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2015年5月6日水曜日

【ヤンゴン郊外】焼きものの町、トンテーへ

トンテーの通りのあちこちに、大物の陶器が並ぶ

ブログ記事「【ミャンマー】ヤンゴンで、陶磁のうつわを求めて。
では、ミャンマーはヤンゴンの南西にある、
トンテーという焼きものの町を紹介しました。

きっと、ミャンマー旅行でヤンゴン郊外の旅
を考えていらっしゃる方もいると思うので、
もう少し詳しく書くことにします。

ただ、上のブログ記事でも書きましたが、
食器や陶磁器に興味のある方が行っても、
期待できるようなお買い物はできないでしょう。

ベトナムで「焼きものの町」と言われる
バッチャン村とはまったく異なり、
観光客は楽しめるような買い物スポットはなく、
窯の様子も、非常に原始的です。


ここは、本当に素朴なミャンマーの田舎風景が見られる町であり
そんな風景が見たい、もしくは
今のミャンマー陶器がどういうものなのか、
知るために行くのであれば、おすすめです。

トンテーまでは公共バスも出ていますが、
よほど旅慣れていないと、難しそう。
車をチャーターして行く人が多いです。


工房の周辺。

素焼きの工房

窯。マンゴーの木や竹を燃やす。

窯の見学をする


トンテーを訪れる観光客は時々いるようですが、
観光客のための案内などは皆無です。
町に入っても、
どこに窯があるとかいう情報はありません。

現地の方で英語の通じる方はまれなので、
知り合いのミャンマー人に同行してもらうか、
旅行会社に案内を頼むしかないでしょう。

わたしは日本語のできるミャンマーの子と
一緒に行きましたが、
現地の人に何度か道を聞いてもらいながら、
窯に辿り着くことができました。

着いたのは、窯と作陶する工房が一体化した場所。
店の主が、すぐに中を案内してくれます。

ひとつの簡素な小屋のなかで、
粘土をつくり、かたちにし、窯に入れ、
乾燥させていました。

ここでは水かめと、ご飯を炊く為のうつわ
を作っていて、どれも素焼きで、
そのまま出荷するようです。

小屋の中をぐるっとしたあと、
主に「案内料」が必要だと言われました。

仕事を中断して案内してもらったので、
支払いました。
でも、最初に料金のことを聞いておくべきだったと、反省。


トンテーの大(?)通り
やっぱり素焼きが主流みたい

縄文土器みたい。
ヤンゴンでは公共の水飲み場に置かれ、
カメには水が入れられてます。

絵付けされたカメもあった!
絵をいれるのは、ほんの一部みたい


素焼き以外の陶器を発見


通りには、こういった素焼き以外にも、
釉薬のかかった陶器がおかれていました。

通訳してもらうと、
これらの陶器はトンテーで作られているのではなく、
カイン州のムドンという町からやってきたんだそう。

ここを経由してさらに、パテインやヤンゴン等の街に
運ばれていくらしい。
(でもカイン州からわざわざトンテーに?という疑問は残る)






どれも素朴だ。

上の黄色い植木鉢なんて、
これを小さくした食器があれば、
素敵に使えそうなんだけどなあ…
ざんねん。


【ミャンマー】ヤンゴンで、陶磁のうつわを求めて。

ミャンマー南部の陶器の町、トンテーにて。

東南アジア各国に行くと、
それぞれに、特産の陶磁器がある。

たとえば

タイ …セラドン焼、ベンジャロン焼、ブルー&ホワイト
ベトナム …バッチャン焼、ソンベ焼
マレーシア …プラナカン陶器
インドネシア …ロンボク焼、タバナン焼
 バリ島の陶器メーカー、
 JENGGALA KERAMIK も大人気

など。


それらはお土産として人気だったり
在住日本人に愛用されていたり。

ということで、
ここミャンマーにも、
そういった陶磁器の存在を
期待していたんだけど...ない。


花瓶や甕などはたまに見かけますが、
日常で使えそうな食器には、
出会えていません。


ヤンゴンの一般家庭や食堂では、

プラスチックや、
真っ白なシンプルなもの
またはカラフルな今風のプリントが入った磁器
などを食器として使っている印象です。

産地はだいたい中国かタイ。
たまーに渋い感じの陶器もみかけます。

唯一使えそうなのは、スーパーにも売っている、
花瓶でしょうか。(買ったことはないけど)
100円前後で売っていて、
一輪挿し用の小さなサイズから揃っています。

ただ、これがミャンマー製なのか輸入品かは不明。
みためは、日本の100均ショップにありそうな
シンプルで安っぽい感じのものです。
温かみを感じる素朴なもの、ともいえます。



ヤンゴンで購入した、バガン製漆器のトレーとおわん

陶磁器よりも漆器の文化?


