2015年6月1日月曜日

【ヤンゴンめし】ラーショー:シャン州北部の麺料理

シャン州の麺料理シャンカオスエ(800チャット)と、
自家製豆乳(500チャット)。最高においしい〜


ヤンゴンのサンチャウン地区に、
友だちのご家族が経営している麺料理屋さんがあります。

その名も「ラーショー」。

1996年創業で、
友だち(ミャンマー人)のふるさとである、
シャン州ラーショーの麺料理が中心です。


昔ながらの内装がいいかんじ。シャン料理に使う食品類も販売している


シャン州の料理は、あっさりした味付けで、
米の麺や豆類を多用した料理が豊富。
脂っこいミャンマー料理が多い中、
在緬日本人からもこよなく愛されています。


なかでもいちばん有名で人気なのが、
上の写真の「シャンカオスエ」。
外国人からはシャンヌードルとも呼ばれ、
街中でもよく「Shan Noodle」と書かれた看板を目にします。

ひと言でシャンカオスエといっても、
その味は店によって千差万別。
基本的には、鶏だしスープに米の麺で、
トッピングには刻みネギやごま、揚げニンニクなど。

私も自分のお気に入りの味を求めて、
最近はいろんな店を食べ歩いています。

なかでもこの「ラーショー」のシャンカオスエは、
本当にシンプルであっさりした味。

ミャンマーの人は、この麺を
朝ごはん代わりにも食べるというのに納得です。
あんまり美味しくて、
最後のスープ1滴まで飲み干せそう。

しかも、安い!

朝食や昼時はもちろん、
学校帰りの子ども達がおやつがわりに食べに来たり、
地元に愛されている店という印象です。

通りからお店(右)を見ると、こんな感じ。


さて、
とってもシンプルなこの麺料理ですが、
注文時に、店員さんとのちょっとしたやりとりがあります。

・トッピングの肉を鶏か豚で選べる。肉無しもできる

・スープなしとスープありが選べる。

・麺を選べる店もある。普通の米麺か、シャン州の米麺、平たい米麺

 など
(もちろん店によって異なるので、どれも選べない場合もあります)


日本でラーメンを注文するときに、
麺の固さや辛さなどを選ぶのと同じような感覚ですね。

メニューに英語表記があったり、
店員さんが簡単な英語をしゃべれる場合はよいのですが、
はじめて行った店でミャンマー語のみだと、
注文がちょっと大変です。

メニューには シャンカオスエとしか書かれていなくても、
店員さんが口頭で上記のチョイスを聞いてくる場合もあり。

今回紹介する「ラーショー」は、
今のところ英語メニューはありませんが、
店内にメニューの写真が貼ってあるので、
指さしで注文できます。
(2018年追記:英語メニュー登場しました!)

さらに、この店には日本語の流暢なスタッフもいます。わたしの友だちです。
もし彼が店にいたら、シャンカオスエについて、ぜひ直接聞いてみてくださいね。
(基本的に、日曜は店にいるそうです)

また、個人的おすすめは、
ここの自家製豆乳です。
雑味のない、すっきりとした新鮮な豆乳が飲めます。
無糖のものも注文できますよ。
(持ち帰り可能!)

トーフジョー(10個入り)も、ここで初めて食べてファンになりました。
揚げたてのひよこ豆の豆腐サクサク感、酸っぱいたれとの相性も抜群。


Lasho Shan Noodle
営業時間 7時〜19時
【地図】https://goo.gl/maps/DmLRI
 ※サンチャウン地区の消防署の裏手です


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