2016年5月29日日曜日

[ショップ]dacco.(ダッコ):上品で良質なオリジナル布雑貨がいっぱい!

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「dacco.」は移転しました。
新住所:Room 5, No.12 Parami Road,10 Quarter, Mayangone Township, Yangon
10:00-18:30
電話:092 6018 5424, 092 6222 6481
http://www.dacco-myanmar.com/

(2018年7月9日 情報更新)
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店内の商品ディスプレイもすてき。真似したい!

すでに多数のサイトやブログで
取り上げられている「dacco.」は、
日本人女性が手がける雑貨屋さん。

2012年、子供用サンダルの
制作販売から始められたという同店は、
センスの光るミャンマー雑貨を
次々と生み出し、
昨年には、ヤンゴンの寝仏で知られる
チャウタッジーパゴダの近くに、
独立店舗をオープン。

ミャンマーメイドにこだわりつつ、
実用的かつおしゃれな商品が豊富なので
日本へのお土産はもちろん、
日常生活で愛用している在住者の方も
よく見かけます。

ミャンマーメイド土産の有名店といえば、
以前ご紹介した「ポメロ」もありますが、
欧米人が運営に関わっていたこともあり、
ポップで原色系のデザインが豊富。
遊び心のある商品が多いイメージです。

対して「dacco.」は、
シックで上品なデザインと色使い、
大人っぽい雰囲気の商品が多いのが
特徴ではないでしょうか。
質がよく、お手頃価格なのも魅力的。


そんな「dacco.」アイテムの中から、
私自身が買ってよかったもの、
「買ったよ!」という声を
よく聞くものを中心に紹介します。
ヤンゴンでのお土産えらびの
参考にしてみてくださいね。





タティング・レースのピアス


繊細なレース編み「タティングレース」の、
ゆらゆらピアス。
タティングレースがミャンマーで?
って思われそうですが、
ビルマ時代にイギリスから伝わって以降、
一部地域の女性達の間で受け継がれている
伝統的技法としてあるのだそうです。

ボージョー市場の中にもいくつか
タティングレースを売る店はありますが
ピアスはここでしか見た事ありません。

私自身はピアスの穴がないのですが
妹や友人に大好評でした。
持ち帰る方も軽いので、ありがたい。

色合いやかたち、デザインも豊富なので、
幅広い世代でつけてもらえそうです。

ピアスは通販サイトでも買えるので、
私がお土産にするときは、
このサイトを贈る相手に見せて、
好みの色や形を指定してもらってます。

→オンラインショッピングサイト「Hladee」

余談ですが、Wikipediaではタティングレースについて、
こう書かれていました。
一度覚えてしまうと手元を見なくても作れることから、18、19世紀には、ろうそくの節約にもなると貴族のあいだで大変もてはやされ、教養として習うものとなった。

しょっちゅう停電するミャンマーでも
タティングレースは作りやすいのかも。




プラスチックバスケット


ミャンマー(特に地方)では
今も日常の買い物に欠かせないのが、
このバスケット(通称プラかご)です。

「dacco.」さんのプラかごは、
シンプルな単色もしくは2色使いが主流。
インテリア等でも使いやすく、
女性へのお土産で喜ばれるので、
「手荷物として機内持込で帰るんです」
って声も聞きました。

たくさん買いやすい価格なのも
うれしいところ。
プラカゴの発色は目立つので、
街中で持ち歩いている方がいると、
ついつい目がいっちゃう。
「あ、あの色もいいなあ」
なんて、また欲しくなるのです。




みつろう100%キャンドル


私の、次なる冬場の帰国時の
お土産候補は、このキャンドル。
みつろうとは、はちが巣を作るときに得られる蝋(ろう)のこと。みつろうには、蜂蜜をはじめプロポリス、ローヤルゼリー、花粉等が含まれていて、保湿柔軟作用や治癒特製があるらしい。
英語名を「Beeswax」といい、
リップクリームやハンドクリーム等
私たちが普段使うスキンケア製品にも
よく含まれている成分のひとつ。
自分のリップクリームを確認したら、
やはり成分として明記されてました。

