悔しがっています。


さて、5月になり、在住日本人も待ちに待ったマンゴーの季節!
ミャンマー産が食べられるのは、1年の中でも5月〜9月だけ。

いちばん人気のセインタローンも出回りはじめ、
私のFacebook上には次々にミャンマー在住の知人友人が
セインタローンを楽しむ写真を投稿しています。

また、こちらで定番のフルーツ・ドリアンも、
マンゴーとほぼ同時期に旬を迎え、
ミャンマー産が楽しめるそう。

パッションフルーツも、
6月から出荷されると聞きました。



マンゴーもドリアンも、
ヤンゴンでは1年中売られていますが、
それはタイ産。

ミャンマー産は、本当に旬のものしか並びません。

雨季は毎日のように土砂降りで気がめいりますが、
たくさん旬のフルーツを味わえるのが、本当に楽しみ!


雨季は観光にはむいていませんが、
とびきり美味しい格安マンゴーをたっぷり楽しめる贅沢は、
この時期にしかできないことです。



[関連記事]

【ヤンゴンおすすめ店】フルーツジュースが美味しい「Black Sky」

【ミャンマー】フルーツ天国で出会った、アボカドシェーク。


2015年5月6日水曜日

【ヤンゴン喫茶店】Black Sky:フルーツジュースが美味しい!

前回ブログ

【ミャンマー】フルーツ天国で出会った、アボカドシェーク。

で紹介した、アボカドのジュース。


ミャンマー人の友人に、
「美味しいアボカドジュースがある店はどこ?」
と聞いたところ、
彼女の職場のすぐ近くにあるという
喫茶店を教えてくれました。




「Black Sky」です。
なぜブルーじゃなく、あえてブラックにしたのか。
店名がとても気になるこのカフェは、
パンやお菓子のほか、ジュースのメニューも豊富。

場所はダウンタウンのマハバンドゥーラ通り。
49 Stとの交差点にあります。

そしてこれが、アボカドジュース 2,500チャット。
砂糖を減らしてとお願いするの忘れてて、
すごく甘かったけれど、おいしかった。
ねっとりした口あたりと、コクのある味。




氷は入っていないので、
注文してすぐ、冷たいうちに飲むのがおすすめ。
テイクアウト用のジュースは、
こうやってフタが密閉されてることが多いので、
街歩きのおともにもいいですね。


ちなみにブラックスカイの店内はこんな感じ。



...なんだか素敵!

ふつーのシンプルな内装なのですが、
すっきりしていて清潔感あふれるところって、
ヤンゴンのローカル店にはあんましないです。

ここはなんだか違います。

広々していてクーラーも効いてるし。
し、か、も。
この店はフリーWi-fiがある!!

すごい。
次はコーヒー飲みに来てみようかな。

【ヤンゴン喫茶店】※閉店※ Snow factory:看板メニューはふっわふわのかき氷。

(2018年追記)
Snow factoryは閉店しました。
===============


バハン地区の複合施設・パールコンドにある、
ミャンマー人で賑わうカフェ。

内装もおしゃれー
Snow factoryというその名の通り、
ふっわふわのかき氷が看板メニュー。
ガリガリした昔ながらのではなく、
台湾にあるあの、きめ細かい氷です。



外壁に貼られたメニューの写真に釣られ
ふらふら〜と店内へ。

写真は、平日の午後3時頃の風景。
オープン間もない様子の店内は、
約9割がミャンマー人のお客さん。

すごい。



・マンゴーかき氷 4500Ks(S)
・アメリカンコーヒー 1500Ks

と、結構高めのお値段設定。

ヤンゴンのカフェは何件か行ったけど
ここは内装にこだわりを感じました。
(なぜか、カウンターチェアとテーブルとの距離感がおかしい。残念)

