2016年8月6日土曜日

【買い物】宝石博物館(前編):ヤンゴンで宝石を買うならここ。

色とりどりの宝石や天然石。いくらでも眺めていられる。眺めてると欲しくなる…

友人と一緒に、
久しぶりに宝石博物館に行きました。


宝石博物館の展示。


宝石博物館は、
ヤンゴンの数少ない観光スポットのひとつ。
私はヤンゴンに来るまで、
ミャンマーが世界有数の宝石産出国とは
まったく知りませんでした。
(そもそも宝石に興味がなかった)

こんな感じの雰囲気です。

[ヤンゴン百景 17]ミャンマーの博物館あるある?


最上階の展示は15分もあればじゅうぶん。
展示内容のわりに入場料が高いので、
行かずじまいの人も多いようです。

私も一度見に行ったきりですが、
結構面白かった。
説明書きはほとんどありませんが、
ミャンマーでいかにたくさんの宝石が
穫れるのか分かったし、
どの地方では何が穫れるとか、
聞いた事の無い名前の宝石を見られたり。

ミャンマーの石を買いたいなら、

事前に見るのがおすすめです。



いちばん取扱いが多いのは、値段の幅がダントツで広い「ミャンマーひすい」。

宝石博物館の宝石店。


博物館の1階から3階は
広々とした宝石販売スペースで、
いつ来てもほとんどお客さんがいません。

(それでも、ヤンゴンで宝石を買うなら
やはりここがおすすめだと聞きます)

店員さんたちは実にのびのび
マイペースに過ごしています。
ごはんを食べたり、
同伴したこどもの世話をしたり、
お経を唱えたり。

今回は来館したのが10時すぎで、
来館者は私と友人だけでした。

省エネ対策か、館内は
電気がほとんどついておらず、薄暗い。

販売フロアへ足を踏み入れると、
店員さんたちが一斉に、
こちらの動向を伺いはじめます。
強い視線を感じつつ歩みを進めると、
まるでセンサーライト反応の如く
私たちが通りかかった店の
蛍光灯のスイッチが「パチッ」と入る。
(客がいなくなるとまた消す)


粒が大きいのも、ゴロゴロ。こんな石が天然に存在するなんて、地球ってスゴい。

中には、お経をぶつぶつ暗記(?)
しながら客の前に立つ店員さんも。
こちらが質問すると答えますが、
またすぐにぶつぶつ…

強い客引きをする人には
会ったことがありません。

ボージョー市場よりは、
じっくり腰を据えて物色できそうです。

私は来館5回目くらいなのですが、
けっこう悩んで、結局買わない
の繰り返し。
どの店の店員さんも親切で
ここでの接客では、
嫌な気持ちをしたことは一度もないです。


以前、別の友人と来たときに立ち寄った店。ここのお姉さん、素敵な人でした。
裸石から好みのデザインを注文しようか、相談。悩みに悩み、ここまでやっといて買わず。嫌みのひとつもなく笑顔で見送ってくれました。

宝石博物館(後編):ミャンマー産ルビーを買う! 
へ続く。

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