古都バガンには、
昔からの伝統的な漆器文化があります。
現在は、ミャンマーを代表するお土産のひとつ。
私も以前、大きめのトレーを家族に贈りましたが
大変好評でした。
(持って買えるのは重くて大変だけど…)

写真の黒いシンプルなお椀は、日本にもありそうですが、
日本のものよりぽってりした印象。
300円くらいだったかな。
多少のがたつきもあります。
それでも日常で使う分にはまったく問題ないし、
価格もお手頃なので、家で味噌汁を食べるときは
いつもコレ使ってます。

対照的に、細かい模様がびっしり書かれたトレー。
とても存在感があるデザインです。
これは3000円くらい。

漆器製品のお店は、ヤンゴン市内にもたくさんあって
旅行者が必ず行くボーヂョー市場でも、
お手頃で良質のものが購入できます。



トンテーの町のようす

ミャンマーにもある、焼きものの町


ヤンゴンから車で3時間ほど南西に、
トンテー(Twante)という町があります。

始めはベトナムのバッチャン村(バッチャン焼で有名)
みたいに、陶器の店や窯がたくさんあるのだろうと
期待していったのですが…


ここで作られているのは、
素焼き(テラコッタ)がほとんど。

しかも甕(かめ)とか植木鉢とか、
とにかく大きい(笑

食器や小物など、
私たちがお土産に買って買えるようなものには
出会えませんでした。

…町のあちこちをもっとじっくり見て回ったら
もしかしたら食器を作っているところも
あったのかもしれませんが…


そういえば、中国では、
食器や日用品として使われるのは磁器で、
それこそ昔は、
建築材料や副葬品のために作られるのが陶器だったそう。

確かにミャンマーでも、陶器を目にするのは、
壁や道路などに使われた素焼きのテラコッタ(レンガ)
が多いかも。
それか、水をいれておく甕(かめ)くらい。


これからはヤンゴン以外の町へもでかけて、
陶磁器の使われ方をもっと見てみたいです。



※ 参考 ※

企画展
大阪の堺市にて2015年4月19日まで。

企画展の紹介文によると、
(タイの)アユタヤ王朝(1351~1767)は、中国とインド、ヨーロッパ方面を結ぶ中間に位置する地の利を生かし、中継貿易が盛んに行われ、莫大な富を蓄えていた。この貿易品を運搬する容器として、スコタイ県シーサッチャナライ窯やシンブリ県メナムノイ窯で作られた壺や甕が使用された。また、1980年代にタイとミャンマー国境のターク県メソートで発見された膨大な量の陶磁器は、ミャンマーの窯で生産されていたことが近年わかりました。

とのこと。
その昔、タイが世界各国と貿易を行う際、
運搬容器として使われた陶磁器は、
隣国ミャンマーでも生産されていたんですね。


ニュース
2015年5月4日付、朝日新聞

ミャンマー南部のモン州モーラミャインに
15~16世紀ごろとみられる青磁の窯跡があり、
奈良文化財研究所と京都大学が
現地当局と合同で発掘調査を開始するそうです。
昔は青磁も作られていたんですね。


ミャンマーの陶磁器購入については、
以下のブロガーさんが
ミャンマーでの実体験を詳しく書かれていました。
面白いです。興味のある方は、ぜひ。

「ともさんの焼きもの紀行」
http://otokuinfomation.web.fc2.com/blog/index5222.html


2015年4月26日日曜日

中国の友、陶磁器を語る。


1週間前、友人夫婦の新居に遊びに行った。
二人は中国人カップルで、
仕事の関係で東京に住んでいる。

私は妻のAちゃんと先に知り合い、
その後、夫のB君とも何度か会っていた。

私のほかに、中国語学習仲間のCちゃんとD君も
一緒に新居に行くことになっていた。

当日、私は久しぶりの電車に戸惑い、
集合時間から45分も遅れて到着。
感動の再会どころじゃなくなってしまった。




Aちゃん夫婦の新居は、とても広かった。
そして、とにかくテレビが大きかった。



Aちゃんが揃えてくれた材料で、
みんなで餃子を作った。
Aちゃんの作った皮はもちもちで、
よく伸びる。さすが中国人!

