庶民的な情緒漂う路地にあります。迷うこと必至! |
ミャンマー初のドイツ料理店。
いつも同じような店ばかり行く私は
ヤンゴングルメを語れないのですが、
昨晩行ったお店は素晴らしかった!
久しぶりに「食」で興奮したので、
忘れないうちに紹介します。
アジアロイヤル病院の近く、
パンライン通りにできた、
ドイツ料理店「MAHLZEIT」。
なんでもミャンマーで初めて
ドイツ料理を提供する店だそう。
私はドイツに行ったこともないし
ドイツ料理やビールも詳しくもないけれど
ソーセージは大好き!
メニューが読めなかったら困るので、
出かける前にWikipediaで「ドイツ料理」
のページを読んでから、
夫と友人夫婦の4人で出かけてみました。
単におしゃれなだけじゃなく、とても快適で居心地のよい空間! |
個人的おすすめの一品。
店内は、とても丁寧につくられていて
オーナーさんの意気込みが
ヒシヒシと伝わってきました。
夜8時を過ぎる頃には、ほぼ満席に。
ドイツ人らしきお客さんだけでなく
ミャンマー人客もちらほら。
肝心のメニューですが、
英語とドイツ語が混ざっていて
写真も多くはないので、
ドイツ料理初心者には分かりにくいです。
(Wikipedia予習は役に立ちましたよ!)
代表的なドイツ料理は、
・ソーセージ(Wurst、ヴルスト)
・カツレツ(Schnitzel、シュニッツェル)
・煮込みスープ(Ein tops、アイントプフ)
・肉や魚の団子(Knodel、クネーデル)
・薄焼きピザ(flammkuchen、フラムクーヘン)
など。
このドイツ語表記を知っておくと
メニューを見る時ラクです。
なかでも私が食べてみたかったのは、
カリーヴルスト(カレーソーセージ)
ベルリンやハンブルクなどドイツ北部で人気のメニューで、焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をまぶす。軽食スタンドで出されることが多い庶民の味。
特になにか調理するわけでもなく、
カレー粉がかかっているというだけなのに
「代表的なメニュー」に君臨。
すごく興味を持ちました。
そして「MAHLZEIT」で食べたのがこれ。
2本じゃ少ないと思われるかもしれませんが、1つがかなり大きい。10,000チャット |
そもそもソーセージ自体が美味しい!
ケチャップ×カレーの組合せで
マズい訳がありませんでした。
カレー粉は少なめだったので、
もっと多いとうれしいなあ。
そしてもうひとつ、
ヴァイスヴルスト(ミュンヘン白ソーセージ)
牛ひき肉と豚ベーコンで作り、パセリ、カルダモン、レモン、生姜などで風味づけする。ミュンヘンの名物で、薫製にしないため傷みやすいことから、現地では正午までに食べるソーセージなんだそう。
ソーセージが冷めないよう、スープに浸かった状態で提供される。10,000チャット |
ヴァイスヴルストは、
白ビールにプレッツェル、
甘いマスタードとよく合うそうです。
実際にこのお店でも、
プレッツェルとマスタードが
セットで出てきました。
ドイツのパンはおいしい。
本場プレッツェルの美味しさを
私はここではじめて知ることに。
これまでプレッツェルとはとても甘く
固いお菓子だとばかり思っていたのです。
ところがいい具合に塩味が効いていて、
外はカリッ、中はもっちり食感。
おいしくてびっくり!
ビールとプレッツェルは
本当にすごく相性がよかったです。
そういえば、店の席について
まず出されたのが、大量のパンでした。
こんもりと盛られたパン(4人分)は、無料。 |
そもそもパンよりごはん派の私。
特にハードな外見のドイツパンは、
まず手が出ません。
けれど、ここのはどれも美味しくて、
固くて味がないだけと思っていた
従来のドイツパンへのイメージが
大きく覆されました。
一緒についてくる
ハーブ入りバターをひと塗りすれば
さらに美味しさアップ。
料理の前に、このパンをつまみに
ドイツビールを飲めただけで、
「今日ここに来てよかった!」
と思えたくらいです。
同じ土地のもの同士というのは、
やっぱりよく合うものなんですね。
ドイツパン(特にプレッツェル!)
ヤンゴンでもどこかで買えるかな?
気になるドイツビール。
店内の一画に缶とビンのビールが並んでいて
直接そこで注文する仕組みです。
ドイツ以外にも、ベルギーや日本のものや
「ギネス」ビール、ミャンマービールも。
1缶(瓶)あたり4,500〜5,000チャット。
(思っていたよりお手頃!)
330mlで4,500チャット。 |
「PAULANER(パウラナー)」の白。
フルーティでまろやかクリーミー。
修道士のおじさんのマークが目印。
私が以前住んでいた中国北京には、
ケンピンスキーホテルの1階に
パウラナーの醸造タンクを有する
「PAULANER BRAUHAUS」
という超人気レストランがありました。
そういえばミャンマーの首都にも、
ケンピンスキーがオープンしたけれど
本場のビールが飲めるのでしょうか。
(ネーピードー行く機会ないけど…)
そしてこっちは、
「エッティンガー」という
ドイツ国内でトップクラスの
売り上げを誇るビール。
缶で何種類もありました。
500mlで4500チャット。ドイツ本国では100円以下で飲めるらしい…! |
つぎ方にコツがいるのか、店員さんがひとつひとつ丁寧に注いでくれました。 |
こっちも白ビールに挑戦。
パウラナーよりも爽やかで、
より甘みを感じました。
とっても飲みやすい!
チーズとほうれん草の団子(?)、
サーモンのフラムクーヘン等を食べ、
ビールもたらふく飲みました。
フレッシュジュースやコーヒーは
2,000〜3,000チャット。
お会計はひとり2500円くらい。
ほかにも試してみたい料理が
たくさんあったけれど、
お腹がパンパン。
今もそうなのかは不明ですが、
じゃがいも料理が豊富なドイツでは、
「女性はジャガイモで
フルコースを作れないとお嫁にいけない」
という言葉もあったとか。
(Wikipediaより)
次はそんなじゃがいも料理も
ぜひ食べてみたいです。
MAHLZEIT
84 Pan Hlaing Street, Sanchaung Township, Yangon
11:30〜22:30
01-519-115, 097-8415-1250
01-519-115, 097-8415-1250
www.mahlzeit-myanmar.com
※地図はホームページで確認を。
店名「MAHLZEIT」の読み方はマールツァイト。
「食事の時間」という意味と、「こんにちは」(お昼どきに交わす挨拶)の意味があるんだそうです。
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