2015年3月31日火曜日

ハノイ週末女ひとり旅⑥ 〜旅の予習 編

ベトナムを旅する前に、
旅の予習のために読んだ本を
紹介します!

古い本が多いのは、
ほとんど図書室で借りてるから…


ベトナム戦争の記事と、
詳しい歴史解説がよかった
TRANSIT (トランジット)23号
美しき水と密林の奥 ベトナム・カンボジア・ラオス

1年近く前に買った雑誌で
ベトナム特集してたのを
思い出して引っ張りだした。

とても美しいグラビアも良いけれど
歴史や文化、代表人物などを
詳しく書いてくれているのが
旅の知識として勉強になった。



ベトナムという国を
ゆるく、楽しく知れた本
ベトナムぐるぐる。
角川文庫

10年くらい前のベトナム旅行の
イラストエッセイ。
k.m.pさんの旅行本は、
イラストがとても可愛く
ぎっしり描き込まれていて
読み応えのあるものが多くて好き。
あっという間に読破してしまう。

なんだか、私まで一緒に
ベトナムをぐるぐるしたような
感覚になった。
いろんなタイプのベトナム人がいて
日本人はよくだまされる。
ベトナムって、気が抜けないとこなんだな〜 
ということを、教えてくれた一冊です。



雑貨への夢と期待が膨らんだ本
ベトナムで見つけた 
かわいい・おいしい・安い!
祥伝社黄金文庫

イラストレーターの杉浦さんと
お友達の雑貨店経営ひろみさんが、
ベトナムを縦断しながら
魅力的なベトナム雑貨を
仕入れる旅の記録エッセイ。

この本では各雑貨の
価格まで書いてくれていて、
ほんとにそんな値段で買えるの??
ってくらい安くて、びっくりした。

ただ、この本が書かれたのも
10年以上前。
現在とは物価も異なる故、
当然私が同じものを買おうとしても
同じ価格では買えなかったのでした。



男性目線でベトナムを見た気分
ハノイの純情、サイゴンの夢
講談社文庫

サイゴンで日本語教師をしていた神田さんが
現地の文化や慣習にどっぷり浸かりながら
仕事やプライベートで
ベトナム人とまっすぐに向き合う中で
体験したことや感じたことを書いてます。

女性を買った話なども赤裸裸に告白していて
ああ、日本人男性って
ベトナムでこういうことをしているのねえ
と、改めて思ったのでした。



ベトナム人に勝ちたい著者と
故 鴨志田氏の取材旅行記
ベトナム怪人紀行
角川文庫

西原理恵子さんのイラストが
このタイトルへの抵抗感を
ぐっと下げてくれてる気がする。

ベトナム各地で出会った
怪人(ベトナム人)とベトナムパワーに、
コテンパンにされる話。

だいぶ下品な描写もありますが
私の知らないベトナムの
ディープな世界を覗き見できた気がして
面白かったです。

ハノイ週末女ひとり旅⑦ 〜旅のお供にベトナムスケッチ地図 へ

【ヤンゴンめし】Ke Co Hot Pot:本格台湾火鍋


今日は、ヤンゴンではじめて
中華式の火鍋を食べる機会があった。
カルチャーバレーという複合施設内
駐車場裏手のほうにある
台湾火鍋「Ke Co Hot Pot」

とっても美味しかったので、オススメです。
スープ(锅底)はあっさりめ(清淡)か辛め(辣)で選べ、
写真は一つの鍋で2種類同時に楽しめる(鴛鴦)。
それほど広くない店だけれど
ゆったりとしたテーブル席で、
個室もあるみたい。
愛想のよい店員さんが
ちゃかちゃか接客してくれる。
中国語が飛び交っていたので、
中国人のお客さんも多そうです。

店は別の場所から移転して来たばかりで
店内はとっても綺麗。
モダンでオシャレな火鍋屋さんという感じ。

私は台湾式火鍋を食べたことはないけれど、
大陸(中国)で食べてたものとも、
ほぼ同じだった。

あえて違いを挙げるなら、
中国のものに比べると、
しびれる辛さ(麻辣)がない。
(でも、この店がないってだけなのかも)


具材がよりどりみどり。
基本の火鍋具材は、ぜ〜んぶ揃ってた。
(メニューは緬語表記だけれど、
言えば英語メニューも出てきます)
ぐつぐつ…
私が中国火鍋で必ず食べるのは、
・緑豆粉皮(薄平たい春雨)
・腐竹(ゆばを太くした感じのもの)
・冬瓜(とうがん)
の3つ。
どれも中国料理では必須の食材です。

ミャンマーでも冬瓜て買えるのかあ。
大根よりも繊維質が少なくて
つるんっとした食感とのどごしが好き。

腐竹と粉皮も、食感が好き。

たっぷりとスープを吸った腐竹と冬瓜は、
やはり安定した美味しさだった。
残念だったのは、粉皮。
薄いのに、食感が固め。
もう少し煮込めば、
もっとモチモチになったかな?