「dacco.」で取扱っているのは、
南シャン州の「Plan Bee」という団体が
生産するはちみつ、そして、
そこから穫れるみつろうを使った、
手作りのクリームとキャンドル。

みつろうクリームは、
使い道が容易に想像できますが、
みつろうキャンドルって、
ふつうのと何が違うんだろう…
と不思議に思い調べてみたら、
次のようなことが分かりました。

未精製のみつろう100%キャンドルは、通常のろうそくに比べ、より明るいうえ燃焼時間が長く、スス等が出にくい。また、未精製のみつろう100%キャンドルを燃やし続けることで、室内の花粉やカビ、ホコリ等を除去できるという、研究発表もあるとか。

…なんだかすごそう。
私の住居にアレルギー物質は
感じられないので、
本当かどうかは実証できませんが
ヤンゴン暮らしでお困りの方は
試してみてはいかがでしょうか。

「Plan Bee」に問合せたところ、
未精製のみつろう100%使用。
パラベンも未使用だそうです。

日本で売られているみつろうには
精製済みのものも多く、
キャンドルの販売は少ないので、
こういう製品が好きな人には
喜ばれそうなお土産です。

※アレルギー反応がある人や、独特のほのかな甘い香りを避けるため、あえて精製済みのみつろうを使う人もいるそうです。使う際は、よくご確認ください。



左が男性用で、右が女性用。このほか色やサイズがたくさんありました。

伝統サンダル


以前ブログで書いたことのある、
ミャンマーのサンダル「パナッ」。

↓詳しくはこちら
【ミャンマー土産】伝統サンダル「パナッ」

ミャンマー人が普段履いているデザインも
可愛くでおしゃれなものがたくさんありますが
雑な作りなものが多いのが、残念。

「dacco.」のは丁寧に作られている上
鼻緒にミャンマーの布を使っていて、
派手すぎず、地味すぎず、という
日本人的には非常に使いやすい配色。

店主さん曰く、
外履きとしてだけなく、
ベランダ用や室内スリッパ代わりに
購入する方も多いそう。

女性用、男性用に加え、
子ども用もありますよ!





クラッチバッグ


ミャンマーでは、
正装でドレスやロンジーを着る際、
よくこういったクラッチバッグを
使っています。

たいていシルバーやゴールドの
キラキラしたゴージャス系。
そして小さい!
(そのほうが派手派手ロンジーには
合うのかもしれないですね)

ミャンマーでは紙幣しか使わないので
長財布愛用者が圧倒的なのに、
あのサイズで財布入るの?
と、いつも要らぬ心配をしてしまう。

一方こちらのクラッチバッグは、
大きめサイズ(2サイズありました)。
しかもミャンマーの伝統的な布を
美しく大胆にデザインしています。

着物好きの友人を店に連れて行った時、
「これと着物合わせたい!」
と言っていました。


最後に、
個人的に気になっているものを。

カレン族の肩掛けバッグ
ミャンマーのシャン州で
よく使われている肩掛けバッグ、
通称シャンバッグ。
ファスナー等はついておらず、
作りは至ってシンプルなのですが
肩掛け部分が太いのでらくちん、
使い勝手がよいので、
私も日常生活で愛用している1人です。

シャンバッグには、お土産向けに
リデザインされた物が多いのですが、

dacco.のカレン族の肩掛けバッグは
カレン族が日常的に使う生地とデザイン、
あえてそのままで作ってもらっているそう。
生地は少し厚めで、しっかりしています。
素朴で温かい感じのするステッチも素敵。

