2018年8月27日月曜日

[ヤンゴンめし]美滋鍋:週1でも来たい火鍋店!その理由。


久しぶりに辛い火鍋が食べたくて、昨日の夜ごはんで行った火鍋屋さん。

シンガポールの人気店だそうで、「Beauty in The Pot」という英語名の方で知られています。ミャンマーに進出オープンして1年半ほど。

うーん、人気なのも納得です。何から何まで、文句なしによかった。個人的には、ヤンゴンでいちばん満足度の高い店かも。


1.ゆったりくつろげる店内
座席がゆったりしていて、ファミレスのようなソファのボックス席もあり。個室じゃなくても、テーブルごとの間隔が広々していて、他のお客さんに気兼ねなく食事できます。

清潔感があり落ち着いた内装ですが、温かみも感じる雰囲気です
ひとつひとつのテーブル席が、ゆったりした作り。

円卓もソファなのが珍しい

2.料理が美味しい
火鍋のスープにもいろいろあり、その中から同時に2種類を楽しめる形状の鍋も選べます。私たちは初めて来たので、シンプルなあっさりコラーゲンだし&スパイシー滋養だしにしました。
鍋に入れられたスープがテーブル中央の火にかけられると、なんとも言えぬいい匂い!食欲を刺激します!
火鍋のよいところは、野菜をたっぷり美味しく摂れること。ここでは、ヤンゴンではなかなか手に入らない春菊もありました!
(春菊:スーパーには出ないものの、市場では比較的入手しやすいそうです)

大好きな冬瓜にはじまり、白菜、ほうれん草、アスパラなどをモリモリ。予想以上に美味しかったのが、イカのすり身だんご。ふわふわしていてとっても柔らかく、オススメです。

具材を食べきった後は、あっさりだしスープをテイクアウトして、翌朝ぞうすいに。幸せ!

たくさんの調味料と薬味で、自分好みのたれを作ります。

具材を入れる前のスープ。「滋養」が売りなだけに、漢方薬の材料ぽいものがいろいろ入ってました。

3.行き届いたサービス
ハキハキとした挨拶、無駄のない仕事ぶり、さりげない気配り。裏方スタッフに至るまで徹底されていて、驚きました。ここなら、サービス料10パーセント取られることに理不尽な思いもすることもないです。
(1週間後に再来しましたが、サービスの良さは、担当してくれた店員さんによるということが判明いたしました… でも総合的には、店員さんのサービスレベルは高めだと思います)

食後に出された無料サービスのライムのシャーベットが、甘さ控えめで口の中がさっぱりして、とても美味しかった!

・火鍋スープ 11,800チャット〜
・羊肉スライス 12,000チャット
・野菜類は1,500〜4,000チャット程
・ミャンマービール(瓶) 2,500チャット
価格は高めですが、ここまで快適で美味しいなら、また来たいっ。


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Beauty in The Pot(美滋鍋)
42(A), Sayar San Road, Bahan Township, Yangon
営業:11:30〜翌2:00
電話:092-5222-1188
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幼児連れメモ:
1歳児との外食は、楽しさよりも疲れを感じることが多いけど、今回はとても快適でした。キッズチェアがあれば、鍋の火に気を使わなくてよいのでラクだと言うことがわかった!

○ キッズチェア
○ 子供用食器
○ フレッシュジュース
○ 幼児向きメニュー 
  …野菜を柔らかく煮て食べさせられる




2018年8月25日土曜日

《すごい人》メンタル&ボディケアのプロ、古山さん。

古山さん。おおらかな雰囲気で、人の心を温かく包み込む感じ。

私は、慢性的な肩こりと眼精疲労持ち。

ひどく悩まされるほどでもないため、特に気にせず毎日を過ごしていたのですが、夫からあるサロンをすすめられました。

彼いわく、そのサロンでは、
痛みがあったり疲れがたまってるポイントを、何も言わなくても当ててしまう。
こちらが話していない体の不調を当てられたり、施術後に体が軽くなったのを実感したそうです。

そこまで言うなら、と一度出かけてみたところ、本当によかった!
また通いたいなと思ったので紹介します。

施術をしてくれたのは、上の似顔絵の、古山さん。
初対面の時、素敵な笑顔が印象的で、相手に心の壁を作らせない人だなあと感じたのですが、後から「臨床心理カウンセラー」の資格をお持ちだとわかり、納得。
(ヤンゴンでも、心理カウンセリングをされてます)

古山さんの施術は、からだの歪みを整えることで、疲れや痛みを改善していくそう。

マッサージ店とは異なり、時間をかけたカウンセリングと体のバランスチェック、そして、足の先から頭までの状態をじっくり見て触って、一人一人にあう施術方法を考えます。

施術中も、自分の体(骨、筋肉など)がどんな状態か、どう施術することで改善していくか、施術後はどんな行動をすればいいか(生活習慣で変えていくべきことなど)などを丁寧に説明してくれました。

(当たり前なのかもしれませんが)痛きもちいい場所を、ピンポイントで押したり揉んだりしてくれるので、余計な施術、無駄な動きが全くありません。

そしてもちろん、マッサージでよくある的外れなところを揉まれてモヤモヤしたり、力加減をいちいち指示出しすることもありません!