BGMも落ち着く音でよかった。


こういう暖色系の裸電球を
照明としてオシャレに使っているお店を
ヤンゴンではよくみかけます。



肝心のかき氷は...おいしいっ。

 店のオススメのマンゴーかき氷を注文。
ココナッツ風味のきめ細い氷に、
マンゴーアイスとマンゴー果実、
そしてマンゴーソースがたっぷり。

サイズはSとLがあり、
私はSの注文でちょうどよい量でした。

器に添えられているビビッドなお花が、
アイスの単調な色合いの中で際立ち、
最後のひと口まで華やかに頂けました。



コーヒーは、薄め…

そういえば


ハワイに同名のかき氷店があります。
ミャンマーブログを書いていらっしゃる
ローカルさんという方の情報によると、
オーナーは韓国人だそうです。

たしかに、
入口には韓国人の女優さんぽい写真が
デカデカと貼られていました。
ネットで調べた限りでは、確かなことは分からず。


見た限りでは、ロゴや店のコンセプトは、
ハワイのそれとよく似ています…

ローカルさんのブログ。
この店を楽しい文章で紹介しているので
このお店が気になる方はどうぞ!

2014年8月19日付
ミャンマー・アングラLIFEブログより
「ヤンゴン最強のカキ氷が登場!」
http://blog.goo.ne.jp/yangonmrkeicy/e/5ad1ce7e1dc17fb2125ee34a2f441046



パールコンドという建物は、
下層が商業施設で、
上層がオフィスや住居になっています。

A棟、B棟、C棟...とあり、
ロッテリアや韓国料理店、雑貨店、ヘアサロンなど、
韓国系テナントが多くあるようです。

出所はともかく、とても落ち着くお店でした。
客層は、韓国人率かなり高いです。



Snow factory
Block C, Ground Floor
the Pearl Shopping Center,
Kaba Aye Pagoda Road,
Bahan Township 


【イラスト】カフェメニューを作りました

投稿:2014年6月付け
※別ブログの過去記事を少しずつ移動中です※

中国・北京市で友人が経営する
カフェのメニューを作りました。

オーナーさんの希望は、手書きのイラストと文字。

店内はフラワーショップも併設し、
植物いっぱいの和やかな空間でくつろげます。
メニュー表紙は店外の入口に吊るすので、
店内の雰囲気が伝わるように描きました。
「花と緑に囲まれ、美味しいものが楽しめますよ」
というメッセージを込めて。

《メニュー表紙》
《メニュー表紙》 ※画像はイラスト部分のみ


メニュー詳細は、オーナーさんおすすめ料理が並びます。
料理の美味しさと温かみを感じて頂けるよう、
お皿や背景は白で統一。

メニュー詳細》 


メニュー詳細》 


ご依頼ありがとうございました!

【旅】秋田県でなまはげを体感する。

投稿:2013年12月27日付け
※別ブログの記事を少しずつ移動中です※

2013年12月の3連休、人生初!東北を旅しました。
秋田県秋田市の美術館に、
画家・藤田嗣治氏の巨大絵画があると知り、
見てみたくなったのです。
せっかくなので、秋田市から車で1時間ほどの
男鹿半島にも足を伸ばしました。

秋田県の名所


羽田空港から約1時間で、秋田空港に到着。
クリスマス前の秋田市は、どんよりとした曇り空続き。
しかし予想よりは積雪も少なく、
雪の影響を受けることなく楽しめました。

ところで、東北の地理って実はよく分かっていない私。
地図をみてみましょう。

東北の真ん中を、奥羽山脈が背骨のように連なっています。
秋田県北部には、一部が世界自然遺産にもなっている
白神山地が広がり、岩手県盛岡から日本海沿いの秋田市めがけて、
秋田新幹線が東北を横断。
年末、JRで秋田のディスティネイションキャンペーン
をやっていましたが、あのポスターにあったように、
秋田県のかたちは、まるで人の横顔みたい。
私が今回訪ねた男鹿半島は、ちょうど人の鼻の部分だったんですね。
はじめて知りましたよ。


さて。
秋田市の夏の風物詩、竿燈(かんとう)まつり。
東北の有名なお祭りのひとつですよね。
ながーい竿竹に、提灯が稲穂のように並ぶ、これが竿燈。

秋田市には、冬でも竿燈を体験できる場所がありました。
その名も、

です。
実際に、この竿燈を持たせてもらえます。
持つ、というより、
手のひらに竿の底辺を乗せると言ったほうが正しい。
手のひらだけで、最長12m、最大50kgの竿燈を支え、
歩くのです。…すごいなあ。

もちろん、体験用で使うのは、そんな大きなものではなく、
竿燈の中でも一番ちいさい5kgの子ども用。
…が、ただ手のひらに乗せるだけとはいえ、
相当のバランス感覚を要します。
人によってはすぐにコツをつかんで、
「歩く」ステップに進むようですが…


訓練を重ねることにより、こんなとこに乗せられるように!