ほかにも、少数民族の織り物や
ミャンマーの生地を使った
スカートやズボンなど、盛りだくさん。



店内は、じっくり物色大歓迎!な雰囲気です。
ミャンマー雑貨選びを
心行くまで楽しみましょう〜。



2016年5月22日日曜日

[ショップ]green hill:ヤンゴンで有機作物とこだわり食品がそろう場所。


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追記:
2019年4月、Green Hillは移転しました。現在は以下の店舗にて営業されてます。
https://www.facebook.com/marcheyangon/
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グリーンヒルの店内。この野菜かご欲しいなあ〜

少し前このブログで、
シャン州にあるタンボジセンター
について書きました。

ヤンゴンで買えるあの卵は、インレー湖そばで生まれていました。
(2016年5月9日付記事)

今日は「あのタマゴ」が買える店、
greenhillグリーンヒル」についてです。

ここは、有機農作物のほか
生食できるタマゴ等が買える、
ヤンゴンでは貴重なお店。

このお店を立ち上げたのは、

タンボジセンターの運営も行う
日本のNPO法人「地球市民の会」で、
現在はそこから離れ、
お店は民営化されているそうです。

取扱う商品は、

「地球市民の会」と協力している
シャン州の農家さんが作った有機作物や、
それら作物を使った加工品が中心。

このほか
ミャンマー布を使った雑貨、
肉加工品や冷凍食品の販売も
はじまっていました。

なかでも私の購入頻度が高いのは、
やはりダントツでたまご!
これで半熟オムレツや
どんぶりものを作るのです。
美味しい〜。
たまごは1個から買えます。右がたまご専用のかご。

卵用のカゴも販売されていると知り、
さっそく買って使っています。
持ち帰る時に割れないよう、
ていねいに扱わなければ。

そして、次に多いのは野菜やくだもの。

今の季節はなんといってもマンゴー!
香り高くて最高においしい、
「セインタロン」というマンゴーです。
ひとつが大きい! 食べるまでの時間も、マンゴーの香りで幸せ気分。

先日買ったときは1つ1,000チャット。
greenhillさんのFacebookに、
このマンゴーについての説明が
書かれていました。

完全オーガニックではなく、化学農薬を使用せず、ニムという植物から抽出した自然の忌避剤を使用して栽培しています。※化学肥料は使用しています。
ヤンゴンでは珍しいごぼうや、
新鮮な豆乳も入ってます。
この前行って驚いたのが、米粉!
ヤンゴンでこんなものまで
手に入るようになったんですねえ。
写真上は「そば粉」も。料理好きな人にはうれしいですね〜
こちらは同じ作り手さんのジャポニカ米。私もたまの贅沢で買います。

最近買ってまだ試していないのが、
シャン州のコーヒーと、
しょうがのパウダーです。
シャンのコーヒーの他、ナガのコーヒーもあり。
ちょっと生姜を使いたいときなんかによさそう!

そして、気になるけど
まだ購入に至ってないのは
モリンガティーにココナッツオイル、
みつろうクリーム。

お茶もオイルもクリームも
家にストックがたくさんあるので
ストックがなくなったら試したいです。
モリンガ茶、どんな味がするんだろう… 奥にはレモングラス茶も!
ミャンマーでもエクストラバージンココナッツオイル買える〜 うれしい!
南シャン州で作られた、みつろうクリーム。名前が美味しそうだ。
お土産によさそうな布小物もいろいろ


季節の旬や収穫状況によって
もちろん入荷商品が変わるため、
常に同じものは買えないのですが、

それによって季節を感じられたり、
ないと思っていたものが
店頭にあるとハッピーだったり、
店内をぐるぐるするときの
楽しみがあります。

最近は、農作物の加工品や
他団体のミャンマープロダクト販売にも
力を入れているようで、
日本から来た友人を連れて行った際は、
シャン州産のはちみつ、布小物と、
ドライマンゴーを買って帰りました。


お店は少し分かりづらい場所ですが、
観光等で来た人をアテンドする際
立ち寄ってみるのもおすすめです。



green hill

住所:Building352, Room No.4, No.1 Industrial Road, Yankin Township, Yangon 
9時~18時, 日曜定休
詳しくはFacebookページ「Organic Green hill」で検索!
商品の入荷状況などを更新されてますよ。

