朝の南鑼鼓巷。 |
北京の青空、やっと見られた!
昨日までの北京と同じ場所とは
思えないほど爽やかな朝でした。
最終日のこの日は、
16:00台の便で北京を発つので
お昼いっぱいのんびり散策。
8:00
ホテルを出て
地安門大街を后海方面へてくてく…
朝食の食べられる店を探します。
地安門大街。 |
と書かれた店を発見したので
そこで朝ご飯を食べました。
北京の朝ごはんの定番には、
味のない揚げパンのような
「油条」と豆乳、
小さい肉まんのような「包子」
などがあります。
そんな中、私がとくに好きなのが、
留学時代に学校の食堂でよく食べた、
「豆腐脳」です。
漢字で書くとちょっと
躊躇しちゃう料理名ですが、
ゆるーい絹ごし豆腐に、
黒酢風味のあんがかかっていて、
おいしい。
東京にも、
たくさん中華料理店はありますが
「豆腐脳」は見たことないなあ。
(作ろうと思えば、
自分で作れるのかも?)
これが豆腐脳だ! |
8:30
景山公園を目指し、てくてく..
地安門大街をずっと南へ歩けば
景山公園に着きます。
徒歩20分くらいでしょうか。
故宮を一望できるこの場所が好き。 |
景山公園は、
北京屈指の観光スポットで、
故宮のすぐ北に位置します。
風水学的にみて、
北方から故宮の中に邪気が
入ってくるのを守るため、
小高い丘を作ったのが
最初だそうです。
いま、その丘の頂上から見えるのは
壮大な世界遺産・故宮と、
昔ながらの北京の街並み、
そして高層ビル群です。
北京の街は、故宮を中心に、
道路が碁盤の目状に走っています。
北を向けば、古より時を知らせる鼓楼
南を向けば、故宮やモダンな国立大劇場
西を向けば、北海公園
東を向けば、高層ビル群
と、ここから北京のさまざまな表情を
360°ぐるりと見渡すことができます。
朝のみずみずしい空気の中散歩
に来るのもいいし、
夕焼けの時間帯も素敵です。
冬に雪が降ったときなんて、
真っ白になった故宮を見下ろすと
とても美しいんです。
北に伸びるは、さきほど通ってきた地安門大街と鼓楼。 |
留学時代、北海公園の敷地内で、
日本語を教えていた時期があります。
南鑼鼓巷の宿舎からは、
自転車で通っていたのですが、
そのルートがちょうど、
地安門大街→景山公園→故宮→北海公園で、
今日歩いた道と同じでした。
週1回、
真冬の寒さの中を観光気分で
自転車をこいでいたあの頃が懐かしい。
10:00
景山公園からバスに乗り、
交道口大街まで戻ってきた。
国子監の緑がまぶしい〜
国子監街には、
ショップやカフェなどが点在し、
散歩するには楽しいとこなのですが
やはりどこも昼近くにならないと
開かないみたいです。
この通り沿いにある
「国子監」は、
元、明、清朝の教育機関。
科挙の試験会場でもありました。
敷地内には、科挙合格者の
名前を刻んだ石碑も。
ここには儒教の始祖・孔子を祀る
「孔廟」があるため、
学生さんが多く訪れています。
10:30
国子監から、さらに東へ歩くと
チベット仏教寺院の雍和宮
があります。
立ち寄ってみると、
ここも緑がまぶしー。
人気観光地なので、
この日もたくさんの外国人で
あふれかえっていました。
ありがたい仏様の部屋は
写真撮影等が禁止になのですが
お構いなしに写真を撮る人が
絶えません。
部屋で監視している僧侶の方が
「No photo!」と繰り返し
注意してまわっています。
どうか僧侶の方の1日が
「No photo!」と叫ぶことで
終ることのないよう
マナーを守ってほしいです。
11:00
タクシーで南鑼鼓巷に戻る。
最後の昼食は、
四川料理店「兄弟」で。
この店も留学先から近かったので、
よく通いました。
24時間営業で価格も手頃。
どれを食べても美味しいです。
店はいつも繁盛しているせいか
時が経つにつれ、店の様子も
どんどん変化しています。
2005年当時はとても質素な
ふつうの店だったのが、
いつの間にか豪華なシャンデリア
をぶらさげ、中途半端に
高級感を演出していました。
価格は微妙にあがりましたが
許容範囲です。
写真を見ただけでもヨダレが… |
ここのタンタン麺は、
シビレる辛さが半端なく
いつも涙目で食べていました。
留学時代は、
タンタン麺のミニサイズを
夜食がわりに食べたものです。
日本に帰国した今でも、
ずっと忘れられない味。
久しぶりに食べられて感激!
(ちょっとシビレ具合に
パンチがなくなったかも?)
混雑する時間は相席になりますが
一人でも気軽に行ける店です。
ぜひ行ってみてください!
巴渝兄弟川菜 (四川料理)
http://www.dianping.com/shop/514131
12:00
ホテルをチェックアウトし、
スーツケースを引きずりながら
王府井行きのバスに乗る。
王府井書店でHSKの問題集を購入。
13:00
シュウさん夫婦が空港まで送ってくれ
無事帰路につきました。
北京再見!
完
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