2015年5月6日水曜日

[ショップ]スーコーヒー:ヤンゴンの老舗コーヒー豆店。

投稿:2014年10月1日付け
※別ブログの記事を少しずつ移動中です※


「Myanmar Golden Garden 」

という旅行会社のサイトで拝見し、
ずっと行ってみたかった店があります。

コーヒー豆を販売している、

「スー・コーヒー」です。

日本から持ってきた豆が切れそうなので

試しに買ってみることにしました。

お店は学生街・レーダンの中心にあり、

レーダンマーケットの向かい側です。

↓お店の詳細はこちら。
ヤンゴン情報が豊富で、楽しく読ませて頂いています。

Myanmar Golden Gardenより

「タウン情報/コーヒーコーナー」


実際に行ってみると、
お店の外観は想像していたのと違い、
一瞬なんのお店かわかりませんでした。
昔ながらの個人商店といった店構え。

店の前に立って中をのぞいても、

見えるのはビスケットのようなお菓子。
昭和のおせんべい屋さんを彷彿とさせます。

看板などは100%ミャンマー語で、

コーヒー(商品)の気配を感じません。


が、
店の奥では若い女の子のスタッフが、
コーヒーの袋詰めをしていたのです。

コーヒーあるんだ!と確信し
店の中で入り物色していると、
店頭の女性に声をかけられ、
コーヒー豆がほしいと告げました。

店のカウンター奥には、
積まれた白い袋が。
そういえばホームページで見たのは、
こういう袋だったはず!

「中身がみたい」とお願いしたら、

カップに入れた豆と挽いたものを持ってきてくれました。

コーヒー豆に詳しくはないので、
見てもよくわからないのですが、
私好みの粗挽きでいい香りがしたし、
何より店の素朴な雰囲気が気に入った。

豆はざら紙でできた紙袋に入っていて、
ますます素朴度アップです。

見た限りでは、
コーヒーと茶菓子のみの販売のようです。
豆に自信を感じました。

私が聞いた限りでは、
現在の取扱いは、ミャンマー産の豆だけだそう。
シャン州とチン州で作られているもの。

購入単位は、ポンド。
言われてもわからないので、
一番大きい袋(1ポンド)をひとつ購入して、300円。
(あとで調べたら約450gだった)


***

店での話はここまでなのですが。

この日、店のあとによった画廊で、
ふたたびスー・コーヒーが話題にのぼったんです。


画廊には、
以前注文していたフレームを受け取りに行ったのです。
画廊の中で待っている間、
飾ってある絵などを、
なにげなく鑑賞していました。

すると、

その中に、砂絵で描かれ
きちんとフレームインした、
スー・コーヒーの看板が。

あまりにびっくりしたので、
画廊の方(以下:画)に声をかけました。


私:ついさっき、私この看板の店に行ったんです。
  このお店、有名なんですか?

画:ああ、そうですよ。
  この絵は、お店に贈るために作ったものなんです。

私:そうですか。

画:この店は、ヤンゴンに昔からあるコーヒー豆店なんです。
  私の母の若い頃からあった。

  ヤンゴンには、
  コーヒー豆を専門に売る店はまだ多くありません。

  そんな中でも昔からあるのが、
  このスー・コーヒーと、
  スーレーパゴダの近くにある
  Lat Ywe Sinコーヒーです。

  私はコーヒーが好きですが、
  いつも買うのは、スー・コーヒーなんですよ。


思わぬところで、
スー・コーヒーの新たな一面を知ったのでした。

まだ味は試していませんが、画廊の方のお話は、
豆に対する私の期待を一気に高めたのは、
言うまでもありません。





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