行き方: 
あかりさんブログより転用させて頂きました。

1.Kaba Aye Pagoda RoadからNo.1 Industrial Road(セムティッラン)に入る。(※セドナホテル前の信号)
2.myanmar Plazaを右手に見ながらNo.1 Industrial Roadを直進。
(車の場合、左手にYankin St.が見えたら、次のところでUターンして戻る)

3.ミャンマー人が多く住むアパートが見えてきます。その敷地内にある、窓枠と門が黄土色のお店がグリーンヒル(1階)です。


※駐車スペースあり。
※ヤンキンセンター側からNo.1 Industrial Roadに入ると右側にあり。

地図:
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215795773195748857074.0004f8a20a1c50ede6c17&msa=0&ll=16.827443%2C96.157987&spn=0.005936%2C0.01134



2016年5月19日木曜日

[インレー湖周辺の旅5]3日目:山の上の州都、タウンジー観光。

タウンジーの市場で見かけた民族服。
左はパオ族、右は…?? ビックリするくらいオシャレな服だったな〜

タウンジー日帰り観光のススメ。


シャン州には観光地が沢山あるので、
州都ながらも特に有名スポットのない
タウンジーは行く機会がないと思ってました。

先出のアカリさんのブログを読んでいたら、
あれあれ? なんだか面白そうな所だぞ…
と興味がわいてきて、
旅の最終日に寄り道してきました。

ニャウンシュエの宿泊先ホテルで
車チャーターを予約。
5時間で55万チャット(山頂展望付き)。
タウンジーまでは車で約1時間です。

私の寄り道リクエストは、
・タウンジーの市場
・カフェ・エンジェル(アカリさんイチ押し)
・タウンジー山の山頂 の3箇所。

実際行ってみると、他にもタウンジーの
おすすめポイントがありましたので、
インレー湖観光で余裕があれば
足を伸ばしてみてくださいね〜。



レストランからはぶどう畑と街並みが一望できる

ミャンマー初のワイナリーへ。


ニャウンシュエからタウンジーへは、
ひたすら山を上ります。
眼下に街並みが広がる景色は、
平野のヤンゴンでは見られないので
とても新鮮でした。

Aythaya Vineyard」
(エータヤーヴィンヤード)は、
そんな山のぼりの途中で運転手さんに
突然おすすめされた場所でした。
「ワインは飲みたいですか?」

海抜1,200mの所にあるエータヤー村で
1998年に創立、ワイン販売は
2004年に開始したそうです。

レストランから見えるぶどう畑は、
自由に見学もできます。

私はお酒に弱いので、
ここのワインを少しずつ味わえる
テイスティングセットを、
Sちゃんと2人でわけて楽しみました。


ヤンゴン在住者なら、
このクジャクのマークを
見たことある方も多いと思います。

テイスティングセットで飲めたのは、
赤、ロゼ、そしてアルコール度数の異なる
白2種類の4つ。

私がいちばん飲みやすくて
美味しいと感じたのは、白の12.5%。
ソーヴィニヨン・ブランと、
シュナンというぶどうで作られています。
Sちゃんの一番はロゼでした。

赤は… 美味しくないねという意見で
一致しました。(好みの問題でしょうか)
他の方の意見もぜひ聞いてみたいです。


ワインとは関係ありませんが、
このレストランの庭に、
見事なジャックフルーツの木があり
まだまだ小さいながら
奇抜な果実が上から下までびっしり!
鈴なりに 実っているではありませんか。

木の上に生った姿しか見た事がなかったので
間近で見られてテンションがあがりました。


見れば見るほど不思議なくだもの…。なぜその場所に果実がなるのか?

