2015年11月18日水曜日

[ヤンゴン百景 19]ミャンマーの博物館あるある?

先週末はヤンゴンに来てはじめて

「博物館」

と名の付く場所に行ってみました。

いろいろ噂を聞いていて、
展示物はさほど期待してなかったものの
「ああ、
 ミャンマーだなあ」
と思った瞬間がたくさんあって
けっこう面白かったです。



1.エレベーターボーイ(おじさん)がいる。
※常に乗ってる訳じゃないみたいです



2.展示が雑。
もっと詳しく説明してほしい




3.「館内撮影禁止」の場所で、
   スタッフが記念撮影してる。
隠れて撮影しないように
私(入場者)は入口で荷物を預けさせられたのですが…




4.ありがたいお経を音読しながら、
来場者の行動を見張ってる。
このスタッフさんは、終始一心不乱に音読しながら
私たちが動く方へと近づいてきました。
怖くて集中して観られませんでした…



以上、
展示内容よりも
スタッフの行動が興味深かった、
博物館参観でした。

2015年11月5日木曜日

【美容】ミャンマーのタナカ:(買い物)フェイシャルマスク 編


タナカで効果を得たいなら、昔ながらの「樹をすり潰す」方法がいちばん効果的。
加工品はあくまでも樹がないときの代用品である。

…そう教えてもらったくせに、さっそく加工品に手を出してしまいました。


Shwe THONEDARY 
タナカパウダー入りの
フェイシャルマスク(写真上)。

・なめらかで輝く肌に!
・古い細胞の除去
というのが主な効果だそう。

スーパーで見つけたのですが、パッケージのクオリティの高さ!
これ、ミャンマー製なんですよ。信じられない〜

そもそもミャンマーで作ってる美容アイテムなどほんのわずか。
あったとしても、パッケージまで凝ったものは無く内容説明や成分表示など、ほとんどありません。

ところがこれは、英語でしっかり商品説明、どんな成分で作られたかが表記してあります。(外国人向けなのでしょうか)


【試してみよう】

1袋1回分。
タナカパウダーやハーブ類がもったりペースト状になっていて、指先で顔や首に塗るタイプ。たっぷり入っており、ついでに両腕にも塗れちゃいそう。

寝る前に使うのが前提らしく、塗り終わったらそのまま一晩。翌朝お湯で落とす。

清々しいシトラス系の香りに、塗った瞬間から肌がスースー。

これはタナカを塗った時に感じるという、あの清涼感?それともエチルアルコールか。

10分もたつと、ペーストが乾いてカピカピに。顔が突っ張られるのを実感。
痛みや不快感はないものの、突っぱりが気になって寝られない…

結果、1時間でオフ。

パリパリ取れるかと思いきや結構しっかり肌にはりついて、水だけでは落ちません。
(お湯でしっかり取れました)


【使用後】

肌のしっとり感ともっちり感を実感。

2回目やるときは、顔全体だとつっぱるので、頬、おでこ、鼻の上などパーツごとに塗るほうが良さそう。

ひと晩置く必要とくにないと思う!

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Shwe THONEDARY
myanma thanakha facial mask
容量:5袋入り
価格:10,000 Ks(約1000円)
KSH Cosmetic  Manufacturing Co.,Ltd.
made in Myanmar
購入先:マーケットプレイス


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2015年11月3日火曜日

【美容】ミャンマーのタナカ: (インタビュー)一般家庭での使われ方。編

ときは2014年6月。
ミャンマー出発前に1カ月だけ通った、東京のミャンマー語学校でのこと。

私は当時知ったばかりの「タナカ」というものについて、ヤンゴン出身の先生(女性)に
質問してみたんです。すると、とても興味深い話を聞かせてくれたのでした。

私 :
先生、ヤンゴンでも「タナカ」を使いますか?

先生:
使いますよ。でも、外に出るときにはつけない人も多いです。

私 :
それは世代によって?

