2015年3月31日火曜日

ハノイ週末女ひとり旅⑥ 〜旅の予習 編

ベトナムを旅する前に、
旅の予習のために読んだ本を
紹介します!

古い本が多いのは、
ほとんど図書室で借りてるから…


ベトナム戦争の記事と、
詳しい歴史解説がよかった
TRANSIT (トランジット)23号
美しき水と密林の奥 ベトナム・カンボジア・ラオス

1年近く前に買った雑誌で
ベトナム特集してたのを
思い出して引っ張りだした。

とても美しいグラビアも良いけれど
歴史や文化、代表人物などを
詳しく書いてくれているのが
旅の知識として勉強になった。



ベトナムという国を
ゆるく、楽しく知れた本
ベトナムぐるぐる。
角川文庫

10年くらい前のベトナム旅行の
イラストエッセイ。
k.m.pさんの旅行本は、
イラストがとても可愛く
ぎっしり描き込まれていて
読み応えのあるものが多くて好き。
あっという間に読破してしまう。

なんだか、私まで一緒に
ベトナムをぐるぐるしたような
感覚になった。
いろんなタイプのベトナム人がいて
日本人はよくだまされる。
ベトナムって、気が抜けないとこなんだな〜 
ということを、教えてくれた一冊です。



雑貨への夢と期待が膨らんだ本
ベトナムで見つけた 
かわいい・おいしい・安い!
祥伝社黄金文庫

イラストレーターの杉浦さんと
お友達の雑貨店経営ひろみさんが、
ベトナムを縦断しながら
魅力的なベトナム雑貨を
仕入れる旅の記録エッセイ。

この本では各雑貨の
価格まで書いてくれていて、
ほんとにそんな値段で買えるの??
ってくらい安くて、びっくりした。

ただ、この本が書かれたのも
10年以上前。
現在とは物価も異なる故、
当然私が同じものを買おうとしても
同じ価格では買えなかったのでした。



男性目線でベトナムを見た気分
ハノイの純情、サイゴンの夢
講談社文庫

サイゴンで日本語教師をしていた神田さんが
現地の文化や慣習にどっぷり浸かりながら
仕事やプライベートで
ベトナム人とまっすぐに向き合う中で
体験したことや感じたことを書いてます。

女性を買った話なども赤裸裸に告白していて
ああ、日本人男性って
ベトナムでこういうことをしているのねえ
と、改めて思ったのでした。



ベトナム人に勝ちたい著者と
故 鴨志田氏の取材旅行記
ベトナム怪人紀行
角川文庫

西原理恵子さんのイラストが
このタイトルへの抵抗感を
ぐっと下げてくれてる気がする。

ベトナム各地で出会った
怪人(ベトナム人)とベトナムパワーに、
コテンパンにされる話。

だいぶ下品な描写もありますが
私の知らないベトナムの
ディープな世界を覗き見できた気がして
面白かったです。

ハノイ週末女ひとり旅⑦ 〜旅のお供にベトナムスケッチ地図 へ

【ヤンゴンめし】Ke Co Hot Pot:本格台湾火鍋


今日は、ヤンゴンではじめて
中華式の火鍋を食べる機会があった。
カルチャーバレーという複合施設内
駐車場裏手のほうにある
台湾火鍋「Ke Co Hot Pot」

とっても美味しかったので、オススメです。
スープ(锅底)はあっさりめ(清淡)か辛め(辣)で選べ、
写真は一つの鍋で2種類同時に楽しめる(鴛鴦)。
それほど広くない店だけれど
ゆったりとしたテーブル席で、
個室もあるみたい。
愛想のよい店員さんが
ちゃかちゃか接客してくれる。
中国語が飛び交っていたので、
中国人のお客さんも多そうです。

店は別の場所から移転して来たばかりで
店内はとっても綺麗。
モダンでオシャレな火鍋屋さんという感じ。

私は台湾式火鍋を食べたことはないけれど、
大陸(中国)で食べてたものとも、
ほぼ同じだった。

あえて違いを挙げるなら、
中国のものに比べると、
しびれる辛さ(麻辣)がない。
(でも、この店がないってだけなのかも)


具材がよりどりみどり。
基本の火鍋具材は、ぜ〜んぶ揃ってた。
(メニューは緬語表記だけれど、
言えば英語メニューも出てきます)
ぐつぐつ…
私が中国火鍋で必ず食べるのは、
・緑豆粉皮(薄平たい春雨)
・腐竹(ゆばを太くした感じのもの)
・冬瓜(とうがん)
の3つ。
どれも中国料理では必須の食材です。

ミャンマーでも冬瓜て買えるのかあ。
大根よりも繊維質が少なくて
つるんっとした食感とのどごしが好き。

腐竹と粉皮も、食感が好き。

たっぷりとスープを吸った腐竹と冬瓜は、
やはり安定した美味しさだった。
残念だったのは、粉皮。
薄いのに、食感が固め。
もう少し煮込めば、
もっとモチモチになったかな?

