2015年9月10日木曜日

【ヤンゴン百景 12】パッションフルーツの季節です。

有機栽培の野菜を販売している「Green Hill」さんで買いました。
いろいろ買ったので値段は覚えていませんが、この量で1,500チャット(約150円)しないくらいだった気が。


今日は、私の大好きなフルーツを紹介します。
パッションフルーツって知ってますか?

とっても酸味の強い、亜熱帯のフルーツ。
日本でも、近年はジュースの材料などに使われていますね。

赤い表皮のものが主流ですが、
ミャンマーでみかけるそれは、表皮が黄色い。
(でも中身はほぼ同じ)

ミャンマーでは、パッションフルーツは
それほどメジャーな果物ではないものの、
旬の今は、青空市場などでチラホラみかけます。
8月頃からが旬で、カチン州やマンダレー、
シャン州など、ミャンマー東北部で穫れるようです。


果実はちょっとグロテスク?・・・だけど美味しい。

今日、買って来て台所に置いておいたら、
酸味のあるよい香りを放っていました。

ゴルフボール大〜にぎり拳ほどの大きさ。
半分に切って、中の果実を食べるのですが、
ぬるりとした果実はとってもみずみずしく、
果実というより果汁を楽しむ感覚です。

種がたっくさん入っているので
ひとつずつ吐き出すのはかなり面倒。
(好き嫌いがありそうですが)
種もガリガリ一緒に噛み砕いて食べるのも、
パッションフルーツの面白いところです。


以前パッションフルーツを買ったとき、
店先に並んでいるときはつるんとしていたのに、
翌日になって食べようとしたら、
表皮がしわしわになっていて驚いたことがありました。


左がシワシワになったもの。


そんなに早くダメになってしまう果物なの?
とも思いましたが、中味は問題なく食べられたのです。
その疑問が今日、
Green Hillさんに行って解決しました。

店頭に並んだパッションフルーツを物色していると、
脇に説明書きが貼りつけられてあり、
次のようなことが書かれていました。

“パッションフルーツの皮がシワシワになるのは、
追熟が進んでいるからで、甘みが増している証拠です”




なるほど!

そうだったのかあ。


ダメになったんじゃなくて、
むしろ美味しくなってたんですね。


さいごに、私がおすすめする
パッションフルーツの食べ方を紹介します。

ベトナムはハノイのホテルで、
朝食中にスタッフの方に教えてもらいました。

半分に切ったパッションフルーツに、
ヨーグルトを少しずつ混ぜながら食べる。

ただそれだけなのですが、最高の組合せ!
贅沢なヨーグルトソースです。

パッションフルーツはとても酸味が強いので、
酸味が少なくて甘い、
バニラヨーグルトがベスト。

果実が小さければ、逆にヨーグルトの上にかける。
ミャンマーにはバニラヨーグルトがないので
プレーンヨーグルトにはちみつを足しています。



果実を半分に切るだけで、フレッシュソースの完成。


ちなみにハノイでは、街角のあちこちで、
パッションフルーツの生ジュースの露店を見かけました。
ベトナムでは主流のフルーツなのかもしれません。


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