いっぱいできた♥

餃子のほかにも、
たくさんの中国家庭の味をふるまってくれた。

ありがとう、Aちゃん&B君!


家庭料理の数々
で、これがゆであがった
ぷるぷるのモチモチ餃子〜
つるんっと入るので、
何十個も食べました。






で、この日新たにわかった嬉しいこと。
それは、B君ことヤンヅが、
実は陶磁器が好きだったということ。

引っ越したばかりで食器がないので、
紙皿を使ってねという話のあと、

「中国で青花釉裏紅の食器セットを買ったから
次来たときは大丈夫だよ。」

という発言。

えっ
わざわざ中国から運ぶの?
という流れになり、
器に対してこだわりがあることが
判明したのでした。












わたしは3年前まで
何年か中国に住んでいたのですが、
陶磁器に興味を覚えたのは1年前。

中国=磁器、のアタマが全くありませんでした。

ヤンヅは、わたしたちに、
簡単に磁器の歴史を教えてくれました。
そして、自分が購入した青花釉裏紅とは
どういうものかも、説明してくれました。

そうか、
景徳鎮という場所があったか。


ミャンマーからは、
なかなか気軽にはいけないなあ…


「次にいーごん(私のこと)が帰って来たら、
一緒に上野の博物館へ行きましょう。
中国のいい磁器がたくさんあるよ。」
とB君からの提案。

私は、陶磁器は使うもので、
鑑賞するものとしてはほとんど見たことがないけれど、
B君たちと一緒だったら、
また新たな発見がたくさんありそうです。

楽しみ!



2015年4月21日火曜日

茨城県の笠間焼②:笠間に行く際の豆知識

ひまつり(笠間の陶器市)のウェブサイト。今年も開催まであと少し!

夫の母や妹によると、
「笠間にはひまつり(陶炎祭)に行くのが一番!」
だそうです。

笠間のお店や飲食店は、
歩いては廻れないような場所に
点在しています。

車がないとけっこう面倒。

しかし。陶炎祭では、
「笠間工芸の丘」にある広場に、
あらゆるお店がずらり出店するので、
場所を移動することなく
一カ所で全部が見て回れるので
とっても便利とのこと。

もちろん、祭なので
かなり混雑するようですが
それでも妹Aちゃんは、
「今年も絶対いきたい」
と、楽しみにしていました。

祭では、
それぞれの作家さんが
自分で売っている場合が多いので
直にお話できるのも
楽しみのひとつですよね。

とはいえ。
わたしは今回、
平日に車で連れて行ってもらったので、
ほとんどお客さんがいなくて
じっくり、ゆったり、
お店巡りをすることができました。



以下は、今回、
私が笠間を訪ねるにあたり、
参考になったサイトや豆知識です。


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笠間焼とは?


時は江戸時代中期、安永年間(1772〜1781年)。

笠間の久野半右衛門という人が、
日本六古窯のひとつ、
信楽焼の産地である近江国(滋賀県)の
陶工・長石衛門に弟子入りし、
笠間に窯を開いたのがはじまりだそう。

伝統を受け継ぎつつも、
作家それぞれの個性を大事にするのが笠間焼。


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陶土:笠間粘土

…粘性質の高い関東ローム層から出土
 …粘りが強く粒子が細かい
 …花崗岩が風化堆積してでき、鉄分を多く含む
  →丈夫で、日用陶器としては理想的
  →鉄分が多いため、焼いた後は有色になる


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参考サイト


●笠間の商店街が運営
→ 笠間ギャラリーロード

 笠間焼のお店が網羅されたサイト。
 飲食店や宿泊施設の情報も豊富!