先生:
うーん、若い人に多いですね。
やはりお化粧をしたり今時の格好をして外出の時は、タナカは似合いませんから。
おばあさん世代だったら、外出するときもタナカをつけてる人もいます。

私 :タナカは、女性がするものなんですね。

先生:
そうですね。でも、家の中だと、男性もすることはあります。

私 :へー。

先生:
「タナカ」は日焼け止めでもあるし、スキンケアでもあるんです。
樹をすりつぶしたものに水を加えて作りますが、肌に塗ると、スーッとして気持ちいい。
だから、帰宅すると「タナカ」を塗って、肌をリラックスさせるんですよ。
ただ、男性は恥ずかしがって、あまりおおっぴらに塗ったりはしませんね。

「タナカ」にはいろんな種類があるんです。香りもちがうし、顔とからだで使い分けたり。

私 :
それはパックするみたいに、何分間くらい塗って落とす、というのはあるんですか?

先生:
「タナカ」は植物と水のみなので、どれくらいつけていても平気。
塗ったまま寝る人もいます。

私 :へー。

先生:
「タナカ」をすりつぶすのに使う石「チャウピン」は、女性がいるミャンマー家庭なら必ず置いてあると思います。
日本に住むミャンマー人の中にはわざわざミャンマーから「チャウピン」を持ってきて、自宅ですり潰す人もいるくらい。

「タナカ」は自分で作る以外に、固形状で箱に入って売られているものもあります。
水で溶かして使うのですが、自分で作るものとは違って、日持ちがするんです。
だから旅行の際には、これを持ち運ぶ人もいます。

私 :
日持ちするってことは、それには防腐剤などの化学物質が入っているんですよね。

先生:
そうなんです。だから私はあまり好きじゃない。自然のものではないから。

私 :
固形状のものを使うなら、私達が使ってる日焼け止めと大差ないですね。

先生:はい。

私 :
ヤンゴンでも、日本で使っているような日焼け止めクリームはあります?

先生:
ありますよ。売っています。でも高いです。「タナカ」のほうがずっと安い。

私 :
そうか。高いんですね。
子どもは「タナカ」を塗って登校したりするんですか?

先生:
はい。する子もいますよ。
母親が、子どものほっぺたにまるーく塗るんです。
そして、コームのさきっちょでちょんちょん、とやる。
   
私 :かわいい!

先生:
そうそう。すごく可愛いの。

私 :
ほっぺに模様をかくんですね。おしゃれ〜。

先生:
私は4人きょうだいなんですが、昔は弟の面倒をよくみていました。
彼はお風呂からあがったとき、「ん」と、ほっぺを私に突き出してましたよ。
「おねえちゃんタナカ塗って〜」って合図。

私 :
想像しただけでキュンキュンする…。

先生:
当時は本当にかわいかったの(笑)
ミャンマーに行ったら、ぜひ「チャウピン」で「タナカ」を作ってみてね。

【美容】ミャンマーのタナカ:(基礎知識)“タナカ”って何?編


ミャンマーで昔から愛されている、安心と信頼の美容アイテム。
それが「タナカ(Thanaka)」!

ミャンマーに興味があり、このブログを開いてくれた方なら、見たり聞いたりしたことが
あるのではないでしょうか?

ミャンマーにある「タナカ」という木の樹皮を、水と共にすり潰してできた黄色の液体を肌に塗るという、100%自然派コスメ。

その効果は、
・日焼け止め効果
・身体の熱を取る
・肌に心地よい清涼感
・柑橘系の清々しい香り

など。
1年中強烈な日差しに晒されるこの国の人々にとっては、生活必需品とも言えるでしょう。

私がタナカを初めて知ったのは、ミャンマー生活開始直前に見た日本のテレビ番組です。
アンガールズの田中さんが、ミャンマーに来て紹介してました。
(懐かしいなあ…) 


気になりつつもずっと手を出せなかったタナカ。
最近ではタナカの成分を使った様々な美容コスメが売られてますが、多くの人は今もなお原木を買い求め、各自宅ですり潰しているそうです。

ミャンマー人の友人曰く、「加工品じゃだめ!樹じゃないと意味がない」と。

…とはいえ、
1.すり潰すのが面倒
2.ヤンゴンにはよいタナカの木がない
3.タナカを塗って外出する勇気がない
 
などの理由で未だトライしてないです…。

(外国人でも愛用している方、きっといますよね。どれをどういう風に使ってるのか気になるなー)2について補足すると、タナカにもいろいろ種類があって、良い木と良くない木があるんだそうです。
有名産地のものも売られてるらしいけど、自分で見定める自信ない!

