2月11日(木)
5:00
気球と朝日を見たくて、
今日もなんとか早起き。
早朝だけあげられる気球は、
バガンで人気のアトラクション。
乗るのは怖いですが、
どんな風にあがるのか、見てみたい。
2人そろって、ロンジーを着て出発!
6:00
ホテルから車で約5分ほどの
場所にあるパゴダに上って、
他の観光客の人々と共に
じっと朝日を待ちました。
風はなく、多少肌寒い程度の気温。
半袖の人も多い。
6:30過ぎ
空が桃色に染まり始めるも
太陽も気球も出てきません。
今日は朝日はみえないかな、
とあきらめてパゴダを降りたら、
別のパゴダに上った運転手さんが
「こっち、こっち」
と手を振っていました。
気球があがるのは、これからのようです。
運転手さんは、
立派な一眼レフを持参していた。
かなり写真が好きな人みたい。
しばらくすると遠くのほうで、
ボコボコ丸い球体が姿を見せはじめました。
そして、ゆっくりゆっくり
上空へ…
料金は1人300ドル以上なのに
こんなにたくさんの気球が
稼働するくらい客がいるなんて。
上空から眺めるバガンは
さぞかし絶景なんだろうなあ、
気持ちいいんだろうなあ…
と羨ましくなってきました。
7:00頃には
太陽を顔も出しました。
お腹が空いたのでホテルに戻り、
朝食の後は支度を済ませ、
10:00にはホテルをチェックアウト。
バガン1有名な
アーナンダ寺院を目指します。
アーナンダ寺院(1090年)
建立:チャンシッタ王(在位1084〜1113)
独特のご本尊。立っているのも珍しい |
チャンシッタ王は、
アノーラタ王の政策路線を継承しました。
当時は話し言葉しかなかった
ビルマ語の文字表記も確立。
周辺諸国との関係も良好で
平和と安定が保たれ、
彼の在位期間は一度も反乱が起きなかったそう。
アーナンダ寺院には、
チャンシッタ王の像があるそうですが、
私は見つけられず。
こうやって振り返ってみると
見れなかったものって結構あるんだなあ。
機会があれば
もう一度バガンに行ってみたい。
寺院入口に掲げられた黒板。人の名前と金額が書いてあるから、たぶん…寄付名簿? |
寺院入口を出てすぐのところに立つ喫茶店。運転手さん曰く「ちゃんとしたコーヒーが飲める店」 私たちもここでひと休み。 |
今回の旅では
ほとんど買物をしていない私たち。
「地球の歩き方」によると、
ニューバガンから車ですぐのミンナンドゥ村は、
綿の生産で有名とのこと。
綿といえば布!
何か面白い布が買えるかもと、
村へ行ってみる事に。
ニューバガンを走行中には、賑やかな一行に遭遇。
明日2月12日は、ミャンマーのユニオンデー。
その祝いのパレードでした。
アウンサン将軍の像を担いでねりあるく |
1947年2月12日、アウンサン将軍のもと、
英国植民地だったビルマの各民族代表が団結し、
独立への合意を交わしました。
そして、翌2月13日は
将軍のお誕生日でもあります。
12:00
ミンナンドゥ村
村に到着すると、
うちの運転手さんとも顔なじみらしき
若い女の子がやってきた。
この子は村のガイド役で
英語がとても上手。びっくり。
最近は日本語も習い始めたところだそう。
私たちが見て回ったのは、
恐らく一般民家なのですが、
自分たちの生活の場をそのまま
観光客に開放しているようです。
この時は屋根の葺き替え中でした。
(年に数回するそう)
村の人口や主な作物を手際良く説明し、
「ここがトイレで、台所で、」
と家の中を案内してくれます。
敷地内には、収穫された胡麻やピーナッツ、
とうもろこし等が積まれていました。
綿のほうはというと、
確かに手織りの機械があり、
織り途中の布もありましたが
大々的な生産ではなく、
自分達に必要な分だけ作るという印象。
観光客が姿を現すと、葉巻を作ったり、
糸を紡いだりと手を動かし始める
おばあちゃん達。
トウモロコシの葉で包んで作る葉巻 |
日本も昔は、こういう機械を使ってたんだろうなあ |
実演してみせるのも、
おばあちゃん達の仕事のひとつみたい。
糸つむぎおばあちゃん、葉巻の吸いっぷりがカッコ良くてしびれました。左はおばあちゃんの孫。 |
13:00過ぎ
近くにはレストランもなさそうなので
この村の食堂でお昼に。
Kさん、ローカル食堂初体験!
ミャンマー焼きそばを2人でわけあって食べました。
注文してから出てくるまで
とても時間がかかりましたが
のんびり休憩できてよかった。
食堂にはバイクや自転車など
自力でやって来た欧米人客もちらほら。
英語で案内してくれた女の子は
食堂の給仕役にもなるし
ココナッツジュースの注文が入れば
ココナッツを割り、
臨機応変に仕事をこなしていました。
私たちは彼女に案内料金を支払っておらず、
最後にチップを渡したら戸惑われました。
かといって、
しつこい物売りはいないし
布の販売アピールもなし。
この村を観光客に開放することで
どれだけここの住民に
お金が入るのか(利益があるのか)
複雑な気持ちです。
最後に、村にあるパゴダへ立寄り。 |
赤い大地 |
村を出たあとは、
うるし工房に行ったり、
ローカル喫茶店でお茶したりしつつも
だいぶ早めに空港に到着。
ニャウンウー空港はとても小さいですが、
簡単なお土産屋さんに、
お茶できるコーナーもあります。
しかし、私たちの飛行機
「ヤダナボン・エアライン」は
1時間遅れになってしまい、
空港で3時間も待ちぼうけ。
さすがにここで3時間潰すのは辛かった…
しかも搭乗予定時刻になっても
なんの連絡も報告もなし。
イライラ…
ヤダナボンはシステム化されてないのか
なんと自由席。
せっかく早く空港来たのに
離ればなれの席になるかもしれないなんて…
よけいイライラ…
結局19:00頃になって搭乗開始。
搭乗間際、目に入ったのが
ヤダナボンの機体に
誇らしげに塗装されたフレーズ。
「Enjoy, Royal Service !」
ともかく、
無事に帰ってこれたのでよかったです。
楽しかった。
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