モン族のロンジー布。伝統的な柄。 |
ミャンマーに来てから、
私はたくさんの布を買いました。
東京に住んでいた時は、電車を乗り継ぎ、
布の卸しの街・日暮里へでかけ、
迷いに迷って結局ほとんど何も買わずに
街を去ることもしばしば。
ヤンゴン生活では、車で20分。
私好みの布があふれる市場やお店に、
気軽に立ち寄ることができます。
布を買う便利さと安さで言えば、
東京よりも断然ヤンゴンが好きだ!
今でも服を仕立てることが
日常にあるミャンマー。
伝統の巻きスカート「ロンジー」は、
簡易だけれどとても合理的な民族服です。
一枚布を縫い合わせて作るので、
街にはたくさんの布があふれています。
ヤンゴンには、ミャンマー全土の布が集結。
他民族国家らしく、
それぞれの民族に伝統の柄があり、
最近ではそれらが融合し、新柄がどんどん出て来る。
ミャンマー織り物の世界は実に多様で、
楽しいのです。
なかでもよく買うのが、モン族の柄。
左がモン族の布。これでロンジー作りました。 |
魅力的な柄はいろいろあるけれど、
いちばん使い勝手のよい柄が、これなのです。
ロンジーはもちろん、
スカートやパンツなどに仕立てても可愛い!
私の身長は低いため、
大きい柄だと「着られている感」があり、
ちんちくりんになってしまう。
モンの柄は、
小さい黒の花柄と細い多色の縞模様が特徴で、
身につけたときの主張は控えめ。
色がたくさん入っているので、
上の洋服とあわせやすいのもうれしいです。
モン柄が使いやすいと考えるのは
日本人女性に共通しているようで、
私の周りには、この柄が好きな日本人女性が
何人もいるんですよ。
ロンジー布のカラーバリエーションは無限!
市場にでかけるごとに新色に出会えます。
でもその反面、
同じものを二度と見つけられない場合も。
例えば、上の写真の淡いピンク色は、
この時以降、見かけたことがありません。
もし「いい色!」だと思える布に出会えたら、
買っておいたほうがいいですよ。
これは、モン族の村があるバゴーで買ったもの。
右上のパステル調ピンクは初めて見ました。
この他にも、シルクで作ったものや、
ラメをたくさん織り込んで輝くもの
なんかもあります。
ロンジーでは着れない派手な布でも、サンダルなら試しやすいです。 |
このサンダルはキラキラのモン柄布。
そう、モン柄は、
洋服以外のアイテムでも
非常に使いやすい布なのです!
お友達愛用のお財布。ジップが2つ付いていて、使いやすい。 |
某カフェのクッションも、モン柄! まねしたい! |
ヤンゴンの雑貨屋さんでも
商品として扱っているところがありますよ。
手芸好きなら布そのものを買うのもいいし、
お土産ならこういうクッションカバーが
おすすめです。
○ロンジーやワンピのお仕立て
日本人経営の仕立て屋さん「ハリコ」
○クッションカバー等布小物
センスよいお土産がいっぱい「ポメロ」
○布を買う
じっくり選べる貴重な店「ミャンハウス」
素敵な布たちに囲まれて、楽しそうですね。紹介していただいたお店にも、是非とも行ってみたいです。ちなみにモンのキラキラ布で出来たサンダルは何方で?あと、もしかしたら以前ストランドホテルにあったJ's Irrawaddy Dream ってどこに移ったのかご存知ですか?素敵なアンティークの布もあるそうで。よかったら教えてください。みちこ
返信削除みちこさん、こんにちは。
削除モンのキラキラ布サンダルは、ヤンゴン市内に何カ所かある「ガーモンプインッ」というショッピングセンターの靴売り場で買いました。私が行ったのはKaba Aye Pagoda Rd沿いの宝石博物館そばの店舗です。これ以外にも、伝統布を使ったサンダルがいろいろありましたよ。
J's Irrawaddy Dream ですが、残念ながら私は聞いたことがありません(はじめて知りました)。どこかで情報を耳にしたら、ここにコメント残しますね。
ちーさん、早速の返答ありがとうございました!サンダルとってもかわいいので明日にでも見に行ってみようかと思ってます。もうひとつのお店も、去年ごろまでの英文雑誌に乗ってるお店なんです。ストランドホテルが開いたら、またはじめるのかな、私ももうちょっと調べてみますね。
返信削除えっ ストランドホテルって、改修中か何かなんですか?閉まってるのも知らなかったですー^^; みちこさんの気に入るサンダルが見つかりますように〜
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