この店のよいところは、
鍋のタレが実に豊富なこと。
ごま、黒酢、ごま油、にんにく、
パクチー、唐辛子、ピーナツ等等、
好みのタレを自由に作れるコーナーがあった。
もちろん、定番の海鮮たれもある。

たれコーナー

今晩ともに鍋を囲んだのは、
ヤンゴンで独立し日々奮闘されているNさんと、
もうすぐ再出発するKさんの、女性3人。

乾杯はミャンマービールで始まり、
フレッシュフルーツジュースの流れ。

私は普段、女性複数で出かける機会は
ほとんどないのだけれど、
やっぱり女性だけでのご飯は楽しいと思った。

二人は別の火鍋屋さんも体験済みで、
「ほかにも中華式のおいしい店がある」とか。
ヤンゴンでもこんなに火鍋が人気だなんて。

これ、開拓のしがいがありそう〜。

==============
Ke Co Hot Pot
Myanmar Culture Valley, U Wizara Rd., 
Dagon Tsp, Yangon
TEL 09-450057922, 09-250912500

2015年3月30日月曜日

【旅】中国・北京④ ザ・北京な観光スポットとごはん。

※過去ブログの記事を少しずつ移動中です※
朝の南鑼鼓巷。
2014年4月21日(月) 晴れ

北京の青空、やっと見られた!
昨日までの北京と同じ場所とは
思えないほど爽やかな朝でした。

最終日のこの日は、
16:00台の便で北京を発つので
お昼いっぱいのんびり散策。

8:00
ホテルを出て
地安門大街を后海方面へてくてく…
朝食の食べられる店を探します。

地安門大街。
店先の看板に「豆腐脳」
と書かれた店を発見したので
そこで朝ご飯を食べました。

北京の朝ごはんの定番には、
味のない揚げパンのような
「油条」と豆乳、
小さい肉まんのような「包子」
などがあります。

そんな中、私がとくに好きなのが、
留学時代に学校の食堂でよく食べた、
「豆腐脳」です。

漢字で書くとちょっと
躊躇しちゃう料理名ですが、
ゆるーい絹ごし豆腐に、
黒酢風味のあんがかかっていて、
おいしい。

東京にも、
たくさん中華料理店はありますが
「豆腐脳」は見たことないなあ。
(作ろうと思えば、
 自分で作れるのかも?)

これが豆腐脳だ!

8:30
景山公園を目指し、てくてく..
地安門大街をずっと南へ歩けば
景山公園に着きます。

徒歩20分くらいでしょうか。
故宮を一望できるこの場所が好き。

景山公園は、
北京屈指の観光スポットで、
故宮のすぐ北に位置します。

風水学的にみて、
北方から故宮の中に邪気が
入ってくるのを守るため、
小高い丘を作ったのが
最初だそうです。

いま、その丘の頂上から見えるのは
壮大な世界遺産・故宮と、
昔ながらの北京の街並み、
そして高層ビル群です。

北京の街は、故宮を中心に、
道路が碁盤の目状に走っています。

北を向けば、古より時を知らせる鼓楼
南を向けば、故宮やモダンな国立大劇場
西を向けば、北海公園
東を向けば、高層ビル群

と、ここから北京のさまざまな表情を
360°ぐるりと見渡すことができます。

朝のみずみずしい空気の中散歩
に来るのもいいし、
夕焼けの時間帯も素敵です。

冬に雪が降ったときなんて、
真っ白になった故宮を見下ろすと
とても美しいんです。


北に伸びるは、さきほど通ってきた地安門大街と鼓楼。

留学時代、北海公園の敷地内で、
日本語を教えていた時期があります。
南鑼鼓巷の宿舎からは、
自転車で通っていたのですが、
そのルートがちょうど、
地安門大街→景山公園→故宮→北海公園で、
今日歩いた道と同じでした。

