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ミャンマーの地に降り立ってまず目にする
「ミャンマーらしいもの」、それは「ロンジー」。
空港の到着出口を抜け、行き交うロンジー姿の人々を見た時、
「私はミャンマーに来たんだなあ」という実感がわきました。
ロンジーとは
ミャンマー伝統の巻きスカート。
素材は綿や麻、絹などさまざまで、柄も多種多様。
男女ともに着用しますが、巻き方が異なります。
ヤンゴンでは洋服姿の人も珍しくないですが、
やはりロンジーの着用率のほうが高い気がします。
※もちろん、エリアによっては洋服のほうが多いところもありますが。
小学生の制服ロンジー
そんなヤンゴンの街で、私がいちばん惹かれた
ロンジー・ファッションが、子供の制服でした。
緑色のロンジーに白いシャツを合わせる、
フレッシュさと清潔感にあふれたコーディネート!
実に「生徒」らしい制服で、個人的にとても気に入っています。
下のイラストに描いたように、
女の子はブラウス+ロンジー、
男の子は開襟シャツ+ロンジー(または長ズボン)
が基本形のようです。
しかし、バリエーションは様々で、
ある小学校から出てくる生徒は、ほぼ全員、
女の子はセーラー服のような襟が付いていて、
男の子は(ゆるゆるでしたが)ネクタイをしていました。
ブラウスやシャツに、校章のワッペンがついている子もいますし、
短いスカートを穿いた子もいます。
学校ごとに決まりがあるのか、
それとも完全に個人の自由なのかは今のところ分からず。
どんな制服でも、色だけは、緑と白に統一されています。
街中を歩いていると、この制服は本当に目立つんです。
制服を着ていると、どんなに小さい子供も、とても凛々しく見えます。
ただ、これが高学年(中学生や高校生も)になると、
一気に制服の着こなしが統一されているように思います。
これまで目にした限りでは、男の子も全員ロンジーを穿いていました。
女の子のバッグは、リュックからショルダーバック+プラスチックかご
を持つ子が増え、小物使いでおしゃれを楽しんでいるようです。
街中を歩く、女子学生 |
また、大学によってはロンジーが制服として
決められているところもあるそうです。
私が先日行ったヤンゴン外国語大学でも、
全員ロンジーを着用していました。
(ただし、色や柄は思い思いのものを着ていました。)
大学生のロンジー姿は、品があってとっても素敵。
普段着からフォーマル、制服まで幅広く使えるロンジー。
子供の頃から日常的に国伝統の服を着こなしている
ミャンマーの人たちが、なんだか羨ましいです。
もしロンジー着るなら、私は一度でいいから、
緑の制服バージョンを着てみたいなあ・・・。
これが、一般的なロンジー姿。
上下で柄をあわせて着ることもしばしば。
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《おまけ》
「手を洗いましょう」キャンペーンのテレビCMより。
このキャラクター、たぶん石鹸なのですが、
ちゃんとロンジーを着てるんですw
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