2016年5月12日木曜日

[インレー湖周辺の旅2]1日目:ニャウンシュエってこんなとこ!町散策。


ヤンゴンから飛行機で1時間。


朝6時すぎに自宅を出発。
ヤンゴンを8時半発の飛行機で、
シャン州南部のヘーホー空港へ。

ヤンゴンからヘーホーまでは
直行便で約1時間。
ヘーホー空港からは
チャーター車を事前予約していたので
迎えにきた車で、さらに1時間

ヤンゴンを朝8時半の飛行機で出発し、
朝10時半にはニャウンシュエに着きました。


宿泊先のホテル「リメンバーイン」 
自分の部屋みたいに居心地よかった!水回りも許容範囲。2人分のお湯でました。


インレー観光の拠点ホテル。


私たちが選んだホテルは、
日本人に好評価の安宿「リメンバーイン」。
午前10時半にチェックインしましたが、
すぐに部屋に通してくれて助かりました。

目の前はピャーダイッラン(Museum St.)
という立派な名前の通りなのですが、
写真からも分かるように田舎の農道です。
(ニャウンシュエの町全体の道がそんな感じ)

結局「ミュージアム」らしきものは
目にすることなく滞在を終えましたが、
ミュージアムがあるのは確か。

ホテル1階のフロント脇の部屋では、
いつも複数の子どもや大人がたむろして
TVを囲んで寛いでいたので、
おそらく家族経営なのでしょう。

閑散期のエコノミールームが、
2泊で8,000円(2名1室)で朝食付き。

部屋の状態や設備、朝食の質、立地、
スタッフの対応なども良好。
(但し停電が多くてTVとエアコンはまともに使えず。ミャンマーでこの価格帯のホテルなら、しょうがない。)
アットホームな雰囲気でひとり旅にもおすすめ。
インレー湖ボート乗り場まで徒歩15分。


ニャウンシュエのメインストリート、Yone Gyi St. のどか。

ニャウンシュエの歩き方


想像していたよりずっとずっと、
小さな町でした。
でも、それがよかった。

観光で行くようなレストランやショップ
おおきな市場にパゴダ、
インレー湖へのボート乗り場、
すべてがホテルから徒歩圏内。

私の泊まった所が特別便利という訳じゃなく
町が小さいから、そうだったのだと思います。

とはいえ、町の移動は断然自転車が便利!
町の中心部から少し外れると、
山と田んぼが連なる美しい風景や、
地元の人々の日常、水牛の水浴びなんてのも
目にすることができました。

ホテル隣の店でレンタルした自転車は
1日1,500チャット。
午後8時までに返せばOKとのこと。

私たちは足を伸ばして、
カウンダイン温泉方面にある
タンボジ村までサイクリング。
訳あって、日本のNPOが運営する、
タンボジ農業畜産研修センターへ!

→詳細:ヤンゴンで買えるあの卵は、インレー湖そばで生まれていました。

レンタルはママチャリしか見ませんでした。カゴ付きなのはありがたい。
ママチャリ乗るの、いつぶりだろう。
ニャウンシュエのスーパーで、まさかの腕用日よけカバーを発見!これ大活躍でした

自転車に乗るなら日焼け対策をお忘れなく。
紫外線がすごく強いのですぐ焼けます。
帽子やサングラス、日焼け止めは必須。

徒歩なら傘がさせます。
ミャンマーは不思議なことに、
男女ともに日傘を愛用しています。
日傘使うのって、日本だけじゃなかった。



個人的ベスト・オブ・シャン料理は、シャンカオスエ(シャンヌードル)。

ニャウンシュエは安くて美味しい。


ニャウンシュエでは、
食事に困ることがなさそうです。

まず、シャン州の郷土料理が美味しい。
西洋料理も複数店舗あり、
選択肢が幅広い。

油を多用するビルマ料理は、
日本人では苦手な方が多いのですが
(私もそう)
そんな人でも「これは美味しい!」
と喜ぶのが、シャン料理。
私も数あるミャンマー料理の中で、
シャンの料理がいちばん好きです。

ひとくちにシャン料理と言っても、
先述したとおりシャン州は広いです。
シャンカオスエ(シャンヌードル)
で見ても、北と南では味付けが違う。
ここニャウンシュエで食べるシャン料理は
インレー特産のトマトをたくさん使う物が
多かったような気がします。



夜遅くまで西洋人客で賑わっていた、Yone Gyi St,にあるビストロ&カフェ「one owl grill」。

あと、
新しい店がどんどんできている。
ガイドブックにはない、
とびきりお洒落な店もちらほら。
夕食のあと写真の「one owl grill」で
軽くお酒を飲みました。
カクテル1杯2,000チャット〜。



色鮮やかなシャン州のロンジーが並ぶ、服飾の店


ニャウンシュエで買う。

メインストリートを中心に
お土産店やマッサージ店などが
点在するニャウンシュエ。

ミャンマーの民族服ロンジーの布は
インレー湖に多く工房がありますが
ニャウンシュエで買うほうが
若干安い印象でした。

カラフルなロンジーと、
シャン州の肩掛けバッグでぶらつく
観光客もたくさん見かけましたよ。

おすすめは上写真のような、
ピンクや黄色などの華やかな色合いに
ラメっぽいストライプが織り込まれた
シャン州の伝統的なデザイン。

もしインレー湖の工房で買うなら、
せっかくなので、インレー独自の
デザインがおすすめです。
(お店の人に聞けば教えてくれます!)



インレー湖の手すき紙や、
伝統的な竹細工などを扱う店は
ニャウンシュエにも少しありました。

素朴なつくりのものが多かったです。



さて、何でもチャレンジのSちゃん、
このあたりの店で、キンマを購入。

ミャンマー語では「コンヤ」という
葉巻の噛みタバコ。
噛むとだ液が赤くなるため、
ミャンマーの道ばたのあちこちに
血を吐いたような跡が残っています。

「絶対マズいと思うけど…」
という私の心配をよそに、いざ体験!

こんなに広々して清潔感ある(?)キンマ店、見たことがない。
ここのなら少しは安心か?
3本で300円。ミャンマー人曰く「それは高い」だそう…

噛み始めてしばらく無言。

味の感想を求めると、
「ん〜…。木を噛んでるかんじ。
苦いです…」

3分ほど噛み続けて、限界。
ペッと吐き出してみると…
あれ、口の中がピンク色になってない。

ほんのりオレンジっぽい感じはあるけど
あの赤い液体を吐く人たちとは
いったい何が違うの??? 
よほどの本数を噛まないと、
あの域には達しないのかしら?

しばらくするとSちゃん、
「なんか食欲ないです。コンヤが効いたかな…」 

さらに時間が経つと
「ボーッとします…」
 
はじめてのコンヤ。
赤いだ液は出なかったけれど、
刺激は強かったみたいです。



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