この店のよいところは、
鍋のタレが実に豊富なこと。
ごま、黒酢、ごま油、にんにく、
パクチー、唐辛子、ピーナツ等等、
好みのタレを自由に作れるコーナーがあった。
もちろん、定番の海鮮たれもある。

たれコーナー

今晩ともに鍋を囲んだのは、
ヤンゴンで独立し日々奮闘されているNさんと、
もうすぐ再出発するKさんの、女性3人。

乾杯はミャンマービールで始まり、
フレッシュフルーツジュースの流れ。

私は普段、女性複数で出かける機会は
ほとんどないのだけれど、
やっぱり女性だけでのご飯は楽しいと思った。

二人は別の火鍋屋さんも体験済みで、
「ほかにも中華式のおいしい店がある」とか。
ヤンゴンでもこんなに火鍋が人気だなんて。

これ、開拓のしがいがありそう〜。

==============
Ke Co Hot Pot
Myanmar Culture Valley, U Wizara Rd., 
Dagon Tsp, Yangon
TEL 09-450057922, 09-250912500

2015年3月30日月曜日

【旅】中国・北京④ ザ・北京な観光スポットとごはん。

※過去ブログの記事を少しずつ移動中です※
朝の南鑼鼓巷。
2014年4月21日(月) 晴れ

北京の青空、やっと見られた!
昨日までの北京と同じ場所とは
思えないほど爽やかな朝でした。

最終日のこの日は、
16:00台の便で北京を発つので
お昼いっぱいのんびり散策。

8:00
ホテルを出て
地安門大街を后海方面へてくてく…
朝食の食べられる店を探します。

地安門大街。
店先の看板に「豆腐脳」
と書かれた店を発見したので
そこで朝ご飯を食べました。

北京の朝ごはんの定番には、
味のない揚げパンのような
「油条」と豆乳、
小さい肉まんのような「包子」
などがあります。

そんな中、私がとくに好きなのが、
留学時代に学校の食堂でよく食べた、
「豆腐脳」です。

漢字で書くとちょっと
躊躇しちゃう料理名ですが、
ゆるーい絹ごし豆腐に、
黒酢風味のあんがかかっていて、
おいしい。

東京にも、
たくさん中華料理店はありますが
「豆腐脳」は見たことないなあ。
(作ろうと思えば、
 自分で作れるのかも?)

これが豆腐脳だ!

8:30
景山公園を目指し、てくてく..
地安門大街をずっと南へ歩けば
景山公園に着きます。

徒歩20分くらいでしょうか。
故宮を一望できるこの場所が好き。

景山公園は、
北京屈指の観光スポットで、
故宮のすぐ北に位置します。

風水学的にみて、
北方から故宮の中に邪気が
入ってくるのを守るため、
小高い丘を作ったのが
最初だそうです。

いま、その丘の頂上から見えるのは
壮大な世界遺産・故宮と、
昔ながらの北京の街並み、
そして高層ビル群です。

北京の街は、故宮を中心に、
道路が碁盤の目状に走っています。

北を向けば、古より時を知らせる鼓楼
南を向けば、故宮やモダンな国立大劇場
西を向けば、北海公園
東を向けば、高層ビル群

と、ここから北京のさまざまな表情を
360°ぐるりと見渡すことができます。

朝のみずみずしい空気の中散歩
に来るのもいいし、
夕焼けの時間帯も素敵です。

冬に雪が降ったときなんて、
真っ白になった故宮を見下ろすと
とても美しいんです。


北に伸びるは、さきほど通ってきた地安門大街と鼓楼。

留学時代、北海公園の敷地内で、
日本語を教えていた時期があります。
南鑼鼓巷の宿舎からは、
自転車で通っていたのですが、
そのルートがちょうど、
地安門大街→景山公園→故宮→北海公園で、
今日歩いた道と同じでした。