●笠間焼の歴史も詳しい
→ 笠間焼協同組合
 
 販売店舗情報や個展情報が満載。
 ウェブデザインがおしゃれ〜。


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おもな陶器市


陶炎祭(ひまつり)
開催時期:春(4月〜5月)
特設ウェブサイト

笠間浪漫
開催時期:秋

初市
開催時期:1月上旬


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アクセス・交通


店や観光ポイントが点在し、
歩いてまわるのが困難なため、
ほとんどの方が
自家用車で訪れているようです。


 車がない場合:

①「やきものライナー」を利用
 東京・秋葉原駅と、笠間駅、益子駅等を往復。
 →茨城交通のやきものライナー情報
 →やきものライナー特設サイト「かさましこ」
 
②周遊バスを利用
 ・JR笠間駅と笠間焼関連のポイントを結ぶ周遊バス
 ・日に8便
 ・料金は一律100円。
 →笠間市観光協会のかさま周遊バス情報


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茨城県の笠間焼①:「特徴のないのが、特徴」 へ



茨城県の笠間焼①:「特徴のないのが、特徴」

夫が笠間で購入した、納豆鉢。茨城といえば納豆。わたしは結局、何も買えなかった...


4月15日、水曜日。

夫の実家に帰省したとき、
以前からずっと行ってみたかった
焼きものの街、笠間市へ、
日帰り旅行してきました。

夫の実家のある街から笠間へは、
車で1時間くらい。

夫と夫の両親と妹、
わたしたちの5人旅です。

女性陣は、
みんな「うつわ」が大好き!

男性陣は、
ただ、ただ、女性陣について周り
忍耐強く時間をつぶす、
旅でした(笑)。

義母と妹のAちゃんは、
これまでに何度も笠間で
買い物しているそうです。

笠間の焼きもののお店は、
市内に点在していて、
益子のように歩いて廻るのは
ちょっと難しく、
車で何軒もの店を巡りました。

半日の滞在で、
私たちが巡ったお店を紹介しますね。


●笠間工芸の丘

笠間焼とお土産の販売スペース。広い!
ここは陶器だけでなく
笠間の様々な物産や食のお土産が
豊富に揃っています。

小さいお店で売られている物と
同じものが揃っていたので、
最後に「あれ、買えばよかった!」
と後悔していたものにも出会えそうです。

私たちは一番最初にここに行きましたが
いちばん最後に寄るのが
よいかもしれません。

電話 0296-70-1313
営業時間 10:00~17:00
定休日 月曜(祝祭日・連休の場合は翌日)・年末年始
http://www.kasama-crafthills.co.jp


●きらら館

愛子様も使っていらしたという、お食い初めセット。
笠間焼だったんですね!
写真:お店HPより
ガラス張りで陽の光が心地よく、
広々とした店内。
商品のレイアウトがとても可愛らしく、
とても温かみを感じる
雑貨屋さんのようなお店でした。
カフェも併設。

電話 0296-72-3109
営業時間 10:00~18:00 
定休日 年中無休(年末のみ休業)
ブログ http://ameblo.jp/kasama-kilala/


●さら紗

センスのよい器がたくさん!
                写真:「笠間ギャラリーロード」HPより

写真のとおり、
木のぬくもりあふれるお店。
シンプルで良質なうつわが
多かった印象です。

ここでとても素敵な大皿に
出会ったのですが、
ミャンマーまで無事に持って帰る
自信がなかったので
あきらめました…。

電話 0296-72-7733
営業時間 10:00~18:00(冬期17:00)
定休日 火曜
http://www.galleryroad.jp/shop/gallery-sarasa


ギャラリー舞台

様々な個性的な器に出会えました
お店の方に、
作家さんのことや笠間のこと、
いろいろ聞かせて頂くことができ、
楽しい時間を過ごしました。

義母はここで、
抽象画のような模様がはいった
マリンブルーの花瓶をいたく気に入り
かなりの時間迷いましたが、
結局、素敵な取り皿を2枚
購入しました。

電話 0296-73-0700
営業時間 11:00~18:00(冬期17:00)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
ブログ http://butaikasam.exblog.jp


ほかにも何軒か廻りましたが、
お店の名前を忘れてしまいました。
特に印象深かったお店が、
この4店です。


笠間のあるお店のスタッフさんと
立ち話をしたときに言われ、
印象に残っているのは、

笠間焼きというのは、
「特徴のないのが、特徴」
なのだそうです。

いろんな地域の、
様々な世代の人が笠間にやって来て、
自由に焼き物を楽しんでいる。

だから笠間焼きとはいっても、
共通点といえば、
同じ土を使っていることくらいで
(違う土の人もいるかもしれない)
とくに特徴はないと。

笠間は、とても開かれた場所なのですね。



2015年3月12日木曜日

ハノイ週末女ひとり旅③ 旧市街で陶器を買う〜後編


ハンザ市場(Hang Da)

