2016年5月17日火曜日

インレー湖で繁殖中!絶滅寸前だったビルマネコに会う。

ビルマネコ、私にはこんな風にみえました。

純血ビルマネコがいた。


ネコ好きの友人が、
インレー湖に行くならぜひ!
とおすすめしてくれたのが
ビルマネコの飼育施設

ネコが曲芸をするという
ネコ寺院は知っていましたが、
(今はもうやってない)
飼育施設なんていうのは初耳でした。

彼女の場合、
2時間くらいそこの猫と戯れたあげく、
さらにもう一回会いに行ったそう。

ちょっとネット検索したところ、
インレー湖で飼育されている
Burma Cat(ビルマネコ)は
単に「ミャンマーのネコ」なのではなく、
ミャンマーが種発祥の地である
「Burmese(バーミーズ)」という
原種を指しているのだと分かりました。
この記事で詳しく書かれています。

ミャンマーに「帰郷」するビルマネコたち(AEP BB NEWS)

ここに書かれているように、
インレー湖でトップクラスの高級ホテル
「インレー・プリンセス・リゾート」
を経営するオーナーが、
ミャンマー国内では姿を消してしまった
純血のビルマネコを取り戻すべく、
海外にわずかに残っていた純血種を頼りに、
繁殖させているんだそうです。

その飼育(繁殖)施設がここ、
「Inthar Heritage House」。




ハイセンスでオシャレな飼育施設。


外観はまるきりリゾートの洒落た
レストランかカフェ。
飼育施設と聞いて連想していた場所と
かけ離れすぎていて、困惑。

場所を間違えているのでは?
と思いました。
併設のショップ。これまたオシャレ〜…

敷地の奥へと進んでゆくと、
確かにいました。ねこが。



スタッフらしき男性が、観光客に施設を案内中。
毛並みがツヤツヤ、ふかふかのビルマネコ。目はエメラルドや黄金色でした。


黒を基調とした、とにかく大きくて広い、
ネコの小屋です。
ネコが好きそうな遊び道具もいろいろ。

それぞれが好きな所で好きなことをして
自由に過ごしている様子。
寝たり、寝たり…ほぼ全員寝てました。

彼らの居場所はここだけじゃなくて、
外には彼ら専用の“村”があるんです。



ここには、大型犬でもOKなくらい
大きな(個別の?)ネコ小屋が。
その一つをのぞいてみたら、
1匹のネコが休憩中。

「見ないでよ」って感じで
そっぽを向かれました。

現在何匹のビルマネコが
ココで暮らしているかは未確認ですが、
確かにここは、ネコ好きな人には
たまらない施設かも。


たいしてネコ好きでない私たちも、ビルマネコにめろめろ〜
か、かわいい…

ここにいるネコたちは何だか、
セレブリティなオーラを放っていて
なんだかすごく別世界のネコだ、
という感じがしました。
じっとこっちを見ていたのに、写真を撮ろうとしたらそっぽ向かれる。
「気安く撮らせないわよ」って言われてるみたいだった…
なかには親しみを感じる、普通っぽいコも。寝てるのか起きてるのか。微動だにせず。
ミャンマーでは犬だけじゃなく、ネコもこの姿勢で寝るのだと知りました。


ネコ好きな人へのお土産は、
ここのオリジナルグッズがおすすめ。
日常で使えそうな実用アイテムが
たくさんありました。

時間制限のあった私たちは
さっと駆け足でしか見られなくて残念。
インレー織りのランチマットだけ
買いました。
ディスプレイも素敵! 
ネコグッズ以外にもお土産によさそうな商品がいろいろ。

行き方

「Inthar Heritage House」
という施設名を伝えれば、
船頭さんは分かってくれるはずです。
分からなければ、
インレー湖インポーコン村にある
バーマキャットの村に行きたい
と伝えてみて下さい。

私の船頭さんは、バーマキャットの村
ではどこか分かりませんでしたが
「Inthar Heritage House」で通じました。


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