次は夏の祭の時期に来て、
竿燈が街を練り歩くところを見てみたいなあ。

秋田市の夜ご飯は、JR秋田駅近くの料理屋さん「金平」で。
ハタハタの塩焼きやタコの唐揚げ、お刺身など、
海の幸をたっぷり頂きました。
料理もお酒もすべておまかせなんてなかなかないですよね。
地元の常連さんで賑わっていました。

酒の旨さをかみしめる夫。



2軒目は、旅の下調べで目をつけていたジャズ喫茶へ。
ジャズスポット「ロンド」です。
米蔵を改装して創られた、こだわりの大人の癒し空間。
香り高いコーヒーとともに素敵な時間を過ごせました。




2日目は、朝から雪。

男鹿半島の天気は、実に移り気。
吹雪いていたと思ったら青空が広がり、
しばらくしたらどんより雲。そしてまた雪…。

男鹿半島は、なまはげの里なんです。
秋田空港に降り立ってからJR駅、秋田市内、
どこに行ってもなまはげのオブジェやキャラクターに出会いましたが、
実際になまはげの風習が残るのは、ここなんですね。

男鹿には、「なまはげ館」や「男鹿真山伝承館」といった、
なまはげ文化を知る観光スポットがあります。
なかでも「男鹿真山伝承館」は、私にとって
この旅いちばんの思い出深い場所になりました。

ここでは、なまはげの実体験ができるんです。
ひとくちになまはげといっても、
地区によってその形態はさまざま。
ここで見られるのは、真山地区のなまはげです。

伝承館は一見、藁葺き屋根の民家。
よそのお宅にあがるように玄関で靴を脱ぎ、
中に通されました。
玄関から障子一枚のところに20畳ほどの居間があり、
仏壇といろりがあります。
私たち見物客は、いろりの奥に固まって座り、
シーンと静まり返る部屋の隅で、じっとなまはげを待ちました。

これからなまはげが来るんだと、分かってはいたのですが、
実際の登場は、それはそれは恐ろしかった。
子どもが泣くのも分かります。
雨戸を閉め切った居間でしたが、なまはげはまず、
家の外から障子を叩くんです。
ドンドンドンッ… ウオーウオー…

やってきたのは、2人のなまはげでした。
「悪い子はいねが、悪い嫁はいねが」と家の中を探しまわります
(嫁もなまはげに脅される対象だったのか!)。
家の主人は、
「家には悪い子も嫁もいません、
さあどうぞご馳走を用意しましたので、食べていってください」
となまはげをもてなします。

なまはげはなかなか納得しない様子で、
主人との問答を繰り返しますが、最後には
「来年もこの家に福が来るように」と言って、
去って行きました。

私は、なまはげが想像以上に対話をし、
礼儀正しく訪問をすることに驚きました
(ただ騒いで嵐のように去ってゆくのだと思っていた…)。
なまはげが、とても神聖な存在であるのだ
ということを強く実感したのです。
一方で、素晴らしい風習なのでこれからも残してほしい、
と、外から簡単には言えない大変なものだとも感じました。



お面は、表情を変えない。人間がお面をかぶるだけで、人間じゃなくなる気がする。
お面をつうじて神様が人間の心を見透かしているようで、ドキリとする。

[ミャンマーの布]書籍「ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅」のこと。


以前勤めていた会社の先輩が、
日本から一冊の本を送ってくれました。

その名も、「ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅」。
今月発売されたばかりです。
ミャンマー、手仕事、旅…私が惹かれそうな
言葉がつまったタイトルを見ただけで、
わくわくしてしまいました。