週1回、
真冬の寒さの中を観光気分で
自転車をこいでいたあの頃が懐かしい。


10:00
景山公園からバスに乗り、
交道口大街まで戻ってきた。

国子監の緑がまぶしい〜



国子監街には、
ショップやカフェなどが点在し、
散歩するには楽しいとこなのですが
やはりどこも昼近くにならないと
開かないみたいです。

この通り沿いにある
国子監」は、
元、明、清朝の教育機関。
科挙の試験会場でもありました。
敷地内には、科挙合格者の
名前を刻んだ石碑も。

ここには儒教の始祖・孔子を祀る
「孔廟」があるため、
学生さんが多く訪れています。



10:30
国子監から、さらに東へ歩くと
チベット仏教寺院雍和宮
があります。

立ち寄ってみると、
ここも緑がまぶしー。



人気観光地なので、
この日もたくさんの外国人で
あふれかえっていました。

ありがたい仏様の部屋は
写真撮影等が禁止になのですが
お構いなしに写真を撮る人が
絶えません。

部屋で監視している僧侶の方が
「No photo!」と繰り返し
注意してまわっています。

どうか僧侶の方の1日が
「No photo!」と叫ぶことで
終ることのないよう
マナーを守ってほしいです。




11:00
タクシーで南鑼鼓巷に戻る。
最後の昼食は、
四川料理店「兄弟」で。

この店も留学先から近かったので、
よく通いました。
24時間営業で価格も手頃。
どれを食べても美味しいです。

店はいつも繁盛しているせいか
時が経つにつれ、店の様子も
どんどん変化しています。

2005年当時はとても質素な
ふつうの店だったのが、
いつの間にか豪華なシャンデリア
をぶらさげ、中途半端に
高級感を演出していました。

価格は微妙にあがりましたが
許容範囲です。


写真を見ただけでもヨダレが…
ここのタンタン麺は、
シビレる辛さが半端なく
いつも涙目で食べていました。

留学時代は、
タンタン麺のミニサイズを
夜食がわりに食べたものです。
日本に帰国した今でも、
ずっと忘れられない味。

久しぶりに食べられて感激!
(ちょっとシビレ具合に
 パンチがなくなったかも?)

混雑する時間は相席になりますが
一人でも気軽に行ける店です。

ぜひ行ってみてください!


巴渝兄弟川菜 (四川料理)

http://www.dianping.com/shop/514131


12:00
ホテルをチェックアウトし、
スーツケースを引きずりながら
王府井行きのバスに乗る。

王府井書店でHSKの問題集を購入。


13:00
シュウさん夫婦が空港まで送ってくれ
無事帰路につきました。
北京再見!

【旅】中国・北京③ 工場跡の芸術区に、昔ながらのジャズバー


※過去ブログの記事を少しずつ移動中です※
2014年4月20日(日) 曇り

11:00
昨日履いたヒールの影響で、
足がひどく痛い。マメが…。
南鑼鼓巷の店で
ペキンの布靴を買いました。

12:00
たくさんのギャラリーが集まる
「798芸術区」を散歩。

ギャラリー以上に、
ショップの数が増えてた印象です。
「東京画廊」は変わらずよかった。


東京画廊 BTAP
http://www.tokyo-gallery.com

東京画廊のスペース。



13:00
お昼ごはんは、
798の中にある「at Cafe」で。
元同僚のアンドリューさんと。
ここも居心地よくて大好きです。

at Cafe(愛特珈琲)
http://www.dianping.com/shop/507574   



16:00
国貿にある長島SPAで
全身按摩を受けました。
価格は決して安くはありませんが
雰囲気よし、技術よしで
昔、時々通ってました。

はじめて男性のマッサージ師さん。
中国では、女性への施術は男性、
男性への施術は女性、
っていうのはごくごく普通
のことなのですが、
うーん...

やはり私は女性がいいかな。
ヘンに気をもんじゃうので。

でも、担当の方、
とても上手だったと思います。

長島SPA (光華路店)
http://www.dianping.com/shop/2440519


18:00

北京の宮崎県人会に参加。
北京に暮らす宮崎出身者が
月1で集い、宮崎弁で語り、
ほのぼのした時間を過ごせた。

幹事のH氏が予約してくれた店は、
みんな大好き「小王府」!

美味しくて定番の北京料理は
ほぼこの店にそろっている
と言っても過言ではありません。
エビ炒飯、何回食べてもおいしい!

出身が同じ県というだけで
初対面の方とでも話が弾むのは
本当にうれしい!