週1回、
真冬の寒さの中を観光気分で
自転車をこいでいたあの頃が懐かしい。


10:00
景山公園からバスに乗り、
交道口大街まで戻ってきた。

国子監の緑がまぶしい〜



国子監街には、
ショップやカフェなどが点在し、
散歩するには楽しいとこなのですが
やはりどこも昼近くにならないと
開かないみたいです。

この通り沿いにある
国子監」は、
元、明、清朝の教育機関。
科挙の試験会場でもありました。
敷地内には、科挙合格者の
名前を刻んだ石碑も。

ここには儒教の始祖・孔子を祀る
「孔廟」があるため、
学生さんが多く訪れています。



10:30
国子監から、さらに東へ歩くと
チベット仏教寺院雍和宮
があります。

立ち寄ってみると、
ここも緑がまぶしー。



人気観光地なので、
この日もたくさんの外国人で
あふれかえっていました。

ありがたい仏様の部屋は
写真撮影等が禁止になのですが
お構いなしに写真を撮る人が
絶えません。

部屋で監視している僧侶の方が
「No photo!」と繰り返し
注意してまわっています。

どうか僧侶の方の1日が
「No photo!」と叫ぶことで
終ることのないよう
マナーを守ってほしいです。




11:00
タクシーで南鑼鼓巷に戻る。
最後の昼食は、
四川料理店「兄弟」で。

この店も留学先から近かったので、
よく通いました。
24時間営業で価格も手頃。
どれを食べても美味しいです。

店はいつも繁盛しているせいか
時が経つにつれ、店の様子も
どんどん変化しています。

2005年当時はとても質素な
ふつうの店だったのが、
いつの間にか豪華なシャンデリア
をぶらさげ、中途半端に
高級感を演出していました。

価格は微妙にあがりましたが
許容範囲です。


写真を見ただけでもヨダレが…
ここのタンタン麺は、
シビレる辛さが半端なく
いつも涙目で食べていました。

留学時代は、
タンタン麺のミニサイズを
夜食がわりに食べたものです。
日本に帰国した今でも、
ずっと忘れられない味。

久しぶりに食べられて感激!
(ちょっとシビレ具合に
 パンチがなくなったかも?)

混雑する時間は相席になりますが
一人でも気軽に行ける店です。

ぜひ行ってみてください!


巴渝兄弟川菜 (四川料理)

http://www.dianping.com/shop/514131


12:00
ホテルをチェックアウトし、
スーツケースを引きずりながら
王府井行きのバスに乗る。

王府井書店でHSKの問題集を購入。


13:00
シュウさん夫婦が空港まで送ってくれ
無事帰路につきました。
北京再見!

【旅】中国・北京③ 工場跡の芸術区に、昔ながらのジャズバー


※過去ブログの記事を少しずつ移動中です※
2014年4月20日(日) 曇り

11:00
昨日履いたヒールの影響で、
足がひどく痛い。マメが…。
南鑼鼓巷の店で
ペキンの布靴を買いました。

12:00
たくさんのギャラリーが集まる
「798芸術区」を散歩。

ギャラリー以上に、
ショップの数が増えてた印象です。
「東京画廊」は変わらずよかった。


東京画廊 BTAP
http://www.tokyo-gallery.com

東京画廊のスペース。



13:00
お昼ごはんは、
798の中にある「at Cafe」で。
元同僚のアンドリューさんと。
ここも居心地よくて大好きです。

at Cafe(愛特珈琲)
http://www.dianping.com/shop/507574   



16:00
国貿にある長島SPAで
全身按摩を受けました。
価格は決して安くはありませんが
雰囲気よし、技術よしで
昔、時々通ってました。

はじめて男性のマッサージ師さん。
中国では、女性への施術は男性、
男性への施術は女性、
っていうのはごくごく普通
のことなのですが、
うーん...

やはり私は女性がいいかな。
ヘンに気をもんじゃうので。

でも、担当の方、
とても上手だったと思います。

長島SPA (光華路店)
http://www.dianping.com/shop/2440519


18:00

北京の宮崎県人会に参加。
北京に暮らす宮崎出身者が
月1で集い、宮崎弁で語り、
ほのぼのした時間を過ごせた。

幹事のH氏が予約してくれた店は、
みんな大好き「小王府」!

美味しくて定番の北京料理は
ほぼこの店にそろっている
と言っても過言ではありません。
エビ炒飯、何回食べてもおいしい!

出身が同じ県というだけで
初対面の方とでも話が弾むのは
本当にうれしい!

北京にはたくさんの県人会、
同窓会がありますので
これから北京ライフを始める方は
ぜひネットで検索してみて下さい。


北京宮崎県人会公式ブログ
「北京で集まろ!宮崎県人」
http://d.hatena.ne.jp/miyazakibeijing/

小王府 光華路店(北京料理店)
http://www.dianping.com/shop/510028


22:00
県人会の皆と別れ、夜の后海へ。
大好きなバーがあるのです。

今回の北京旅では
昔好きだった場所を再訪してますが
その中でいちばん
「やっぱここ最高!」
と感じ店かもしれません。
街がどんどん様変わりしていくなか、
以前からの良さは全く変わらず
我が道を行く感じが好きです。

シュウさんに話したら、
「私もそこ好き!」と乗ってくれ
一緒に行ってくれました。


夜の后海。対岸にはバーやクラブのネオンが輝いています



こちらがそのジャズバー「東岸」。
バーが立ち並び、ネオンで彩られる后海の西岸に対し、
こちら東岸は店も少なく比較的静か。

北京のナイトスポットでは、
生演奏をしているお店が
かなりたくさんあるのですが
正直、大半が「うるさい」
としか思えないような音楽です。
(好みもあると思います)