先月、facebookで私が、
「この本読みたいけど発売日にはもうミャンマー…」
とつぶやいたところ、
速攻で「じゃあ送るわ!」と言ってくださったI先輩。
なんでもその先輩のお友達が、
この本の取材のカメラマンさんとしてミャンマーに来たそうで。
すごい偶然!言ってみるもんですw

まだ読んでいる途中ですが、
日ごろヤンゴンの市場で見かけるたくさんの民族布や
刺繍の出所や作り手の思いが書いてあり、とても興味深いです。
おもにミャンマー東部のシャン州、最北のカチン州、
ミャンマー第2の都市マンダレーで取材されていて、
「ああ、あの布はこんな場所で、こういう人たちが作ってるんだなあ」
「あの小物ってこういう使い方するもんなんだ!」
と、1ページ1ページ、写真1枚1枚に、
ひとり相づちを打っています。

ヤンゴンについても、少しですが触れられています。
ヤンゴンでお土産を買うなら必ず立ち寄るであろう市場、
「ボージョー・アウンサン・マーケット」。
ここには少数民族の小物を扱う店もたくさんあるため、
「ミャンマー各地の手仕事が集まる場所」
として紹介されていました。
ヤンゴン歴2週間ちょいの私は、
まだマーケット内の店を把握できていないため、
ありがたい情報がたくさん!
「こんな素敵な店が?」と、舞い上がっています。
マーケット内には非常にたくさんの店があり、
慣れない私は、一度行った店に次行こうとしても
たどりつけないことがしばしば…。
しかし、この本では、紹介されている店が
マーケット内のどこら辺にあるのか地図を付けてくれていて、
非常に役に立ちました。ありがとうございます!

自分がミャンマー生活をはじめたタイミングで、
こんな楽しい本が出版されたことに感謝です。
もともと手芸が好きなので、
ヤンゴンで刺繍をはじめてみようかな・・・とか。

ミャンマーというと、いまは経済的な面での報道が多いですが、
これを読めば、ミャンマーの違った一面に触れることができます
(とくに女性のみなさんは、
ミャンマー生活への楽しみを見出せるかもしれません^^)。
世界の伝統工芸に興味のある方、
刺繍が好きな方、そして、
これからミャンマー旅行/生活を検討されている方に、
ぜひおすすめしたい本です。


「ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅」

グラフィック社  春日一枝 著
2014/7/7発売 1,600円(税別)


※画像をクリックすると
Amazoneの詳細ページに飛びます


ちなみに。。。さっそくひとつ、
この本に載ってた店で購入したものです。
すごくかわいい! 色遣いすてき!

ともだちへのお土産です^^

【ヤンゴン百景4】ミャンマー語をどこで学ぶか問題

投稿:2014年7月24日付け 2015年5月6日更新
※別ブログの記事を少しずつ移動中です※

ヤンゴンに暮らす外国人は、
どこで(どうやって)ミャンマー語を勉強しているのでしょうか。

1.家庭教師をつける

2.語学教室に通う
3.大学に通う

基本的にはこの3つ。

ヤンゴンにはミャンマー語の語学教室が少ないため、
1と3の利用が圧倒的に多い印象です。
これから自分が勉強を始めるにあたり、
現地(ヤンゴン)で得た語学情報を、以下にまとめてみました。



ヤンゴン外大の入学申込書

1.家庭教師をつける


一番手軽な方法。
ヤンゴン日本人会に入会すると、
「生活便利手帳」という情報冊子が頂けるのですが、
その中に家庭教師の先生の連絡先がいくつか記載されていました。
(ただ、家庭教師の需要は大きいため、
希望の時間帯にお願いすることが難しそうです)

それか、知人友人からの紹介や口コミで先生を見つけているようです。

ヤンゴン外国語大学日本語学科の学生にお願いする手もあるとか。
なるほど…。
日本語を学ぶミャンマー人はどんどん増えているらしく、
日本語のできる先生を見つけるのは、
意外と難しくないのかもしれません。

料金: 日本人会冊子に記載のある先生の相場は

約$10/1時間半だが、各先生によって異なる。
要相談。



2.語学教室に通う


外国人がミャンマー語を学ぶ教室は、私の知っている限りでは以下の2つです。

※新たに見つかれば随時更新します。ヤンゴンにはたくさんの日本語学校があり、そこでミャンマー語も教えているケースもあるそう。情報はなかなか公には出ないので、いろんな方に聞いてまわるのがいいかも。