北京にはたくさんの県人会、
同窓会がありますので
これから北京ライフを始める方は
ぜひネットで検索してみて下さい。


北京宮崎県人会公式ブログ
「北京で集まろ!宮崎県人」
http://d.hatena.ne.jp/miyazakibeijing/

小王府 光華路店(北京料理店)
http://www.dianping.com/shop/510028


22:00
県人会の皆と別れ、夜の后海へ。
大好きなバーがあるのです。

今回の北京旅では
昔好きだった場所を再訪してますが
その中でいちばん
「やっぱここ最高!」
と感じ店かもしれません。
街がどんどん様変わりしていくなか、
以前からの良さは全く変わらず
我が道を行く感じが好きです。

シュウさんに話したら、
「私もそこ好き!」と乗ってくれ
一緒に行ってくれました。


夜の后海。対岸にはバーやクラブのネオンが輝いています



こちらがそのジャズバー「東岸」。
バーが立ち並び、ネオンで彩られる后海の西岸に対し、
こちら東岸は店も少なく比較的静か。

北京のナイトスポットでは、
生演奏をしているお店が
かなりたくさんあるのですが
正直、大半が「うるさい」
としか思えないような音楽です。
(好みもあると思います)

だから、バーに行くときは
生演奏のないところを
わざわざ選んでいたくらい。

しかし、
この店は実に居心地よくお酒を楽しみながら
よい音楽が聴ける場所と思います。
階段をのぼって2階へ…
店内入口より。
シュウさんは仕事を早めに切り上げ
ステージの真ん前の席を
ゲットしてくれました。

ああ、うれしいな。

知識はまったくないですが、
リズムで楽しめるジャズは大好きです。
普段着で、かしこまらずに
自由に楽しめる音楽。

ピアノのお兄さんの楽譜がipadで、時代を感じました
この日の演奏は、
ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ。
真ん中の中国人(?)の方、
キャップかぶってベース演奏。
いい〜。好き。

ピアノとドラムスのお兄さんも、
心から演奏を楽しんでいるようで
見ていて本当に心地よかった!

お客さんも、ステージの
目の前に座りながら
ケータイやipadいじってるし
いちゃいちゃしているし
ほんと自由〜。
もちろん、じっと演奏に
耳を傾けている人も
たくさんいました。


外国人演奏者ふたりは
たぶん北京在住者だと思いますが
曲紹介やMCも
英語ではなく中国語で。

演奏者とお客さんとの
距離の近さを感じました。

この「東岸」は、
私が北京留学で来た2005年当初
すでにあったので、
長く地元で愛されている店
なのでしょう。

写真ではわかりにくいですが
ステージの後方も実は窓ガラスで
外の夜景が見えます。

いい音楽と后海の夜景を
一緒に楽しめるなんて、
本当〜に贅沢。





しかも、この店チャージ等がなし。
自分の注文したお酒代だけで
こんなに楽しめるのです。

そしてそして、
ココで演奏するジャズマンには
イズミさんという、
日本人ドラマーの方がいます。

2014年4月現在のリストでは
毎週土曜に演奏しているそう。

私の初「東岸」体験は、
イズミさんの演奏でした。

ネットを検索してみると、
たくさんの方が紹介してます。
演奏は夜10時頃から。
北京で夜を過ごす時間がある方に
ぜひおすすめしたいバーです。


東岸爵士吧 (ジャズバー)
http://www.dianping.com/shop/2123323

ライブにうっとり夢心地…

 中国・北京④ へ続く

【旅】中国・北京② 中国式の手作り結婚式に参加


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2014年4月19日(土)雨のち曇り

9:00
ホテルに併設のスタバで朝食。
この時間は南鑼鼓巷も静かです。


明朝風の家具で、中国テイストのスターバックスコーヒー。

11:30
友人の結婚式会場へ。
会場は、細い路地の奥に佇む
オシャレなベトナム料理店。



昔の同僚達が何年かぶりに大集合した!
今も現役で活躍している人、
新たな会社で頑張っている人、
会えてよかった。

笑いの絶えない
あったかい式でした。

おしあわせに♥

結婚式の会場だったベトナム料理店

こちらは二次会会場の「彩珈琲」
新郎新婦の干支のお酒。


苏苏 Susu  (ベトナム料理店)
http://www.dianping.com/shop/5138355

彩珈琲 (カフェ)
http://www.dianping.com/shop/3513652




17:30

友人Yちゃんと、
三里屯の雲南料理「中8楼」
で6時に待ち合わせ。

二次会会場の鼓楼西大街から
タクシーに乗り込みました。

すごい渋滞で全然前に進まない…
いつもは車で15分で着く道が、
1時間以上かかった。

渋滞の原因。
私がタクシーで向かっていた頃
ここ三里屯の工人体育場では、
中国のサッカーチーム「国安」
日本のサンフレッチェ広島
の試合が始まろうとしていたようで。