ただ、全部が快適な施術というわけではないようです。
私のばあいは、顔のズレの矯正。これが、涙がにじむほど痛かった。(やる前にあらかじめ「痛いからね」と言われるので、覚悟はできます)

余談ですが、経歴20年以上のエステティシャンでもある古山さん。
その人に必要だと感じれば、フェイシャルまで施してくれます。

ここ1年半手入れ無しの私の顔には、汚れ落とし&肌に栄養を入れてもらいました。なんと、うぶ毛の処理まで・・・

熟練のオールハンドのフェイシャルは、もう本当に気持ちよかった…毎回、追加料金を払ってでもやって欲しいくらいです。

古山さんも言っていましたが、「アメとムチ」な施術だと思います。

実は東京・神田にもサロンがあり、古山さんが東京とヤンゴンを行き来するため、完全予約制。

次回:95日(水)924日(月曜午前)で現在予約を受付中とのこと。

料金は一律60分で、50,000 Ks。施術内容に関わらず同じ。
初回は90分30,000 Ksとお手頃です。
※古山さんの予定があえば、午前中の早い時間からでも予約できるので、まずは問合わせてみてくださいね。

[問合せ・予約]
M. P. LABO
info@tokyo-p-labo.com  (古山さん)




2018年8月24日金曜日

おすすめ店MAPを作りました。

これまで紹介したお店を、GoogleMapにマッピングしました。記事にはしていないものの、おすすめしたいお店はたくさんあるので、それもまとめて追加していく予定です。

[バガンの旅・番外編]NHKの番組で知った、遺跡ができたわけ。


[書きかけのまま放置してた記事があったので、今更ながらアップします。バガンを旅する方への豆知識として。私自身の備忘録として。]

2015年秋頃のNHKで、
女優の杏さんが世界の遺跡を旅する番組が
放送されました。

→ NHKスペシャル アジア巨大遺跡 第2集「黄金の仏塔 祈りの都~ミャンマー バガン遺跡~」

 
旅先には、ミャンマーを代表する観光地
バガン遺跡群も選ばれていました。

バガンの遺跡がどのように形成されたかを
詳しく取材したもので、
全く知識がない私でも容易に理解でき、
これを観てよりバガンに行きたくなりました。

とくに「へえ〜」と思ったエピソードを
メモしたのが、以下です。
バガンを旅する予定がある方は、
ぜひ読んでみてください。旅の目線が変わるかも!


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バガン遺跡では、
東西7キロ、南北6キロ程の土地に、
3,000もの宗教建築が立ち並んでいます。

バガン王朝は11世紀初頭に誕生し、
14世紀初頭に終息しましたが、
ほとんどの建築物は、11世紀〜13世紀に建てられました。

特徴は、
その建築物の大部分が寺院と仏塔であること。

11世紀初頭のバガンには
多くの宗教が存在していましたが、
バガン王朝を開いた初代王アノーヤターは、
中でも仏教に注目し、仏教で国を作ろうと考えます。

仏教の教えを広めるために、
たくさんの寺院やパゴダを建てたのです。

そしてそれらの壁には、
仏陀の生い立ちや教えなどを描き
字の読めない国民でも
仏教を理解できるようにしました。
壁画は、教育のためのものでした。

また、アノーヤタ王の建てた
シュエズィーゴンパゴダは、
仏様と自分たち人間の立ち位置が
ひと目で分かるよう、
このようなかたちをしているそうです。


その後、バガンの歴代の王が次々に建設し、
巨大な祈りの場が形成されました。

バガンの宗教建築は、
強制労働によってではなく、
賃金を支払われた人々によって
建てられたのも興味深いです。

また、王族でなくとも、
富を得た人たちが次々と、
功徳を得るため仏塔を建てていきます。

現在も、国の援助ではなく
寄進によってこれら遺跡の修復を
行っているのだそうです。

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番組では、
バガンで雑貨店を経営する男性が、
自分の子どもを出家させるというので
その様子を取材していました。

彼はなんと、自分の子どもだけでなく
周囲の貧しい家庭の子ども達も一緒に出家させるため
何年もかけて100万円貯めたと言います。

その出家のお祝いの様子も流れましたが、
たくさんの人たちに料理を振る舞ったり、
出家する子どもが牛に乗ってパレードしたりと
非常にお金がかかりそうな行事でした。

一度にお金を使い果たした男性夫婦ですが、
「これによって功徳が積めるので、とても幸せだ」
と話していました。