・Moe myanmar language center


2014年5月、ヤンゴンのダウンタウンに開校。

英語が堪能なミャンマー人の先生が丁寧に教えてくれる(らしい)。
クラスはビギナーからアドバンスまで7レベル。
料金は要問合せですが、
ウェブに掲載されていた入門クラス(2014年7月現在)
の情報を参考までに。

 入門クラス(会話&リスニング)

 料金:30万チャット(約3万円)
 日程:週3日、合計20時間 (2時間/日)
 人数:1クラス4~6名
 http://moemyanmar.com/


・高田馬場ミャンマー語教室ヤンゴン校


名称のとおり、高田馬場にあるミャンマー語教室のヤンゴン校です。

私は現在、ここに通っています。
7月に開校したばかりなので、生徒はまだ私しかいません。
教えてくれるのは日本帰りのミャンマー人の先生で、
日本語がとても流暢です。現時点では、
初級と中級のグループレッスン(最大6名)を開講予定。
入会金が5万チャット(約5000円)ですが、
2014年8月末までなら無料とのこと!
プライベートレッスンも受け付けています。
※2015年5月現在は、もう通ってません。

↓ 費用や場所など詳細はこちら

http://xn--1dkbm8d2b2649g.jp/yangon/



【2015年5月6日追記】=========

・BNGパートナーズ
 
家庭教師派遣をしている会社。
日本人の担当者の方が、丁寧に対応してくれます。
現在は、わたしもここの先生に習っています。
学習言語は、ミャンマー語と英語。

↓ 費用など詳細はこちら
http://www.bngpartners.jp/news/2014/373
====================


3.大学に通う


上記のとおりヤンゴンでは語学教室が少ないため、
留学生でなくとも大学で学ぶ方がたくさんいらっしゃいます。
ヤンゴンで外国人がミャンマー語を学べる大学は、以下の2つです。


・ヤンゴン外国語大学 Yangon University of Foreign Languages


ミャンマー語クラスは、4年制コース、2年制コース、

1年制コース、夜間コース(6ヶ月)、
夜間コース(3ヶ月)があります。
大学公式サイトがないため、
入学申込の正確な情報確認が難しい!
各コースの入学時期や申込時期などは頻繁に変更するので、
ネット上の情報を鵜呑みにするのは危険です。
私は今日実際に大学へ行き、
検討中の1年制コースと夜間コースについて聞いてきました。
あくまで参考としてその内容を以下にまとめます。
実際に申し込む際は、
ぜひご自身で大使館や大学に直接問合せてみてください。

 1年制コース

  ・12月スタート
  ・授業は午前~午後(日中)
  ・スタート後にテストを行い、
   「初級」「中級」「上級」コースにわかれる。
  ・申込:申込書類、日本の卒業校の卒業証明書コピー、
   パスポートのコピーをミャンマー駐日大使館に8月中に提出   
                         ※これ、すでにミャンマーに来ている私にとっては
                         かなり面倒くさい作業です・・また、私は申込書類を大学で頂きましたが、
                         日本で取得する場合はどうなんだろう? 
   

 夜間コース(6ヶ月、3ヶ月

  ・6ヶ月コースと3ヶ月コースがあるが、
   同時に2コース開講ではなく、
   6ヶ月と3ヶ月のコースを交互に開講
   (2014年10月は6ヶ月コースを開講予定)
  ・授業は月、水、金 17:00~19:00
  ・スタート後にテストを行い、「初級」「中級」「上級」コースに。
  ・申込:顔写真3枚、学費360US$、パスポートを持参の上、
   ミャンマー語クラス事務室へ。
    ※卒業証明書コピー等の添付は必要ないそう。

ヤンゴン外大、フェイスブックのページありました。

とくに有益な情報はないようですが...
https://www.facebook.com/UFLYangon



 ・ヤンゴン大学

 詳細不明です。
 ヤンゴン大学に外国人向けのミャンマー語クラスができたのは、
 ここ最近の事のようです。近いうちに直接行ってみようと思います。


***

本気でミャンマー語を身につけたい方は、
上記を併用して(大学行きながら家庭教師をつける、など)
頑張っているそうです。

今日ヤンゴン外国語大学を見学し、

実際にこの大学に通っている日本人の方々に
いろいろ話を聞くことができ、とても勉強になりました
(大学のことは別途まとめたいと思います)。
百聞は一見に如かず。
また、一生懸命頑張っている様子から、
良い刺激をたくさんもらえました!