ここも、ハノイ市内で
バッチャン焼きが買える場所としては
日本人旅行者に定番のスポット。




写真の建物の脇にある
駐車場行き通路から
地下の市場に入ると
その一角に
バッチャン焼きを売る店舗が
何軒か連なっています。

私も、今回の旅では
ここを一番アテにしていました。

…でも、おすすめできるような
よい店ではなかった…

店主のおばさま方が、怖かった。

そして、モノも質がよいとは
言えない印象です。

ネットでの事前調べで
どなたかが
「ここはアウトレット品で
同じものが複数枚そろいにくい」
と情報を提供してくれていました。

なので、質に関しては
承知の上でしたが。

店主のおばさま方に、初対面で

にらまれました…

店に現れた私の姿を確認し
日本人と確信したおばさま方は

ミテ、ミテ

チャワン

ユノミ

など片言の日本語と

what are you looking  for ?

といった接客英会話で
猛突進され、たじたじ。


たぶん私が
店の商品を吟味しようとして
店舗奥(とはいえ奥行き1mくらい)
に進入したものの

好みじゃないなと思って
すぐ出て行こうとしたから。

なんとも恐ろしい目つきで
私の顔を数秒感直視しました。

…これが噂に聞いていた
「ベトナム人」
なのだろうか。

衝撃を受けつつ
それでもここまで来たからには
品物が気に入れば購入しようと
引き続き別の店を見て周りました。

その結果購入したのが、これ。



1時間くらい悩んで決めた
中くらいの取り皿サイズです。

いくら?と聞いたら、
1枚7万ドンと言われました。

ここに来る前別の店にて、
同じような柄で
同じようなサイズの皿が
8万ドン前後で売られていたので

アウトレットにしては
高すぎるんじゃないか
と思い

いくらなら買うの?
と言われ

2枚で6万ドン

と伝えたら

これまた案の定

みるみる目が吊り上がり
鬼の形相で

「なんで1枚の値段より
2枚の値段のほうが安いのよ」

とひどく怒られました。

(まあ、これは私が悪いです…)

いろんな食器を見て来て
このお皿ならそれくらいかなあ
と思ったけど違ったようです。

結局、2枚で10万ドン(約500円)
で買いました。

探せばほかにもあったかも
しれないけれど、
どこも同じような品揃えだったので、
買い物はこの2枚で終了。

私みたいに「怖い!」
なんて嫌がらず
このおばさま方とうまく付合い
じっくり時間をかけて探せば
気に入るものが
もっとでてくるかもしれません。


…で、
私がおすすめしたいのは、
このハンザ市場の2階です。

1階から上のフロアは
いかもに高級な感じで
客もほとんどいない
がらんとしたスペースが広がっています。

2階は
ベトナムの工芸品を集めたフロアで
どこにでもありそうな布小物から
オーガニックを売りにした
高額な食品、アート絵画など
一応観光客向けな品揃え。

そんななか、1店舗だけ、
シンプルな食器を扱う店を発見。

商品の数は多くないのですが
落ち着いた色合いの
実用的そうな食器があります。


右がハンザ市場2階で買ったもの。左のカップは前編に書いた「Maroon」で。微妙にカタチが違う...

右のカップ:
8万7000ドン(約430円)
左のカップ:
10万ドン(約500円)
ソーサー:
5万5000ドン/枚(約250円)

青とこげ茶のコントラストがすてき。
このカップは、ハノイ市内の
いろんなお店でみかけました。

残念ながら、
この店も在庫が少ないようで
気に入ったものを
複数個揃えたかったのですが
出ているものだけと言われ、
カップは1つしか買えず。

同じような色あいのカップが
「Maroon」にあったので
ひとつ買ってペアに。

まったく期待していなかった場所で
いい!と思う
たくさんの食器に出会えて満足。

ネットの情報は参考になるし
とてもありがたいけれど
好みのものを買えたのは
偶然街中で見つけた店でした。

街歩きの醍醐味ですね。


ハノイ週末女ひとり旅④ 〜癒しのハス茶編 へ

ハノイ週末女ひとり旅② 旧市街で陶器を買う〜前編


バッチャン焼き目当てなら、
ほんとはバッチャン村に行くべきなんですが…
めんどくさくて行きませんでした…

ということで。

旧市街で陶器が買える、
おすすめショップを紹介します。

旧市街には、雑貨屋(土産屋)がわんさか。
けれど、大半が似たような品揃え。
心惹かれ長居したのは、
店独自のセンスやオリジナリティを感じた
下記の4つのお店でした。
****


