2015年3月30日月曜日

【旅】中国・北京① 愛すべき鈴木食堂と、鼎泰豊の杏仁豆腐かき氷


※過去ブログの記事を少しずつ移動中です※
2014年4月18日(金)〜21日(月)
2日目。慣れないヒールを履き、両足に絆創膏。
耐えきれずにペキン布靴を購入…


1年半ぶりに、中国・ペキンへ。
ペキンは、私が2005年から
約6年間を過ごした、
思い出深い大好きな都市です。

今回のいちばんの目的は、
ペキン時代の会社の先輩の
結婚式に参加すること。
残りの時間で、
ペキンの友達に久しぶりに再会し
自分が好きだった場所をめぐりました。


4月18日(金)曇り


北京国際空港に降り立ち、
外の景色を見て愕然とする。
かすんでいる…

空気が汚れを実感。
以前住んでいた頃は
なんとも思わなかったのにね。

昔の同僚・シュウさんが、
空港まで友人ホワン君と
迎えに来てくれた。
初対面だったにも関わらず、
自分の車で空港まで来てくれたうえ、
私の中国携帯の
充電までしてくれたホワン君。
ありがとうございます。


車中で念のため予約したホテルに連絡。

私の予約がないと言われ、大慌て。
一時はどうなることかと思ったけれど、
事なきを得る。よかった。

前回ペキンに来たときも、

同じようなことでホテルともめたなあ。
お決まりの洗礼です。

郊外にある北京国際空港から、
四環路、三環路、
と北京中心部に近づくにつれ、
私は北京にいるんだなあ!
と、ワクワクしてきた。


14:00

今回宿泊したのは、
北京市東城区の南鑼鼓巷エリア。
私はここに2年半ほど住んだいたことがあり
その期間で留学〜失恋〜就職などと
人生の浮き沈みをいっぱい経験したので
個人的に思い出のつまった場所です。
(イタタ…)

まずは、遅めの昼食。
南鑼鼓巷の小菊胡同
という細い路地に、
シュウさんのお店があるので、
そこでカレーを食べました。



シュウさんのお店は、
日本人の鈴木さんとともに
日本の家庭料理を提供している
可愛らしい食堂。
赤いうさぎの看板が目印です。

鈴木食堂 小菊儿胡同店
http://www.chainavi.cn/beijing/user.html?sid=8942078


お腹いっぱいになり、まずは、
明日の結婚式に使うBGMを
シュウさんとともに
探すことにしました。

場所を変え、
「鈴木食堂」の3号店に
歩いて向かいます。
南鑼鼓巷を北へ進み、
鼓楼東大街に突きあたると、
鼓楼東大街を東へ進み、
交道口の交差点を直進、てくてくてく…


16:00

地下鉄「北新橋」駅の裏手のほうに、

ひっそりと3号店はありました。
(1人で来てたら迷ってたかも。)

こちらのお店は、
小菊胡同店の3倍はある広さ。
天井が高く、採光が工夫されてます。

店内はシュウさん夫婦の
趣味の良さが存分に発揮された家具小物が、
センスよく飾られています。
とっても落ち着く、
居心地の良い空間。

提供メニューはこちらも同じ。
日本人のお客さんも多いです。

シュウさんは、ウサギがだいすき。
お店のモチーフもウサギだし、
店内には至るところに
ウサギがいます。

日本をはじめ世界各国を旅した時に
買い集めているという
個性豊かなウサギさんたちが、
お客さんを歓迎してくれます。




お店のはじっこで、ネット検索によるBGM探し。
なんとか10曲ほどの候補をゲットしました。


17:30

シュウさんと別れ、
地下鉄で大望路へ。
久しぶりに乗った地下鉄、
路線を忘れていました。
逆方向に乗っちゃうとこだった…



18:15

元同僚のジンフイと、
デパート「新光天地」の
レストラン街にある
「鼎泰豊 ディンタイフォン」
で再会。

北京に住んでいた頃は、
アテンドではもちろん、
個人的にもよく通ったお店。
中華が口にあわない人にも
安心して薦められる台湾料理。
小龍包がとっても有名で、
本店は台湾・台北。

私のお目当ては、
杏仁豆腐のかき氷です。
細かい氷のうえに、
杏仁豆腐と練乳がたっぷり。
杏仁豆腐のもちもち感がたまらない。

「鼎泰豊」に来たら、必ず食べます。
(特に夜は)席についたと同時に
注文しておかないと、デザートだから
といって後から注文しようとすると

「もうありません」
と言われることがあります。
だから今回も、
はじめに注文したのですが、

「ありません」
と言われてしまいました…!
聞くと、
今は材料がないので作れないが、
もし材料が届けば出せるとのこと。
「じゃあ、もし作れるようになったら教えて」
とお願いして、
結局食べることができました。

杏仁豆腐かき氷。写真からもぷるぷる感が伝わる…

日本にも支店があるし、
わざわざ北京で行かなくても?

と思われるかもしれませんが、
杏仁豆腐かき氷を、
北京店以外で見たことがありません。
上海店にも台北店にも
シンガポールにもなかった。

日本は店先でメニューを
見ただけですが、ありませんでした。
もし、北京以外でもこのかき氷を
提供している店をご存知の方は、
ぜひ教えて頂きたいです!

「鼎泰豊」新光天地店
http://www.chainavi.cn/beijing/user.html?sid=1616





21:00

ジンフイと別れ、
日檀公園エリアへ。
北京で働く日本人の友人たちと会う。
明日の披露宴のために
北京に来た別の友人とも合流。
待ち合わせのお店が看板を出してなくて、
着くまで30分ほど彷徨いました。

現地の方々に何度道を聞いても、
それぞれが違う方法を
教えてくれるので、
もうこのまま辿りつかないのでは
とさえ思った。
電話もケータイの電波が入らない。
普段、どれほどケータイに
頼っているのかを痛感

ちゃんと地図で調べてくればよかった。





カニのお粥が人気のお店なので、
私は食事してからの合流だったにも関わらず、
少しとっておいてもらいました。
カニのダシがしみて、本当に美味しかったです。

「潮香洲」
http://www.dianping.com/shop/2000602





冬の三輪タクシーは風が痛い。でも、北京で乗るのは好き。

23:00

明日の結婚式準備をしている
シュウさんたちと合流。
なんとかBGMも決まりました。
新郎新婦は、
日付が変わっても準備に追われたそうで…
手づくりの結婚式は大変だけど、
一生の思い出ですね。




真夜中の南鑼鼓巷は、
人であふれかえる昼間と違い、
明かりもほとんどなく、
一人で歩くのはちょっと怖いです。
南鑼鼓巷での深夜勤務を終え、
帰路につく若者がちらほら。
人の居なくなった路地で、
スケボーで遊んでいる子も。
真っ暗な中を前から
ガーッと突進して来られると
とてもあぶない。



留学時代を過ごした、中央戯劇学院の前を横切る。
雰囲気ある門構えが好きでした。


26:00

ホテルに戻り就寝。
あったかいシャワーが
出てくれてよかったよ…。



ホテル「古巷20号」
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g294212-d944888-Reviews-Beijing_Guxiang_20_Club-Beijing.html


ザ・チャイナなデコ。数泊寝るだけなら充分。
1階の部屋だったので、窓がちっちゃい。
採光がほとんどなくて、時間の感覚が鈍る。





夜に撮った宿泊ホテル「古巷20号」の外観。夜だとすごく雰囲気あって、5割増し素敵にみえます。スタバ(星巴克珈琲)が併設されていて、朝ご飯に便利だった。







旅にっき 中国・ペキン編② へ続く

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