【ヤンゴン百景 3】小学生の制服が可愛い!

投稿:2014年7月18日付け
※別ブログの記事を少しずつ移動中です※



ミャンマーの地に降り立ってまず目にする
「ミャンマーらしいもの」、それは「ロンジー」。
空港の到着出口を抜け、行き交うロンジー姿の人々を見た時、
「私はミャンマーに来たんだなあ」という実感がわきました。

ロンジーとは

ミャンマー伝統の巻きスカート。
素材は綿や麻、絹などさまざまで、柄も多種多様。
男女ともに着用しますが、巻き方が異なります。
ヤンゴンでは洋服姿の人も珍しくないですが、
やはりロンジーの着用率のほうが高い気がします。
※もちろん、エリアによっては洋服のほうが多いところもありますが。


小学生の制服ロンジー

そんなヤンゴンの街で、私がいちばん惹かれた
ロンジー・ファッションが、子供の制服でした。
緑色のロンジーに白いシャツを合わせる、
フレッシュさと清潔感にあふれたコーディネート! 
実に「生徒」らしい制服で、個人的にとても気に入っています。

下のイラストに描いたように、
女の子はブラウス+ロンジー、
男の子は開襟シャツ+ロンジー(または長ズボン)
が基本形のようです。
しかし、バリエーションは様々で、
ある小学校から出てくる生徒は、ほぼ全員、
女の子はセーラー服のような襟が付いていて、
男の子は(ゆるゆるでしたが)ネクタイをしていました。
ブラウスやシャツに、校章のワッペンがついている子もいますし、
短いスカートを穿いた子もいます。
学校ごとに決まりがあるのか、
それとも完全に個人の自由なのかは今のところ分からず。
どんな制服でも、色だけは、緑と白に統一されています。

街中を歩いていると、この制服は本当に目立つんです。
制服を着ていると、どんなに小さい子供も、とても凛々しく見えます。




ただ、これが高学年(中学生や高校生も)になると、
一気に制服の着こなしが統一されているように思います。
これまで目にした限りでは、男の子も全員ロンジーを穿いていました。
女の子のバッグは、リュックからショルダーバック+プラスチックかご
を持つ子が増え、小物使いでおしゃれを楽しんでいるようです。


街中を歩く、女子学生

また、大学によってはロンジーが制服として
決められているところもあるそうです。
私が先日行ったヤンゴン外国語大学でも、
全員ロンジーを着用していました。
(ただし、色や柄は思い思いのものを着ていました。)
大学生のロンジー姿は、品があってとっても素敵。

普段着からフォーマル、制服まで幅広く使えるロンジー。
子供の頃から日常的に国伝統の服を着こなしている
ミャンマーの人たちが、なんだか羨ましいです。

もしロンジー着るなら、私は一度でいいから、
緑の制服バージョンを着てみたいなあ・・・。


これが、一般的なロンジー姿。
上下で柄をあわせて着ることもしばしば。

《おまけ》
「手を洗いましょう」キャンペーンのテレビCMより。
このキャラクター、たぶん石鹸なのですが、
ちゃんとロンジーを着てるんですw

【買い物】ヤンゴンで買える日本食材リスト〜野菜、調味料編

投稿:2014年7月18日付け
※別ブログの記事を少しずつ移動中です※

ヤンゴンには和食、中華、イタリアンなど、

おいしいお店がたくさんあります。
(日本と同レベルに感じるかは人による)
ミャンマー料理が合わなくても、
ふだんの外食に困ることはなさそうです。

しかし!