三里屯エリアは、
「国安」の緑のユニフォームが
横断歩道まで溢れ出ていました。

Yちゃん、
1時間も待たせて…本当にごめんね。



中8楼 (雲南料理店)
http://www.chainavi.cn/beijing/user.html?sid=15679322


雲南料理店のチャーハン。盛りつけが斬新…

ところで、
この日の北京はとても寒かった!

Yちゃんとごはんを食べたあと、
あまりの寒さでユニクロへ行き
防寒具を探し求めました。
(披露宴用のワンピースそのままで
 薄着だったから….)

しかし、4月下旬のためか
フリースなどあるはずもなく
何もゲットできず。

結局寒さに負けてしまい、
Yちゃんとは別れ、
ホテルへと逃げ帰ったのであります。

この後ホテル近くの洋服屋さんで、上着をお買い上げ。

 中国・北京③ に続く

【旅】中国・北京① 愛すべき鈴木食堂と、鼎泰豊の杏仁豆腐かき氷


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2014年4月18日(金)〜21日(月)
2日目。慣れないヒールを履き、両足に絆創膏。
耐えきれずにペキン布靴を購入…


1年半ぶりに、中国・ペキンへ。
ペキンは、私が2005年から
約6年間を過ごした、
思い出深い大好きな都市です。

今回のいちばんの目的は、
ペキン時代の会社の先輩の
結婚式に参加すること。
残りの時間で、
ペキンの友達に久しぶりに再会し
自分が好きだった場所をめぐりました。


4月18日(金)曇り


北京国際空港に降り立ち、
外の景色を見て愕然とする。
かすんでいる…

空気が汚れを実感。
以前住んでいた頃は
なんとも思わなかったのにね。

昔の同僚・シュウさんが、
空港まで友人ホワン君と
迎えに来てくれた。
初対面だったにも関わらず、
自分の車で空港まで来てくれたうえ、
私の中国携帯の
充電までしてくれたホワン君。
ありがとうございます。


車中で念のため予約したホテルに連絡。

私の予約がないと言われ、大慌て。
一時はどうなることかと思ったけれど、
事なきを得る。よかった。

前回ペキンに来たときも、

同じようなことでホテルともめたなあ。
お決まりの洗礼です。

郊外にある北京国際空港から、
四環路、三環路、
と北京中心部に近づくにつれ、
私は北京にいるんだなあ!
と、ワクワクしてきた。


14:00

今回宿泊したのは、
北京市東城区の南鑼鼓巷エリア。
私はここに2年半ほど住んだいたことがあり
その期間で留学〜失恋〜就職などと
人生の浮き沈みをいっぱい経験したので
個人的に思い出のつまった場所です。
(イタタ…)

まずは、遅めの昼食。
南鑼鼓巷の小菊胡同
という細い路地に、
シュウさんのお店があるので、
そこでカレーを食べました。



シュウさんのお店は、
日本人の鈴木さんとともに
日本の家庭料理を提供している
可愛らしい食堂。
赤いうさぎの看板が目印です。

鈴木食堂 小菊儿胡同店
http://www.chainavi.cn/beijing/user.html?sid=8942078


お腹いっぱいになり、まずは、
明日の結婚式に使うBGMを
シュウさんとともに
探すことにしました。

場所を変え、
「鈴木食堂」の3号店に
歩いて向かいます。
南鑼鼓巷を北へ進み、
鼓楼東大街に突きあたると、
鼓楼東大街を東へ進み、
交道口の交差点を直進、てくてくてく…


16:00

地下鉄「北新橋」駅の裏手のほうに、

ひっそりと3号店はありました。
(1人で来てたら迷ってたかも。)