Aythaya Vineyard
Htone Bo, Aythaya Taunggyi, Southern Shan States
+95-81-208 548
www.myanmar-vineyard.com



タウンジー中心部に着き車を降りると、
ヒンヤリした空気に包まれました。
インレー湖やニャウンシュエとは
明らかに体感温度が違う!

タウンジーという名はミャンマー語で
「タウン(山)」「ジー(大きい)」
という意味があり、
海抜1,400mの高地に位置しています。
ミャンマーの冬にあたる12月〜3月頃は
長袖が必要なくらい冷えるそう。

タウンジー中心部。ニャウンシュエと比べたら、やっぱり都会!

巨大市場で食べる。


必ず行きたかったのが、
タウンジー中心にあるミョマ市場。
生鮮食品や日用品、お土産まで
とにかくいろんな商品が、
巨大な敷地にあふれかえる
ワクワク買い物スポットです。

人、人、人!歩くだけで一苦労!

ヤンゴンの市場との違いは
やはりシャン州の特産品が目立つ点。
そして、見た事の無い
民族衣装をまとった人々に出会える点。
(トップ画像のような)

インレー湖でもみかけたパオ族は
売り手にも買い手にも多く、
色鮮やかなロンジーが主流の市場で
彼らの上下黒の衣装は際立っていました。

シャンカオスエの麺がずらり。さすがー
衣類エリアでは、シャンのジャケットやカットソー、パンツで溢れていた。

シャン州出身の友人から、
「シャンカオスエが好きなら
外の店より市場の中がおすすめ」
との助言を得ていたので、
ここでお昼を取ることに。

なるほど、確かに
どこの屋台もお客さんでいっぱい。

私はシャンカオスエを食べ、
Sちゃんは新たな料理
「トーフヌエ」にチャレンジ。

シャンカオスエの米麺に、
ひよこ豆のペーストが
たっぷりとかかっている料理です。




見た目の何倍も腹持ちがよく
重量感のある料理です。

友人の助言どおり、
今まで食べたトーフヌエの中で
ここのが一番美味しかった!

信じられないことに、
彼女はこのトーフヌエを間食した上
間髪いれずにサトウキビジュースを。



さらにはデザート(?)に、
グリーンマンゴーのスパイス和えを
お買い上げ。

旅のグルメを満喫しました。



タウンジー山頂からの絶景。


タウンジーの街の全貌を
見下ろせる場所へも、
連れて行ってもらいました。

空気が澄み切っていなかったせいか、
街の境目がくっきりしていて
崖のようにも、海岸線のようにも
見えるから不思議。

街を囲むように山々が連なり、
どこか日本にもありそうな景色です。


この場所のメインは、
絶景ではないところがミャンマー。

すぐ脇には地下洞窟のパゴダがあり
絶景が見えるその場所は、
パゴダの駐車場でした。

やってきたミャンマー人グループは、
絶景の前でさっと記念写真を取り、
このパゴダの奥へと消えていきます。
地下洞窟なので、中は驚くほどヒンヤリ。
ここだったら暑さも忘れて、
心静かにお祈りできそうです。

意外と広くて深かった!

念願のカフェエンジェル。


いよいよ旅の最後の目的地へ。
アカリさんのブログで読み、
絶対行ってみたかった
タウンジーの有名カフェです。

「Cade de Angel」。
周囲には目立った店がなく、
人通りも多そうではありません。
でも店の中に入ると、
たくさんのお客さんが寛いでました。
地元で愛されているカフェ、
といった感じです。

コーヒーの専用道具もたくさんあり
豆の量り売りも可能。
もちろんコーヒーメニューは充実していて
なんとアイリッシュコーヒーまで!

