2016年6月12日日曜日

[ヤンゴン観光]足踏みミシンに興奮!布小物の制作2時間レッスン。

Mさんの「あずま袋」が予想以上に可愛かった!
ワンポイントにいろいろ付けてみたくなりました。

布好きさん集まれ!


「ヤンゴンで、布小物の
制作体験レッスンを開いている
場所があるよ」

私の布好きを知る友人が、
そう教えてくれました。

主催者は、ボージョー市場で
おみやげクッキーを売る店
「シンピューレ」さん。
チャイナタウンにある工房で
希望者がいれば
随時受け付けているそう。

…なんだか面白そうだ!

ということで、
最近知り合ったばかりの
同じく布好きの友達Mさんに声をかけ、
参加してみました。


工房は、日本料理「MARU」の
徒歩圏内にあるアパート屋上階。
3面に窓があり、開放的な工房。広々としていて居心地がよかった〜

ちなみに布小物というのは、
お店でも販売しているこんなポーチ。
自分で好みのミャンマー布を組合せ、
パッチワークのように
縫い合わせるのです。

材料はすべて工房に用意されてます。ポーチの場合、料金10,000チャットで材料費込み。
使用する布。ミャンマーらしいロンジー用の布の他、色も柄もたくさん!

作りたいものを作る。


私はポーチはたくさん持っていて、
Mさんも「実は作ってみたい物がある」
と別々の希望があったため、
事前に担当者の方に相談しました。

結果、私はカットソー、
Mさんはあずま袋という手提げを
作ってみることに。

見本となる現物や画像を用意し、
裁縫の先生に確認してもらったところ、
「レッスン時間内で作れそうです」
との了解を頂けました。
なんて融通がきくんだ! 
ミャンマーのいいところ。

しかも、日本人担当者の方が
通訳してくれるので
言葉の心配もありません。

1回のレッスンは約2時間。
(洋服のばあい、時間がかかるものは
2回コースになることもあるそう)
工房設定のレッスンと異なる場合、
布は必要分を自分で持参します。


希望のデザインを再度説明し、
午前10時、いざ制作開始!

Mさん持参の布を確認する、工房の先生たち。


Mさんのあずま袋は、
製作図を持参していたのですが
そもそもミャンマーには
「あずま袋」がないため、
まずは皆で紙を使って
サンプルを作るところから始めました。
(私もあずま袋、知りませんでした…)

やってみたら、実にシンプル。
長方形の布を2カ所で折り曲げ、
脇を縫えば袋の形になります。

使用するのは足踏みミシン。
ミャンマーは停電が多いので、
足踏みが便利なのです。

さすが先生。
実に軽やかに、ササーッと
縫い上げていきます。
美しい縫い目に惚れ惚れ…

ブラザー製の足踏みミシン。レトロなデザインとキッチュな橙色が時代を感じさせます。

あずま袋、製作開始20分ほどで
完成してしまった。

袋の底の端を、折り曲げるかどうか相談中。
持つとこんな感じ。よい! 

Mさんが使用した布は
生成りの無地。

そのままでも充分素敵なのですが
この白いキャンバスに、
何か個性を出してみたくなりました。

刺繍しようか刺し子を入れようか
ミャンマー布をつけてみるか
いろいろアイデアを出し合い、
悩みに悩むMさん。

結局、
「今日はこのまま持って帰ります」
と、時間をかけて
どうするか考えることにしました。
じっくり考えるのもまた楽しいです。


興味深い、製作過程


いっぽう、私のカットソーですが
やはり難易度が高く、
なかなか自分で、
というのは難しかったです。

ミャンマーで買ったノースリーブを見本に作りました。
でも、洋服って
こんなふうに作られるのかあ、
とか
この道具ってココで使うんだ!
といういろんな発見があり
いずれ自分で服を作りたいと
夢見る私には、大きな収穫が
たくさんありました。

この定規! 存在は知っていたけど、使っているのを見たのは初めて。
ノースリーブではなく、半袖を希望しました。服のかたちになってきた!
襟元は接着芯で強化。なるほどー

足踏みミシンに挑戦!


普段は、ミニ電動ミシンを使っている私。
(最近は引っ張り出すのが面倒で、
もっぱら手縫いですが…)

せっかくここに来たんだから、
と、足踏みミシンに挑戦しました。

ただ直線に縫う。

それだけなのに…
電動とは全然勝手が違う!
左手で布を押しあげ、
右手で車を回しつつ、
ペダルを足で踏みながら、縫う。
これが想像以上に難しい。

うまく踏めないと針が動きません。
右手まで追いつかず、
車は先生が横で回してくれました。

それでも…うまく踏めないんです。
やっとこさ脇1本かけました。

ズレないようマチ針をたくさん入れ、そのままミシンをかける先生。すごっ
そんなこんなで、
ようやくカットソーも完成。

完成品の撮影忘れましたが、
希望どおりのかたちが出来ました。


ただ、終えてみての感想は、
「自分で作る」を体験するなら、
洋服はやめておいたほうが
いい、ということ。
(私は欲張りすぎました)

それでも、
シンプルなこういう服なら
2時間くらいで出来てしまうので
服の製作過程を見たいという人には
おすすめ。

Mさんの作った「あずま袋」、
とってもいいです。
あっという間にできるので、
その後の時間は
完成した袋に刺繍したりして、
オリジナル手提げが作れます。

雨季はなかなか外で遊べないので
こういう体験教室はありがたい。
お子さんがいらっしゃるなら、
親子で手芸体験もいいかもー。


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布小物体験レッスン
運営:お土産店「シンピューレ」
連絡:shinyume@myanmarcookies.jp
   09421160462
※「ミャンミャン」5月号にも体験記事出てます
今回は実験的に2つ異なるアイテムを同時に作成する事がきましたが、今後も同様の対応が可能かは未定とのことです。でも、こういう物が作ってみたいな…があれば、とりあえず問い合わせてみて下さい。可能な限り対応してもらえるはずです。



























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