だから、バーに行くときは
生演奏のないところを
わざわざ選んでいたくらい。

しかし、
この店は実に居心地よくお酒を楽しみながら
よい音楽が聴ける場所と思います。
階段をのぼって2階へ…
店内入口より。
シュウさんは仕事を早めに切り上げ
ステージの真ん前の席を
ゲットしてくれました。

ああ、うれしいな。

知識はまったくないですが、
リズムで楽しめるジャズは大好きです。
普段着で、かしこまらずに
自由に楽しめる音楽。

ピアノのお兄さんの楽譜がipadで、時代を感じました
この日の演奏は、
ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ。
真ん中の中国人(?)の方、
キャップかぶってベース演奏。
いい〜。好き。

ピアノとドラムスのお兄さんも、
心から演奏を楽しんでいるようで
見ていて本当に心地よかった!

お客さんも、ステージの
目の前に座りながら
ケータイやipadいじってるし
いちゃいちゃしているし
ほんと自由〜。
もちろん、じっと演奏に
耳を傾けている人も
たくさんいました。


外国人演奏者ふたりは
たぶん北京在住者だと思いますが
曲紹介やMCも
英語ではなく中国語で。

演奏者とお客さんとの
距離の近さを感じました。

この「東岸」は、
私が北京留学で来た2005年当初
すでにあったので、
長く地元で愛されている店
なのでしょう。

写真ではわかりにくいですが
ステージの後方も実は窓ガラスで
外の夜景が見えます。

いい音楽と后海の夜景を
一緒に楽しめるなんて、
本当〜に贅沢。





しかも、この店チャージ等がなし。
自分の注文したお酒代だけで
こんなに楽しめるのです。

そしてそして、
ココで演奏するジャズマンには
イズミさんという、
日本人ドラマーの方がいます。

2014年4月現在のリストでは
毎週土曜に演奏しているそう。

私の初「東岸」体験は、
イズミさんの演奏でした。

ネットを検索してみると、
たくさんの方が紹介してます。
演奏は夜10時頃から。
北京で夜を過ごす時間がある方に
ぜひおすすめしたいバーです。


東岸爵士吧 (ジャズバー)
http://www.dianping.com/shop/2123323

ライブにうっとり夢心地…

 中国・北京④ へ続く

【旅】中国・北京② 中国式の手作り結婚式に参加


※過去ブログの記事を少しずつ移動中です※
2014年4月19日(土)雨のち曇り

9:00
ホテルに併設のスタバで朝食。
この時間は南鑼鼓巷も静かです。


明朝風の家具で、中国テイストのスターバックスコーヒー。

11:30
友人の結婚式会場へ。
会場は、細い路地の奥に佇む
オシャレなベトナム料理店。



昔の同僚達が何年かぶりに大集合した!
今も現役で活躍している人、
新たな会社で頑張っている人、
会えてよかった。

笑いの絶えない
あったかい式でした。

おしあわせに♥

結婚式の会場だったベトナム料理店

こちらは二次会会場の「彩珈琲」
新郎新婦の干支のお酒。


苏苏 Susu  (ベトナム料理店)
http://www.dianping.com/shop/5138355

彩珈琲 (カフェ)
http://www.dianping.com/shop/3513652




17:30

友人Yちゃんと、
三里屯の雲南料理「中8楼」
で6時に待ち合わせ。

二次会会場の鼓楼西大街から
タクシーに乗り込みました。

すごい渋滞で全然前に進まない…
いつもは車で15分で着く道が、
1時間以上かかった。

渋滞の原因。
私がタクシーで向かっていた頃
ここ三里屯の工人体育場では、
中国のサッカーチーム「国安」
日本のサンフレッチェ広島
の試合が始まろうとしていたようで。

三里屯エリアは、
「国安」の緑のユニフォームが
横断歩道まで溢れ出ていました。

Yちゃん、
1時間も待たせて…本当にごめんね。



中8楼 (雲南料理店)
http://www.chainavi.cn/beijing/user.html?sid=15679322


雲南料理店のチャーハン。盛りつけが斬新…

ところで、
この日の北京はとても寒かった!

Yちゃんとごはんを食べたあと、
あまりの寒さでユニクロへ行き
防寒具を探し求めました。
(披露宴用のワンピースそのままで
 薄着だったから….)

しかし、4月下旬のためか
フリースなどあるはずもなく
何もゲットできず。

結局寒さに負けてしまい、
Yちゃんとは別れ、
ホテルへと逃げ帰ったのであります。

この後ホテル近くの洋服屋さんで、上着をお買い上げ。

 中国・北京③ に続く