主婦としてヤンゴンに来た私の任務は、

“おいしい家ごはんを作ること”。
これまで苦手としてきた和食のレパートリーを増やすべく、
ネットでレシピを検索する毎日です。

最近では、

日本食材を取扱うスーパー「Promart」が開店し、
日本人にとっての買い物は格段に便利になりました。
私は普段、輸入食材を豊富に扱う「City mart」
「Market Place」に行きますが、
「Promart」のほうが日本食材はたくさんあります。

また、日本人の方が運営されている

有機肥料農産物のお店Green hill」では、
春菊や日本大根、水菜、ごぼうなど、
ここでしか手に入らないお野菜がいろいろ揃います。
こだわりの卵は生のまま食べられるそうで、
うちでも早速愛食させてもらっています!
収穫状況で置いているお野菜が変わるため、
行くたびに新たな発見があって、楽しいですよ。
フェイスブックで随時商品情報をアップしてくれるので、
とても便利です。


「ProMart Supermarket 」

add: No.79, Kabar Aye Pagoda Road, Bahan Township, Yangon.
open: 6:30~ 21:30

「City mart」
http://citymart.com.mm/location/

「Green hill」

add: Building352, Room No.4, Bagansin Housing, No.1 Industrial Road, Yankin T/S, Yangon
open: 9:00~18:00
https://www.facebook.com/pages/Organic-Green-hill/307037312742701


団地の一階にこぢんまりと店を構えるGreen Hill。
はじめて行ったときは、かなり迷いました。

さて。
上記で紹介した3店舗で手に入る、
日本食に使う主な食材をリストアップしてみました。
書き出してみるとけっこう充実しています。
実はなんでも作れてしまうのかも!?

※2014年7月27日現在 (随時更新します!)

※私個人の調べです。
※ヤンゴンのスーパーでは、常に同じものが手に入るとは限りません。



《野菜》

根菜類は定番物はほぼ揃うが、葉物が少ない印象。
ご当地の葉物はたくさんあるので、
少しずつチャレンジしていきたいです。

・たまねぎ 

・にんじん
・じゃがいも 
・長芋
・きゃべつ 
・レタス 
・大根 
・しめじ 
・エリンギ 
・アスパラ
・ブロッコリー
・カリフラワー
・セロリ
・ピーマン
・とうもろこし
・いんげん豆
・さやえんどう
・オクラ
・茄子
・とうがん
・まこもだけ
・しょうが 
・にんにく 
・白菜 
・かぼちゃ 
・にら
・小葱
・長葱
・もやし 
・トマト 
・れんこん 
・ごぼう

・豆腐 

・納豆 (冷凍)

《2015年5月6日追記》
・ほうれん草(プロマート)
・水菜(グリーンヒル、プロマート)
・ズッキーニ
・しいたけ(プロマート)
・パプリカ
・きゅうり


《調味料類》

「Promart」で大抵の調味料は揃うようです。
ただし業務用サイズなのでどれも大きい…。

 ・昆布
 ・かつおぶし
 ・ほんだし
 ・昆布だし
 ・干ししいたけ
 ・白ゴマ
 
 ・煮干し
 ・干しエビ
 ・あげ玉

 ・マヨネーズ
 ・ケチャップ
 ・片栗粉
 ・みそ

 ・ごま油
 ・みりん
 ・酢
 ・しょうゆ
 ・めんつゆ
 ・白だし


あったらいいなあ、と思う食材。

どこかで見つけられるかな?

 ・ほうれんそう →プロマートにあり!(2015年5月6日追記)
 ・シソ(大葉)
 ・生しいたけ →プロマートにあり!(2015年5月6日追記)
 ・料理酒 (中国の料理酒はCitymartにもあり)



<番外編>市場について


庶民の台所、市場。

日本人の方でも「スーパーより新鮮だから」と、
野菜は市場で買う方もいます。
私は近所に市場がないため、まだ利用したことはありません。

朝の市場は憧れです。

土日も早朝からやってるかな?


