2016年9月4日日曜日

[ショップ]Sunflower Textile & Organic Dye:天然草木染め生地と雑貨


建物2階に入口があるので、最初は分かりづらいかも。

ヤンゴンには、
日本語の堪能なミャンマー人店主の店が
けっこうあります。

そのひとつがこちら。
オーガニックの植物で染めた布と
ミャンマー産の手作り雑貨を扱う
「サンフラワーテキスタイル」。

外国人はあまり使わない通りなので
偶然みつけて入ることは
なさそうです。

(と思っていたら、
同じ通りに「Yangoods」の
路面店がオープンしていた!)

いろんなイベントや展示会に
出店されているので、
在住日本人の間では
けっこう知られる存在。
(事実、お客さんの半分は日本の方とか)


ショップ兼作業場。ミャンマー人のお宅にお邪魔してるような気分に。

店主はキュレーターで、
テキスタイル・アーティストの
ピューエーテインさん(女性)。

私は最初、Facebookページで
この店のことを知ったのですが、
店を初めて訪れた時
ピューさんに日本語で声をかけられ、
びっくりしました。

でもそのおかげで、
いろいろ話を聞く事ができました。

日本に留学経験のある彼女。
金沢で藍染めを学んだ経験も持ち、
帰国後は、ミャンマーの
天然の草木染め文化を
復活させるべく活動しています。

店内には、
草木染めの生地がたくさん!
綿の色そのままの生地、
そして
華やかな化学薬品染めの生地
(マンダレー産シルクなど)
も一部あり。

どの生地も
1カイツ(約90センチ)から
購入できます。

草木染めならではの優しい色合い。右手のケースには、ハスの繊維で織ったショールが。

草木染めは、シャン州インレー湖そば
ニャウンシュエの工房で行い、
織りはシャン州で行っているそう。

でもそこだけでは生産が賄えないので、
マンダレーのアマラプラにも、
デザインや素材をオーダーメイドで
作ってもらっているとのこと。

ミャンマーには地域ごとに
伝統的な柄の織り物がありますが、
すでに現地での織り手が
途絶えてしまったところも。
アマラプラの工房では、
そういう地域から依頼を受け、
織っている場合もあるようです。

原料の綿は、ミャンマー中部が主な産地。
パコックやマグエなど。



私が買った薄めの布。左が草木染めで、右が自然のままの色。

これで羽織もの、作れたらいいなあ。

ミャンマーっぽい柄が織り込まれている(さらにこの柄、タイでもよく見かけます)



ほかにも、
お土産にしたいものがいろいろ。

シルクを使ったポケットティッシュカバー(1,500チャット)
じゃーん
ミャンマーのシルクを、
気軽に楽しんでもらえそうです。



ミャンマー布の長財布 16,000チャット
今使っている財布がダメになったら
次はこれ買いたいな。
とても丁寧に作られてました。


==============
Sunflower Textile & Organic Dye

tel: 094-5001-1956
No.54, 1st Floor, Shangone St, Myaeniegone, Sanchaung Township, Yangon

お店のある通りはこんな感じ。

0 件のコメント:

コメントを投稿