こちらのお店は、
小菊胡同店の3倍はある広さ。
天井が高く、採光が工夫されてます。

店内はシュウさん夫婦の
趣味の良さが存分に発揮された家具小物が、
センスよく飾られています。
とっても落ち着く、
居心地の良い空間。

提供メニューはこちらも同じ。
日本人のお客さんも多いです。

シュウさんは、ウサギがだいすき。
お店のモチーフもウサギだし、
店内には至るところに
ウサギがいます。

日本をはじめ世界各国を旅した時に
買い集めているという
個性豊かなウサギさんたちが、
お客さんを歓迎してくれます。




お店のはじっこで、ネット検索によるBGM探し。
なんとか10曲ほどの候補をゲットしました。


17:30

シュウさんと別れ、
地下鉄で大望路へ。
久しぶりに乗った地下鉄、
路線を忘れていました。
逆方向に乗っちゃうとこだった…



18:15

元同僚のジンフイと、
デパート「新光天地」の
レストラン街にある
「鼎泰豊 ディンタイフォン」
で再会。

北京に住んでいた頃は、
アテンドではもちろん、
個人的にもよく通ったお店。
中華が口にあわない人にも
安心して薦められる台湾料理。
小龍包がとっても有名で、
本店は台湾・台北。

私のお目当ては、
杏仁豆腐のかき氷です。
細かい氷のうえに、
杏仁豆腐と練乳がたっぷり。
杏仁豆腐のもちもち感がたまらない。

「鼎泰豊」に来たら、必ず食べます。
(特に夜は)席についたと同時に
注文しておかないと、デザートだから
といって後から注文しようとすると

「もうありません」
と言われることがあります。
だから今回も、
はじめに注文したのですが、

「ありません」
と言われてしまいました…!
聞くと、
今は材料がないので作れないが、
もし材料が届けば出せるとのこと。
「じゃあ、もし作れるようになったら教えて」
とお願いして、
結局食べることができました。

杏仁豆腐かき氷。写真からもぷるぷる感が伝わる…

日本にも支店があるし、
わざわざ北京で行かなくても?

と思われるかもしれませんが、
杏仁豆腐かき氷を、
北京店以外で見たことがありません。
上海店にも台北店にも
シンガポールにもなかった。

日本は店先でメニューを
見ただけですが、ありませんでした。
もし、北京以外でもこのかき氷を
提供している店をご存知の方は、
ぜひ教えて頂きたいです!

「鼎泰豊」新光天地店
http://www.chainavi.cn/beijing/user.html?sid=1616





21:00

ジンフイと別れ、
日檀公園エリアへ。
北京で働く日本人の友人たちと会う。
明日の披露宴のために
北京に来た別の友人とも合流。
待ち合わせのお店が看板を出してなくて、
着くまで30分ほど彷徨いました。

現地の方々に何度道を聞いても、
それぞれが違う方法を
教えてくれるので、
もうこのまま辿りつかないのでは
とさえ思った。
電話もケータイの電波が入らない。
普段、どれほどケータイに
頼っているのかを痛感

ちゃんと地図で調べてくればよかった。





カニのお粥が人気のお店なので、
私は食事してからの合流だったにも関わらず、
少しとっておいてもらいました。
カニのダシがしみて、本当に美味しかったです。

「潮香洲」
http://www.dianping.com/shop/2000602





冬の三輪タクシーは風が痛い。でも、北京で乗るのは好き。

23:00

明日の結婚式準備をしている
シュウさんたちと合流。
なんとかBGMも決まりました。
新郎新婦は、
日付が変わっても準備に追われたそうで…
手づくりの結婚式は大変だけど、
一生の思い出ですね。




真夜中の南鑼鼓巷は、
人であふれかえる昼間と違い、
明かりもほとんどなく、
一人で歩くのはちょっと怖いです。
南鑼鼓巷での深夜勤務を終え、
帰路につく若者がちらほら。
人の居なくなった路地で、
スケボーで遊んでいる子も。
真っ暗な中を前から
ガーッと突進して来られると
とてもあぶない。



留学時代を過ごした、中央戯劇学院の前を横切る。
雰囲気ある門構えが好きでした。


26:00

ホテルに戻り就寝。
あったかいシャワーが
出てくれてよかったよ…。



ホテル「古巷20号」
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g294212-d944888-Reviews-Beijing_Guxiang_20_Club-Beijing.html


ザ・チャイナなデコ。数泊寝るだけなら充分。
1階の部屋だったので、窓がちっちゃい。
採光がほとんどなくて、時間の感覚が鈍る。





夜に撮った宿泊ホテル「古巷20号」の外観。夜だとすごく雰囲気あって、5割増し素敵にみえます。スタバ(星巴克珈琲)が併設されていて、朝ご飯に便利だった。







旅にっき 中国・ペキン編② へ続く