【買い物】ヤンゴンのスーパーマーケット事情2014

投稿:2014年9月8日付け
※別ブログの記事を少しずつ移動中です※

ヤンゴンでは、
街中にたくさんある市場や露店が
市民の主要な買い物の場所です。

食品は市場のほうが新鮮だから
毎朝市場に行くという人も珍しくない街。

ですが私の場合、
ヤンゴンでの買い物はほぼスーパーマーケット。

2日に1回はスーパーに行きます。
日本やタイからの買い出しの量をなるだけ減らすためにも、
日用品のお気に入りを探すのが
ヤンゴン生活の楽しみのひとつです。

ということで今回は、
ヤンゴンのスーパーを巡ってみて
感じたことを書こうと思います。


ヤンゴンの主要スーパー

大型スーパーは、以下の6店。

マーケットプレイス(Market Place)
シティマート(City Mart)
オーシャン(Ocean Super Center)
キャピタル(Capital)
スターマート(Star Mart)
オレンジ(Orange Super Market)
プロマート(Pro Mart)

など。

オーシャンでの買い物日記はこちら。


いちばんの高級志向はMarket Place」。
ミャンマー人買い物客も、
明らかに裕福そうな感じです。

個人的評価ですが、Orange Super Market
が、いちばん庶民派な印象を受けました。

Pro Mart」は、韓国食品&日用品、
日本食品に特化した店なので、
他の店とは少し趣が異なります。

Market Place」と「Ocean 」は、
City Mart」と同グループの経営ですが
それぞれターゲットが違うので、
じっくり品揃えチェックしたら面白そう。

マーケットプレイス


主要スーパーは中流階級向け?


ヤンゴンの主要スーパーはどれも、
中流階級以上の人向けな印象です。
庶民御用達!ってスーパーを見たことがありません。

例えば中国・北京では、「華普」や「京客龍」など
大陸を感じる食品や日用品であふれる庶民のスーパーが存在し、
外資系の「カルフール」や「ウォルマート」などにも、
中国みやげとして使えそうな商品が
たくさんあったのです。

しかし、
ヤンゴンのスーパーの商品は
利用客に外国人が多いからか、
輸入モノだらけ。

※というより、
そもそもミャンマー国内では日用品などの生産を
あまりしていないようです。
輸入しないと、ないんですね。モノが。
2015年5月6日 追記


自宅からいちばん近い「Market Placeで言えば
8割方が輸入モノで、
生鮮食品やミャンマー料理に使う食材、
乾物、お米以外はほぼ外国からの商品だと思います。

衛生用品等もパッケージを見れば
中国語やタイ語表記がずらり。
なかにはミャンマー語や
英語表記がない商品もあり、
「どうやって中身を知ればいいの?」
と不思議に思います。
ミャンマー人だって解読不能なのでは…。

タイやシンガポール、
マレーシアに生活経験のある人なら、
商品選びがとてもラクだろうなあ、と感じるくらい、
その方面からのモノが多いです。

ちなみに中国製品もたくさんあるので、
中国生活経験のある私には、その点は選びやすい。
(中国で使っていた調味料をミャンマーで再び愛用できる!)



ということで、

スーパーマーケットでは
ミャンマー人が愛食している食品
(モヒンガーやラペットウッなど)は手に入っても、
ミャンマー人が愛用している他国にはない日用品を
探すのは難しいかもしれません。

(市場や商店にならあるのだと思います)



余談:その他スーパーのこと。

Sein Gay Harという建物の1階にある
スカイマート(Sky Mart)は、
ローカル色が強かったです。
初めて見るモノもたくさんあって、
面白かった!

スカイマートが入るSein Gay Har



Sky Mart 
Ground floor, SEIN GAY HAR  SUPER CENTRE 
No.44, Pyay Road , Dagon Township, Yangon, Myanmar.



【2014年9月10日 追記】

ローカル色No.1のスーパー、更新!
ヤンゴンの中心、ダウンタウンの
ボージョー・アウンサン通りにある、
ルビーマート(Ruby Mart)。

1階の食品売り場は、
ミャンマー食材が豊富でした。

ヤンゴンの中心部で
観光でも必ず訪れるエリアにあるので
ぜひ覗いてみて下さい。


Ruby Mart
294/304, Corner of Pansodan & Bogyoke St,
 Kyauktada Township, Yangon