2016年3月24日木曜日

[ミャンマーの布]ヤンゴンで買った布と、それで作ったもの。

並べて眺めるだけでウキウキ。

ミャンマー生活では、私の買い物総額の3割くらいが布に費やされています(逆にいうと、そんなにお金を使うものがあまりない)。価格はモノによってピンキリですが、何より素敵な柄が豊富。

買ってすぐ何かを作ることはまれで、大抵ビビッときた布を衝動買いし、一定期間ねかせてから、「この布はこれに使おう!」とやる気が湧いたら作りはじめるパターン。



ミャンマーで布を買い始めた当初に出会った、赤と紺の綿布。

この2つは柄にひとめぼれ。ロンジー用の布は、綿素材なら7,000チャット〜25,000チャット出せばたいていのものが買えますが、赤が20,000チャットちょい、紺は30,000チャットもしました。私がミャンマーで買った布では、いちばん高価です。

いずれも厚めで、夏場のスカートにするには少し暑そう。でも、はじめからこれはミャンマーでは使わないでおこうと決めて買ったもの。日本に帰ってからのために、今はタンスに眠っています。
渋めの赤が好みです。
深い紺色と、エスニックな感じの模様がすてき。
ボージョー市場の、別々の店で購入。
生産地はいずれもマンダレーと言われました。紺色の布の店は、一切まけてくれませんでした。「うちのは品質がいいから」とのことですが、大抵どこもそう言う。

でも、この布は確かにこの価格なだけあるなあと思っています。このタイプの布はあまりみかけせん。




私のブログではおなじみの、「ミャンハウス」で買った布たち。
これ、全部はぎれ。ミャンマーには、ハデなものだけでなく、素朴な布もたくさんあり、いつか使ってみたくてサンプルとして買いました。

洋服よりも、コースターやランチマットなどの小物に向いてそうな布です(作ったことないけど)。さまざまな織り方や質感、肌触りが面白い。

はぎれなので1m未満で売っているものも多く、価格は1,000チャット〜3,000チャットでした。産地はシャン州(特にインレー)が多かったです。

うす茶色の布は、シャン州の伝統服によく使われています。



続いては、私にしては珍しい、ハデハデ柄。
これも「ミャンハウス」で買ったはぎれの綿布です。


これは、柄のデザインからして、他国からの輸入品かもしれません。
ひとめぼれで買ってみた布ですが、ハデすぎてどう使っていいかわかりません。ただただ「可愛い」。
この生地にぴったりの使い道が、そのうちパッとひらめきますように。
1mで2,000チャットくらい。



これはすでにワンピースになっていますが、ボージョー市場で買ったリネンです。(私ではなく、仕立て屋さんが作ってくれました!)



真っ青なワンピースがほしくて、ボージョー市場をぐるぐる。
店員さん曰く、これは「ジャパンリネン」なのだそうです。でも日本からの輸入モノにしては、2mで8,000チャットくらいだった。そんなに安く買えるものなのかしら…

次はこの生地の赤色でワンピースを作ってみたい!



こっちは、私が作ったロングスカート。
右の紫はシャン州の絣生地で、私がミャンマーではじめて買ったロンジー布です。そして、人生ではじめて自分で作ったスカート!ロンジーと違ってギャザーが入っているので、かなり風通しがよく涼しいです。


本当はもっと濃い紫だったのですが、一度選択したら、あっという間に色落ちしました。
まだスカートにして1年も経っていませんが、すでに着古した感があります笑。

左の黒と赤緑ストライプは、旅先で訪ねたバガンのミンナンドゥ村で、スカートを作ろうと決めて買った布。こちらはぴったりウエストのファスナー付きです。ゴムスカートと比べて、ロンジーに近い感じのフィット感があります。

14,000チャットで買いましたが、その後ヤンゴンのミャンハウスにて、半額以下で似たようなバガン産の布が売ってありました。複雑な気持ち。



最後は、これまたミャンハウスで買った黒のはぎれ綿布。シンプルな黒バッグを作りたくて買いました。



外はまっくろなのですが、裏地には真っ赤な布をあわせたのが、自分なりのこだわりです。黒の綿布はざっくりとした布なので、かんたんに刺繍ができそう。
まっくろなのが嫌になったら、次は刺繍に挑戦してみようと思います。


以上、私のミャンマー布生活の一部レポートでした!


2 件のコメント:

  1. 最初に出てくるマンダレーの紺の布、素敵。
    肌触りも柔らかそう!

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    1. 確かにちょっと毛羽立ってるから柔らかそうにも見えるけど、実際はそうでもないです!ふつ〜。

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