2016年5月19日木曜日

[インレー湖周辺の旅5]3日目:山の上の州都、タウンジー観光。

タウンジーの市場で見かけた民族服。
左はパオ族、右は…?? ビックリするくらいオシャレな服だったな〜

タウンジー日帰り観光のススメ。


シャン州には観光地が沢山あるので、
州都ながらも特に有名スポットのない
タウンジーは行く機会がないと思ってました。

先出のアカリさんのブログを読んでいたら、
あれあれ? なんだか面白そうな所だぞ…
と興味がわいてきて、
旅の最終日に寄り道してきました。

ニャウンシュエの宿泊先ホテルで
車チャーターを予約。
5時間で55万チャット(山頂展望付き)。
タウンジーまでは車で約1時間です。

私の寄り道リクエストは、
・タウンジーの市場
・カフェ・エンジェル(アカリさんイチ押し)
・タウンジー山の山頂 の3箇所。

実際行ってみると、他にもタウンジーの
おすすめポイントがありましたので、
インレー湖観光で余裕があれば
足を伸ばしてみてくださいね〜。



レストランからはぶどう畑と街並みが一望できる

ミャンマー初のワイナリーへ。


ニャウンシュエからタウンジーへは、
ひたすら山を上ります。
眼下に街並みが広がる景色は、
平野のヤンゴンでは見られないので
とても新鮮でした。

Aythaya Vineyard」
(エータヤーヴィンヤード)は、
そんな山のぼりの途中で運転手さんに
突然おすすめされた場所でした。
「ワインは飲みたいですか?」

海抜1,200mの所にあるエータヤー村で
1998年に創立、ワイン販売は
2004年に開始したそうです。

レストランから見えるぶどう畑は、
自由に見学もできます。

私はお酒に弱いので、
ここのワインを少しずつ味わえる
テイスティングセットを、
Sちゃんと2人でわけて楽しみました。


ヤンゴン在住者なら、
このクジャクのマークを
見たことある方も多いと思います。

テイスティングセットで飲めたのは、
赤、ロゼ、そしてアルコール度数の異なる
白2種類の4つ。

私がいちばん飲みやすくて
美味しいと感じたのは、白の12.5%。
ソーヴィニヨン・ブランと、
シュナンというぶどうで作られています。
Sちゃんの一番はロゼでした。

赤は… 美味しくないねという意見で
一致しました。(好みの問題でしょうか)
他の方の意見もぜひ聞いてみたいです。


ワインとは関係ありませんが、
このレストランの庭に、
見事なジャックフルーツの木があり
まだまだ小さいながら
奇抜な果実が上から下までびっしり!
鈴なりに 実っているではありませんか。

木の上に生った姿しか見た事がなかったので
間近で見られてテンションがあがりました。


見れば見るほど不思議なくだもの…。なぜその場所に果実がなるのか?

Aythaya Vineyard
Htone Bo, Aythaya Taunggyi, Southern Shan States
+95-81-208 548
www.myanmar-vineyard.com



タウンジー中心部に着き車を降りると、
ヒンヤリした空気に包まれました。
インレー湖やニャウンシュエとは
明らかに体感温度が違う!

タウンジーという名はミャンマー語で
「タウン(山)」「ジー(大きい)」
という意味があり、
海抜1,400mの高地に位置しています。
ミャンマーの冬にあたる12月〜3月頃は
長袖が必要なくらい冷えるそう。

タウンジー中心部。ニャウンシュエと比べたら、やっぱり都会!

巨大市場で食べる。


必ず行きたかったのが、
タウンジー中心にあるミョマ市場。
生鮮食品や日用品、お土産まで
とにかくいろんな商品が、
巨大な敷地にあふれかえる
ワクワク買い物スポットです。

人、人、人!歩くだけで一苦労!

ヤンゴンの市場との違いは
やはりシャン州の特産品が目立つ点。
そして、見た事の無い
民族衣装をまとった人々に出会える点。
(トップ画像のような)

インレー湖でもみかけたパオ族は
売り手にも買い手にも多く、
色鮮やかなロンジーが主流の市場で
彼らの上下黒の衣装は際立っていました。

シャンカオスエの麺がずらり。さすがー
衣類エリアでは、シャンのジャケットやカットソー、パンツで溢れていた。

シャン州出身の友人から、
「シャンカオスエが好きなら
外の店より市場の中がおすすめ」
との助言を得ていたので、
ここでお昼を取ることに。

なるほど、確かに
どこの屋台もお客さんでいっぱい。

私はシャンカオスエを食べ、
Sちゃんは新たな料理
「トーフヌエ」にチャレンジ。

シャンカオスエの米麺に、
ひよこ豆のペーストが
たっぷりとかかっている料理です。




見た目の何倍も腹持ちがよく
重量感のある料理です。

友人の助言どおり、
今まで食べたトーフヌエの中で
ここのが一番美味しかった!

信じられないことに、
彼女はこのトーフヌエを間食した上
間髪いれずにサトウキビジュースを。



さらにはデザート(?)に、
グリーンマンゴーのスパイス和えを
お買い上げ。

旅のグルメを満喫しました。



タウンジー山頂からの絶景。


タウンジーの街の全貌を
見下ろせる場所へも、
連れて行ってもらいました。

空気が澄み切っていなかったせいか、
街の境目がくっきりしていて
崖のようにも、海岸線のようにも
見えるから不思議。

街を囲むように山々が連なり、
どこか日本にもありそうな景色です。


この場所のメインは、
絶景ではないところがミャンマー。

すぐ脇には地下洞窟のパゴダがあり
絶景が見えるその場所は、
パゴダの駐車場でした。

やってきたミャンマー人グループは、
絶景の前でさっと記念写真を取り、
このパゴダの奥へと消えていきます。
地下洞窟なので、中は驚くほどヒンヤリ。
ここだったら暑さも忘れて、
心静かにお祈りできそうです。

意外と広くて深かった!

念願のカフェエンジェル。


いよいよ旅の最後の目的地へ。
アカリさんのブログで読み、
絶対行ってみたかった
タウンジーの有名カフェです。

「Cade de Angel」。
周囲には目立った店がなく、
人通りも多そうではありません。
でも店の中に入ると、
たくさんのお客さんが寛いでました。
地元で愛されているカフェ、
といった感じです。

コーヒーの専用道具もたくさんあり
豆の量り売りも可能。
もちろんコーヒーメニューは充実していて
なんとアイリッシュコーヒーまで!

広々ソファは1組だけですが、
私たちは運良くそこをゲット。

飛行機出発の時間まで、
ソファにうもれながらおしゃべり、
今回の旅を振り返ったのでした。





Cade de Angel
No.59, Bogyoke aung san Street, Ukeekhan Ward, Taunggyi
081-21-23916


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