HANOI MOMENT

ハノイ観光の下調中、雑貨好きな人なら
必ずチェックしているであろう、
大人気の雑貨店です。

陶器でいえば、
外面に黒×内面に何か一色
のシンプルなうつわがメイン商品。

赤、青、黄にパステルカラーなど
複数の色を集めたくなるような
ミニボウルがいろいろありました。

THE“バッチャン焼き”な、
赤の菊模様の絵付けも何種類かあり。
どれもシンプルで使い勝手がよさそうです。

ほかには
水牛の角のカトラリー類、
シルバー製品、アクセサリーなど。

お店の雰囲気もオシャレで、
店員さんも客についてまわったりしないので、
長居してじっくり選びやすいです。
私は滞在中に2回足を運びましたが、
日本人客が途切れなく入ってきていた印象。
こじんまりしたお店なので
皆さんの会話が耳に入ってくるのですが、
「どれも素敵」とか「自分用にこれ」とか
「お母さんに買おう」とか、
皆さんかなり満足げに
買い物をしているようでした。


住所:シルクストリートとも呼ばれる
   Hang Gai(ハンガイ)通り沿い、路面店
営業:夜8時30分まで
食器 20,000VDN
****



ORIBERRY

現地で手に入れた日本語フリーペーパー
「ベトナムスケッチ」の特集で、
日本人好みの器が多い
と紹介されていたので覗いたら、

こぢんまりとしたカフェでした。


ここの食器は私の好みど真ん中。
3泊の滞在中に3回通いました。

小さなカフェの壁1面に
バッチャン村産の食器がずらり。
質の良さがシロウト目にも分かります。
他の店にもあるような
トンボやハス等の定番の絵柄ですが、
器の外面がほんのりグリーンなのが特徴で、
手ざわりが良いです。
基本的には紺×うすいグリーンの配色。

ほんの少しだけですが、
ペラナカン食器のような原色×カラフルな
花模様のものも置いてます。

また、魚の大群が泳ぐ絵柄や
タイ料理でよく使われている
パイナップルみたいな模様もあり。

商品は、大皿、中皿、湯のみ、
コーヒーカップ、スプーンなど。

あと、声を大にして言いたいのは、
ここのコーヒーがすごく美味しかったこと。

私は大のコーヒー好きなのですが、
ベトナムコーヒーの練乳が苦手。

ベトナムのカフェでは
決まってアメリカン
を注文したところ、

多くの店は
甘い香りの濃くて苦い
ベトナムコーヒーを
そのまま練乳ぬきで出してきました。

しかしここは、
ちゃんとアメリカン用に
出してくれるのです。

1杯ずつマシンで抽出していて
雑味がなくフレッシュな味わい。

陶器に夢中で気がつかなかったけど…

HPを見ると、
豆も茶葉もベトナム産で
どちらもこだわりのものを
扱っているようです。

美味しいコーヒーを飲みながら、
店の壁に並ぶ食器の数々を鑑賞。
テーブル3つしかないので、
ひとりか二人でゆっくりしたい時向け。

国籍問わず、
コーヒーをテイクアウトだけしに
来る人も多かったです。
今回の旅で、いちばん好きな店!

住所:ハノイ大教会脇のAu Trieu通り沿い、路面店
アメリカン 25,000VDN
食器 20,000400,000VDNほど
http://www.oriberry.com
 ****
店の外には、コーヒー片手におしゃべりする若者たち


Maroon

ホーチミン廟から
旧市街に向かって歩いている最中、
偶然見つけたお店。
一見すると、ちょっと高級ぽくて
入りづらいような感じだけれど
質のよい器が買いたい
という人にはおすすめです。




ベトナム定番の菊の絵柄は少なく、
魚やさまざまな花の模様が
細かく絵付けされた大皿、
ボウル、花瓶、カップなど。

これぞバッチャン焼き!
というよりは、
良質で個性的な器が多かったです。

食器 20,000VDN
場所:Hang Bon 通り沿い、路面店
 http://www.maroon.com.vn
 ****