知り合いのミャンマー女子(20代)は、地元・マンダレーに帰省したとき、実家の庭に生えているタナカをまとめてヤンゴンに持参するんだとか。
かなりこだわってます。マンダレーは良い木が多いそうです。


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2015年11月2日月曜日

【癒し】シャンプーだけしに美容室へ。




ヤンゴンで時々、シャンプーするためだけに美容室へ行っています。
他人にやってもらうシャンプーって最高に気持ちいいです!

ヤンゴンは暑いうえ、毎日髪を洗う習慣がないので、髪を洗うだけに美容室に行く人、
けっこういるらしい。
日本では散髪のときだけ味わえる数ヶ月に1度の楽しみだけれど、ミャンマーなら5000チャット(約500円)、週1だって通えるお手頃価格。

ヤンゴンの美容室はワイルドで、顔はもちろん洋服まで濡れる時もありますし、耳に泡が入りそうになることも。

からだにタオルをかけるサービスもない所があるので、シャンプーマッサージのときはロングパンツがおすすめですよ。

ミャンマー式シャンプーの個人的お気に入りポイントは、シャンプーと同時にやってくれる頭皮や首のマッサージ。

私は普段からPCにむかいっぱなしの作業が多いので、目の周りや首をほぐされると、とっても癒されるんです。

店や人によって全くやり方が違うので、一概にどうとは言えないのですが、高級店ほど優しめソフトタッチで、庶民的になるほどガシガシやってくれる店が多いです。

…とはいうものの
いまのところ7店舗試しましたが、まだ、ココだ!と思える自分好みの店には出会えてないんですけどね…。


美容室開拓の日々は続きます。




2015年10月31日土曜日

[オーダーメイド]HARICO ハリコ: 日本人経営の仕立て屋さん@ボージョー市場

ミャンマー・ナガ族の刺繍生地が、浴衣の帯に!


ヤンゴン生活をはじめてから
ミャンマーの布に興味が湧いた私。
少しずつ買い集め、
小物を作ったりして楽しんでいます。

それを知った友人が数ヶ月前、
ある日本人女性を紹介してくれました。
ボーヂョー市場で仕立て屋さんを営む、
さやかさんです。

→ヤンゴンの仕立て事情はこちら

ヤンゴン1の人気市場・ボーヂョーマーケットにある、さやかさんのお店

2014年にヤンゴンに来たさやかさんは
私とおなじく、そのときはじめて
ミャンマーの布を知ったわけです。

ところが彼女の場合、
ただ布に惚れ込んだだけでなく、
あっというまに、
自ら仕立て屋をはじめてしまった。
なんて素晴らしい行動力の持ち主!


ボーヂョー市場1階の、
メインストリートから少し離れた場所に
さやかさんのお店「はりこ」はありました。

はじめて来る人には、
ちょっとわかりづらい場所。

そうなんですよね、とさやかさん。
「たまに、偶然通りかかって
寄ってくださる方もいますが、
うちのお店に来る際は、
事前に電話を頂けることが多いんです」

仕立て屋という店柄、
それほど立地は問題ないそう。


さやかさんオススメの生地。ワンピースにぴったりの柄もセレクトしています。
こちらは、レディメイドの男性用ロンジー。買ってすぐ着られて楽チン!

お店にはオーダーのサンプルにと
ロンジーやワンピース数点、
そして、さやかさんオススメの
ミャンマー布が並びます。
レディメイドの男性用ロンジーも
販売していました。

基本的に生地はお客さんの持込みですが
たまに店頭に並ぶサンプルを気に入って
その場で購入することもあるそうです。

現在のところ「はりこ」では
大半が日本人のお客さん。
ヤンゴン地元の仕立て屋では難しい
日本語での細かい注文や、
日本人好みのシンプルなデザインに
出来る限り応えています。

「お客様のご要望があれば、
ここ(市場)の手芸屋さんを
一緒に見て回って、
好みのボタンやビーズを探したり」

そういうことも全部楽しみなのだと
話してくれました。

彼女自身、ロンジーが大好きで、
仕立てては普段から愛用してるそう。
この日のさやかさんは、
モン族の柄のロンジーとエインジー
(ミャンマー伝統ブラウス)。
※写真下

