2015年3月12日木曜日

ハノイ週末女ひとり旅③ 旧市街で陶器を買う〜後編


ハンザ市場(Hang Da)

ここも、ハノイ市内で
バッチャン焼きが買える場所としては
日本人旅行者に定番のスポット。




写真の建物の脇にある
駐車場行き通路から
地下の市場に入ると
その一角に
バッチャン焼きを売る店舗が
何軒か連なっています。

私も、今回の旅では
ここを一番アテにしていました。

…でも、おすすめできるような
よい店ではなかった…

店主のおばさま方が、怖かった。

そして、モノも質がよいとは
言えない印象です。

ネットでの事前調べで
どなたかが
「ここはアウトレット品で
同じものが複数枚そろいにくい」
と情報を提供してくれていました。

なので、質に関しては
承知の上でしたが。

店主のおばさま方に、初対面で

にらまれました…

店に現れた私の姿を確認し
日本人と確信したおばさま方は

ミテ、ミテ

チャワン

ユノミ

など片言の日本語と

what are you looking  for ?

といった接客英会話で
猛突進され、たじたじ。


たぶん私が
店の商品を吟味しようとして
店舗奥(とはいえ奥行き1mくらい)
に進入したものの

好みじゃないなと思って
すぐ出て行こうとしたから。

なんとも恐ろしい目つきで
私の顔を数秒感直視しました。

…これが噂に聞いていた
「ベトナム人」
なのだろうか。

衝撃を受けつつ
それでもここまで来たからには
品物が気に入れば購入しようと
引き続き別の店を見て周りました。

その結果購入したのが、これ。



1時間くらい悩んで決めた
中くらいの取り皿サイズです。

いくら?と聞いたら、
1枚7万ドンと言われました。

ここに来る前別の店にて、
同じような柄で
同じようなサイズの皿が
8万ドン前後で売られていたので

アウトレットにしては
高すぎるんじゃないか
と思い

いくらなら買うの?
と言われ

2枚で6万ドン

と伝えたら

これまた案の定

みるみる目が吊り上がり
鬼の形相で

「なんで1枚の値段より
2枚の値段のほうが安いのよ」

とひどく怒られました。

(まあ、これは私が悪いです…)

いろんな食器を見て来て
このお皿ならそれくらいかなあ
と思ったけど違ったようです。

結局、2枚で10万ドン(約500円)
で買いました。

探せばほかにもあったかも
しれないけれど、
どこも同じような品揃えだったので、
買い物はこの2枚で終了。

私みたいに「怖い!」
なんて嫌がらず
このおばさま方とうまく付合い
じっくり時間をかけて探せば
気に入るものが
もっとでてくるかもしれません。


…で、
私がおすすめしたいのは、
このハンザ市場の2階です。

1階から上のフロアは
いかもに高級な感じで
客もほとんどいない
がらんとしたスペースが広がっています。

2階は
ベトナムの工芸品を集めたフロアで
どこにでもありそうな布小物から
オーガニックを売りにした
高額な食品、アート絵画など
一応観光客向けな品揃え。

そんななか、1店舗だけ、
シンプルな食器を扱う店を発見。

商品の数は多くないのですが
落ち着いた色合いの
実用的そうな食器があります。


右がハンザ市場2階で買ったもの。左のカップは前編に書いた「Maroon」で。微妙にカタチが違う...

右のカップ:
8万7000ドン(約430円)
左のカップ:
10万ドン(約500円)
ソーサー:
5万5000ドン/枚(約250円)

青とこげ茶のコントラストがすてき。
このカップは、ハノイ市内の
いろんなお店でみかけました。

残念ながら、
この店も在庫が少ないようで
気に入ったものを
複数個揃えたかったのですが
出ているものだけと言われ、
カップは1つしか買えず。

同じような色あいのカップが
「Maroon」にあったので
ひとつ買ってペアに。

まったく期待していなかった場所で
いい!と思う
たくさんの食器に出会えて満足。

ネットの情報は参考になるし
とてもありがたいけれど
好みのものを買えたのは
偶然街中で見つけた店でした。

街歩きの醍醐味ですね。


ハノイ週末女ひとり旅④ 〜癒しのハス茶編 へ

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