広々ソファは1組だけですが、
私たちは運良くそこをゲット。

飛行機出発の時間まで、
ソファにうもれながらおしゃべり、
今回の旅を振り返ったのでした。





Cade de Angel
No.59, Bogyoke aung san Street, Ukeekhan Ward, Taunggyi
081-21-23916


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2016年5月17日火曜日

インレー湖で繁殖中!絶滅寸前だったビルマネコに会う。

ビルマネコ、私にはこんな風にみえました。

純血ビルマネコがいた。


ネコ好きの友人が、
インレー湖に行くならぜひ!
とおすすめしてくれたのが
ビルマネコの飼育施設

ネコが曲芸をするという
ネコ寺院は知っていましたが、
(今はもうやってない)
飼育施設なんていうのは初耳でした。

彼女の場合、
2時間くらいそこの猫と戯れたあげく、
さらにもう一回会いに行ったそう。

ちょっとネット検索したところ、
インレー湖で飼育されている
Burma Cat(ビルマネコ)は
単に「ミャンマーのネコ」なのではなく、
ミャンマーが種発祥の地である
「Burmese(バーミーズ)」という
原種を指しているのだと分かりました。
この記事で詳しく書かれています。

ミャンマーに「帰郷」するビルマネコたち(AEP BB NEWS)

ここに書かれているように、
インレー湖でトップクラスの高級ホテル
「インレー・プリンセス・リゾート」
を経営するオーナーが、
ミャンマー国内では姿を消してしまった
純血のビルマネコを取り戻すべく、
海外にわずかに残っていた純血種を頼りに、
繁殖させているんだそうです。

その飼育(繁殖)施設がここ、
「Inthar Heritage House」。




ハイセンスでオシャレな飼育施設。


外観はまるきりリゾートの洒落た
レストランかカフェ。
飼育施設と聞いて連想していた場所と
かけ離れすぎていて、困惑。

場所を間違えているのでは?
と思いました。
併設のショップ。これまたオシャレ〜…

敷地の奥へと進んでゆくと、
確かにいました。ねこが。



スタッフらしき男性が、観光客に施設を案内中。
毛並みがツヤツヤ、ふかふかのビルマネコ。目はエメラルドや黄金色でした。


黒を基調とした、とにかく大きくて広い、
ネコの小屋です。
ネコが好きそうな遊び道具もいろいろ。

それぞれが好きな所で好きなことをして
自由に過ごしている様子。
寝たり、寝たり…ほぼ全員寝てました。

彼らの居場所はここだけじゃなくて、
外には彼ら専用の“村”があるんです。



ここには、大型犬でもOKなくらい
大きな(個別の?)ネコ小屋が。
その一つをのぞいてみたら、
1匹のネコが休憩中。

「見ないでよ」って感じで
そっぽを向かれました。

現在何匹のビルマネコが
ココで暮らしているかは未確認ですが、
確かにここは、ネコ好きな人には
たまらない施設かも。


たいしてネコ好きでない私たちも、ビルマネコにめろめろ〜
か、かわいい…

ここにいるネコたちは何だか、
セレブリティなオーラを放っていて
なんだかすごく別世界のネコだ、
という感じがしました。
じっとこっちを見ていたのに、写真を撮ろうとしたらそっぽ向かれる。
「気安く撮らせないわよ」って言われてるみたいだった…
なかには親しみを感じる、普通っぽいコも。寝てるのか起きてるのか。微動だにせず。
ミャンマーでは犬だけじゃなく、ネコもこの姿勢で寝るのだと知りました。


ネコ好きな人へのお土産は、
ここのオリジナルグッズがおすすめ。
日常で使えそうな実用アイテムが
たくさんありました。

時間制限のあった私たちは
さっと駆け足でしか見られなくて残念。
インレー織りのランチマットだけ
買いました。
ディスプレイも素敵! 
ネコグッズ以外にもお土産によさそうな商品がいろいろ。

行き方

「Inthar Heritage House」
という施設名を伝えれば、
船頭さんは分かってくれるはずです。
分からなければ、
インレー湖インポーコン村にある
バーマキャットの村に行きたい
と伝えてみて下さい。

私の船頭さんは、バーマキャットの村
ではどこか分かりませんでしたが
「Inthar Heritage House」で通じました。


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