「この柄、とても気に入ってるんです。
小物を作るのにもいいんですよ」
と、同じ柄の財布とポーチを
バッグから取り出し見せてくれました。

店頭にミャンマー布の帯をディスプレイ。

実は私も、このモン族の布
好きなんです(うれしい!)
自宅のタンスに1枚眠ってるので
せっかくだし
ワンピース作ってみようかな、
っていう気になりました。

そしたら、次は
お仕立て体験レポート書きますね。


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[料金]
・ロンジー(ミャンマースカート)
 …15,000チャット〜
・ロンジー+ミャンマーブラウス  
 …30,000チャット〜
・ワンピース  
 …20,000チャット〜

※いずれも通常価格(仕立て期間は2週間程度)
※特急料金別途


[お問合せ]
HARICO はりこ

09-7843-40549
09-9707-29305
10:00〜17:00 月曜定休
木曜、土曜は日本語スタッフ常駐
 →日本語スタッフさん、毎日常駐になりました!

Ground Floor.No 51 west C Block, 
Bogyoke Aung San Market, Yangon
 →場所が、No.38に移転しました!

[オーダーメイド]ヤンゴンで普段着オーダーメイドを楽しもう。

街中の仕立て屋さん。露店も多いです。

日常着の「オーダーメイド」が、
暮らしのなかにある、ミャンマー。

ヤンゴンに住んでみてそのことを知り、
びっくりしました。

とくに女性たちは、
素敵な布を見つけたり、
布を贈られたりすると、
贔屓の仕立て屋さんに持ち込んで
ミャンマーの伝統服「ロンジー」を
つくっています。

オーダーメイドが主流の証拠(?)に
レディメイドの女性用ロンジーって、
ほとんど売ってません。
体型をあまり選ばない、
ヒモで結ぶ巻きスカートのロンジーが
外国人向けに置いてある程度です。


ロンジーとブラウスの色の組合せが
お洒落のポイントです。

街中を歩いていると、
レディメイドの安価な衣類が流通し、
海外の流行ファッションを
楽しむ人であふれています。

でもその一方で「ロンジー」や、
ロンジーと合わせる昔ながらの
シャツやブラウスは、
未だミャンマーで愛されている、
普段着なのだと実感します。

市場やショッピングセンターに行けば
無数の生地屋さんが並び、
ミャンマーの伝統布はもちろん、
タイやインドネシアからやってきた
シルク素材やバティック柄、
海外輸入のモダンプリントまで、
どんな布でもロンジーに変身します。


ロンジーの布(柄)とトップスの布(無地)のセット売りも、よくみかけます


本来のロンジーは、
布の両端を縫い合わせ筒状にしたもので
下半身を筒の部分にとおしたあと、
余り布をお腹の前で結んだり(男性用)
腰の側に折り込んで留める(女性用)
だけの、簡単で機能的な服なんです。

この着方だと、何度も巻き直したり、
留め直したりしなければならないのが、
ちょっと面倒。

街中でいきなりずり落ちちゃうこと、
ないんだろうか…と不安になっていたら、
最近はファスナーやホック付きの、
まさにロングスカートそのもののような
ロンジーを愛用する女性が多いそう。

タイトなロングスカートは、
細身のミャンマー女性に
本当にとてもよく似合います。
で・も!それを美しく着こなすには、
体型にぴったりのサイズでないと
いけません。

そこで仕立て屋さんの出番なのです。


昔ながらのミシンも現役です

それぞれの体型にあうよう作るだけでなく、
ボタンやレース、刺繍などをつけるなど、
自分の好みでアレンジ可能。

仕立て価格はロンジー1着で、
安い店だと3,000チャット(約300円)
くらいからあるようです。

簡単なものなら、
早くて1日で仕上げるサービスもあり
本当にお手軽べんり。

一度サイズを測ってもらった店でなら、
行く度に採寸の必要もありません!
皆さん実に慣れた感じで、
パパッと注文していきます。


仕立て屋さんの壁には、たくさんの注文票が。

民族衣装のオーダーメイドは、
タイやベトナム、中国などでも
旅行客や現地在住者に人気ですが、

ミャンマーほど気軽に楽しめる
民族服のオーダーメイドも
珍しいかもしれません。

ミャンマーに来たら、
ぜひ布選びから楽しんで、
ロンジーを仕立ててみてくださいね!


日本語の通じるオーダーメイドの店
HARICO @ボージョー市場